高島屋の株価分析!業績悪化で急落!赤字でも配当据え置き!今後の株価はどうなるか【8233】

大手老舗百貨店の高島屋(8233)。インバウンド需要の大幅減少で業績悪化、株価が長期で下落しています。果たして今後の株価と配当がどうなるのか。株価下落の理由をはじめ、業績推移や株価チャート・配当推移を分析してみました。

高島屋の株価POINT
  • PBRは割安感が強く、配当利回りは高め
  • 配当は安定推移、赤字も配当は据え置き
  • 短期的には厳しい条件が揃っている
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高島屋の事業内容と株価指標

はじめに高島屋の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,172円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:2.05%
予想PER:19.5倍
PBR:0.5倍

2021年4月14日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。年間の配当利回りは平均より高めです。

高島屋(8233)とは

株式会社 高島屋(たかしまや、英: Takashimaya Company, Limited)は、京都を発祥とする老舗百貨店。日本百貨店協会に加盟しており、ハイランドグループを主宰している。ロゴでは「高」の字にいわゆる「はしご高(髙)」の字体を用いている。

大手百貨店グループの中では三越伊勢丹HD (1兆2,872億円)、J.フロントリテイリング(1兆1,635億円)に次ぐ日本3位の売上げを誇り、独立系百貨店としては最大である。

髙島屋 – Wikipediaより抜粋

高島屋は老舗の百貨店で、日本全国だけでなくシンガポール・中国など海外(アジア)にも展開しています。

参考:グループ総合戦略|高島屋

高島屋の業績推移と株価チャート

次に高島屋の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年2月期、2020年2月期と連続減益。2021年2月期は赤字となり厳しい推移です。2022年2月期は黒字復活予想ですが、不透明感はあります。

参考:主な財務情報|高島屋

株価チャートの推移

下記は高島屋5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年から下落推移しています。決算にて前年同期比でマイナスが続くたび株価が下落しています。2020年10月には赤字見通しを発表しましたが、既にある程度想定されていて株価が下落していたため、反応は薄かったです。

2021年以降はやや株価が上昇していますが、まだ完全に上昇とは言えない状況です。ここからの上値メドは1,300円、下値メドは1,000円辺りと見ることができます。

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高島屋の配当推移と株主優待

次に高島屋の配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記は高島屋の配当金の推移です。年2回、中間配当(8月末)と期末配当(2月末)を実施しています。

高島屋の年間配当金推移

2017年2月期:24円
2018年2月期:24円
2019年2月期:24円
2020年2月期:24円
2021年2月期:24円
2022年2月期:24円(予)

配当金は年間24円で据え置きしています。

2021年2月期は大きく赤字でしたが配当は据え置き。2022年2月期も据え置き予定としています。配当性向は2020年2月期が25.7%、2021年2月期は最終赤字。2022年2月期の予想は約40%です。

株主優待制度について

高島屋の株主優待は「10%割引の株主優待カード」です。権利日は2月末と8月末の年二回です。保有株式数により、10%割引が適用される上限金額が変わります。

保有株式数利用限度額
100株以上 500株未満30万円
500株以上上限なし

一部ブランド・タバコ、商品券等は割引対象外ですが、高島屋オンラインでも利用できます。普段から高島屋を利用する人にはお得な優待です。

参考:株主優待制度のご案内|高島屋

高島屋の決算内容と今後の見通し

最後に高島屋の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年4月12日の決算にて2021年2月期の連結経常損益は136億円の赤字と発表。2022年2月期は120億円の黒字見通し、年間配当は据え置きの24円予定としています。

今後の見通しについて

これまでインバウンド需要に支えられていたのもあり、2021年2月期は大きく業績悪化で赤字となりました。2022年2月期は黒字回復予定としていますが、インバウンドが復活するのにはまだまだ時間がかかりそうなため、短期的な業績は厳しいのが想定されます。

高島屋は不動産・金融業も行っていますがメインは百貨店事業です。今後、百貨店事業は不採算店舗の閉鎖や組織のスリム化を行い収益の改善を行いながら、成長事業の金融・海外事業を拡大していく予定としています。株価指標に割安感があり復活する可能性も当然ありますが、まだまだ厳しい条件が揃っているため、株価が安く推移しているとも言えます。

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