リンガーハットが業績悪化も株価はあまり下落せず、今後の配当や優待はどうなる【8200】

ちゃんぽん店「リンガーハット」を展開するリンガーハット(8200)。外食業界を取り巻く状況がかなり悪く、大きく赤字見通しです。株価は一時大きく下落したものの、すぐに上昇して外食系銘柄にありがちな割高水準です。はたして今後のリンガーハットの株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

リンガーハットの株価POINT
  • 株価は割高で配当・優待の利回りは高くない
  • 3期連続で配当を減額修正しており不透明感は強い
  • 売上は右肩上がりだが利益は減少推移
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リンガーハットの事業内容と株価指標

はじめにリンガーハットの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,324円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:–
予想PER:—
PBR:5.29倍

2021年1月21日終値時点のデータ

赤字見通しのためPERは算出不可、PBRは割高です。年間配当は未定ですが中間配当を見送っています。

リンガーハット(8200)の事業内容

株式会社リンガーハット(Ringer Hut Co., Ltd.)は、グループでちゃんぽん店「リンガーハット」、とんかつ専門店「濵かつ」等の外食チェーン店等を展開する日本の外食産業の事業持株会社である。

リンガーハット – Wikipediaより抜粋

リンガーハットの売上・利益の軸は「リンガーハット」と「とんかつ濵かつ」です。直営店がメインですが、フランチャイズ展開もしています。海外出店していますが店舗数は少ないです。

参考:3分でわかる!リンガーハット|株式会社リンガーハット

リンガーハットの株主優待と配当推移

次にリンガーハットの株主優待と配当推移を確認していきます。

リンガーハットの株主優待制度

リンガーハットの株主優待は「食事優待券」です。毎年2月末と8月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上300株未満食事優待券 1,650円分(550円券×3枚)
300株以上500株未満食事優待券 3,850円分(550円券×7枚)
500株以上1,000株未満食事優待券 6,600円分(550円券×12枚)
1,000株以上2,000株未満食事優待券 13,750円分(550円券×25枚)
2,000株以上食事優待券 27,500円分(550円券×50枚)

さらに3年以上継続保有した場合、2月末に追加で「食事優待券」がいただけます。

2020年2月末から「100株以上300株未満の場合、優待券2枚(1,100円相当)から3枚(1,650円相当)に拡充」しています。100株保有で年間3,300円分なので優待利回りは約1.4%です。

参考:株主優待制度|株式会社リンガーハット

配当金の推移

下記はリンガーハットの配当金の推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

リンガーハットの年間配当金推移

2016年2月期:17円
2017年2月期:20円
2018年2月期:16円
2019年2月期:12円
2020年2月期:10円
2021年2月期:未定

配当は減配しています。

配当方針として「連結ベースの配当性向30%を基準」です。ここ数年の配当は方針通り配当性向が約30%で推移していました。しかし、2020年2月期は最終利益が赤字となり減額修正。2021年2月期の年間配当は未定としていますが中間配当を見送り、かなり厳しくなるのが想定されます。

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リンガーハットの業績推移と株価チャート

次にリンガーハットの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、利益は減少しています。2020年2月期は当初増益の見通しでしたが、下方修正を行い減益に。2021年2月期の経常損益は57億円の赤字見通しでかなり厳しいです。

株価チャートの推移

下記はリンガーハット5年分の週足株価チャートの推移です。

利益は減少推移していましたが、株価はレンジで推移。2020年3月、4月に大きく下落しましたがその後すぐに上昇。大きく赤字見通しですが過去の株価と比較するとあまり下落していません。

リンガーハットの決算内容と今後について

最後にリンガーハットの決算内容と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年1月14日の決算にて2021年2月期3Q累計(3-11月)の連結最終損益は73.2億円の赤字と発表。3Q単体でも赤字となり、引き続き厳しい状況です。

今後について

徐々に売上は改善されていますが、まだまだ前年同期比でマイナス推移と厳しい状況です。また、2018年2月期-2020年2月期の3期連続で業績悪化から配当を減額修正しています。2021年2月期の年間配当は未定ですが、かなり厳しいのが想定されます。

短期的な厳しさを考えると株価には大きく出ておらず、割安感はありません。100株以上保有の株主優待を拡充して優待に積極的ですが、配当は厳しい推移です。今後の業績も厳しい状況が続けば当然、優待に影響が出る可能性も想定されます。

参考:更新情報|株式会社リンガーハット

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