リンガーハットの株価は割高だが安定?株主優待はお得なのか考えてみた【8200】

リンガーハット(8200)の株価は外食系銘柄にありがちですがやや割高です。それでもある一定のレンジ内で比較的安定して推移しています。

はたしてこの先のリンガーハットの株価がどうなるのかを業績推移、株価チャート、各指標、配当から考えてみました。株主優待も実施しているのでそのお得度もみてみます。

  • リンガーハットの株価指標と配当・株主優待の利回りを確認
  • リンガーハットとは、業績推移と株価チャートを確認
  • 株価は今後どうなるか最新の業績と見通しについて

各指標と配当、株主優待を確認

はじめにリンガーハットの株価指標と配当利回りについてです。

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,417円

予想年間配当:12円

年間配当利回り:約0.5%

PER:60.2倍、PBR:3.12倍

PERは外食銘柄というくくりの中でも割高です。PBRもやや割高です。とはいえ、飛びぬけて割高というわけでもないです。外食銘柄の中にはもっと割高な銘柄もあります。配当利回りはあまり良くないです。

※株価は2019年10月23日終値

過去の配当推移を確認

リンガーハットの配当推移です。

2015年2月期2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
13円17円20円16円12円12円

配当は減配傾向です。業績に応じて配当を出すという印象が強く、配当性向はおおよそ30%くらいで推移しているため、今後も業績次第で配当が変動する可能性が高いです。

株主優待制度について

リンガーハットの株主優待は、毎年2月末と8月末に保有株式数に応じて 「食事優待券」がいただけます。

保有株式数優待内容
100株以上300株未満食事優待券 1,100円分(550円券×2枚)
300株以上500株未満食事優待券 3,850円分(550円券×7枚)
500株以上1,000株未満食事優待券 6,600円分(550円券×12枚)
1,000株以上2,000株未満食事優待券 13,750円分(550円券×25枚)
2,000株以上食事優待券 27,500円分(550円券×50枚)

さらに3年以上継続保有した場合、2月末に追加で「食事優待券」がいただけます。

保有株式数優待内容
100株以上999株未満食事優待券 +1,100円分(550円券×2枚) ※3年以上継続保有
1,000株以上食事優待券 +2,200円分(550円券×4枚) ※3年以上継続保有

優待利回りは100株保有(241,700円)で年間2,200円分なので約0.9%です。配当と合わせても年間利回りは約1.4%なので微妙な数値ですね。

参考:株主優待制度|株式会社リンガーハット公式サイト

業績の推移と株価チャートの確認

次にリンガーハットの業績推移と株価チャートを確認します。

リンガーハットとは

株式会社リンガーハット(Ringer Hut Co., Ltd.)は、グループでちゃんぽん店「リンガーハット」、とんかつ専門店「濵かつ」等の外食チェーン店等を展開する日本の外食産業の事業持株会社である。

wikipediaより抜粋

リンガーハットの売上・利益の軸は「リンガーハット」と「とんかつ濵かつ」です。直営店がメインですが、フランチャイズも展開しています。海外へも出店していますが、まだ海外の店舗数は少ないです。

売上高と経常利益の推移

下記はリンガーハットの過去5期分+今期の予想売上高・経常利益の推移です。

売上は右肩上がりですが、利益は苦戦しています。2020年期は前期比で増益予想ですが、やや弱い印象です。

株価チャートを確認

下記はリンガーハットの約3年分の株価チャートの週足です。

利益が伸び悩んでいる中、株価は一定レンジ内で推移しています。

最近の業績と今後について

最後に直近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年10月11日の決算にて2020年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は10.5億円と発表しました。上期計画の12億円には届かず、通期計画の25億円に対する進捗率は42.1%となりました。

1Qの決算は前年同期比でプラスでしたが、2Qはマイナスとなり、この先の巻き返しが必要となります。

今後について

リンガーハットは2019年8月1日から一番人気のランチメニューを10円値下げしたのに加えて、低価格のランチメニューを追加しました。月次売上情報では売上高・客数がやや持ち直している様にみえますが、明らかに効果が出ているとは言いにくいです。

この先も人件費の増加、水道光熱費の上昇などのコストが利益を圧迫する可能性が高いです。2019年2月期は業績悪化から配当を減額修正しました。2020年2月期の配当もどうなるか、上期の決算ではやや不安が残る結果となっています。

現在の株価はレンジのちょうど真ん中あたりにあります。ここ数年、ある一定レンジで株価が推移しているというのは株価が下落した時に若干買いやすい理由になりますが、下落した理由をしっかり考える必要はありそうです。

参考:2019年9月度月次情報|株式会社リンガーハット

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