ちゃんぽん店「リンガーハット」を展開するリンガーハット(8200)、株主優待は3年以上の継続保有で金額がアップします。株主優待制度に加え、業績推移・株価チャート・配当推移を確認していきます。
リンガーハットの株価情報と配当・優待
リンガーハットの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価指標(2023年11月22日終値時点)
株価:2,307円
予想PER:149.42倍
PBR:5.01倍
予想EPS:15.44円
時価総額:601億円
最新の株価参考:(株)リンガーハット【8200】:Yahoo!ファイナンス
配当情報
2024年2月期の予定年間配当:10円
予想年間配当利回り:0.43%
配当金の推移
下記はリンガーハットの配当金推移です。配当権利日は、8月(中間配当)と2月(期末配当)です。
2023年2月期は無配当となりましたが、2024年2月期は復配予定としています。
2024年2月期の予想配当性向は約65%です。
配当方針と今後の配当について
配当方針は「連結ベースの配当性向30%を基準」としています。
2022年2月期は減額修正、2023年2月期は配当見送りに変更しており、厳しさも見えます。
株主優待制度について
リンガーハットの株主優待は「食事優待券」です。優待権利月は2月と8月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上300株未満 | 食事優待券 1,650円分(550円券×3枚) |
300株以上500株未満 | 食事優待券 3,850円分(550円券×7枚) |
500株以上1,000株未満 | 食事優待券 6,600円分(550円券×12枚) |
1,000株以上2,000株未満 | 食事優待券 13,750円分(550円券×25枚) |
2,000株以上 | 食事優待券 27,500円分(550円券×50枚) |
3年以上継続保有した場合、2月末に追加で「食事優待券」がいただけます。
優待利回り
100株保有で年間3,300円相当と換算した場合、優待利回りは約1.4%です。3年以上継続保有で+1,100円なので、その場合は約1.9%です。
リンガーハットの業績推移と株価推移
リンガーハットの業績推移と株価推移を確認していきます。
売上高と利益の推移
下記はリンガーハットの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年2月期の最終損益は87.4億円の赤字でかなり厳しくなりました。
2022年2月期は協力金の計上もあり経常利益は黒字回復、2023年2月期は営業損益は連続赤字に。
2024年2月期は黒字回復見通しとしています。
株価の推移
下記はリンガーハット5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に大きく下落しましたが、直ぐに回復してレンジで推移しています。
リンガーハットの事業内容と財務状況
リンガーハットの事業内容と財務状況を確認していきます。
リンガーハット(8200)とは
株式会社リンガーハット(Ringer Hut Co., Ltd.)は、グループでちゃんぽん店「リンガーハット」、とんかつ専門店「濵かつ」等の外食チェーン店等を展開する日本の外食産業の事業持株会社である。
リーマン・ショックによる収益減の事態に対し、ロードサイド店舗を大量閉鎖する一方で、ショッピングセンターのフードコートに大量出店する戦略を採り、これが都心回帰傾向と重なって、業績を回復させるに至った。
リンガーハット – Wikipediaより抜粋
事業の中心は「リンガーハット」と「とんかつ濵かつ」です。直営店がメインですが、フランチャイズ展開もしています。海外出店もしていますが主に日本国内に展開しています。
3カ月決算の実績
下記はリンガーハットの連結経常利益の推移と前期との比較です。
2024年2月期の連結経常利益は9億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はリンガーハットのキャッシュ・フロー推移です。
リンガーハットの優待・配当について
100株以上保有の株主優待を拡充するなど優待に積極的です。
配当は復配予定ですが利回りは低め、無配の時もあり業績に大きく連動する印象です。