高島屋の株価分析!業績悪化で長期株価の下落・赤字でも配当据え置きだが今後どうなるか【8233】

大手老舗百貨店の高島屋(8233)。インバウンド需要の大幅減少で業績悪化、株価も長期で下落しています。果たして今後の株価と配当がどうなるのか。株価下落の理由をはじめ、業績推移や株価チャート・配当推移を分析してみました。

高島屋の株価POINT
  • PBRは割安感が強い
  • 配当は安定推移、赤字も配当は据え置き
  • 短期的には厳しい条件が揃っている
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高島屋の株価指標と事業内容

はじめに高島屋の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,304円
予定年間配当:24円
年間配当利回り:1.84%
予想PER:21.7倍
PBR:0.55倍

2021年6月28日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。年間配当利回りは平均水準です。

高島屋(8233)とは

株式会社 高島屋(たかしまや、英: Takashimaya Company, Limited)は、京都を発祥とする老舗百貨店。日本百貨店協会に加盟しており、ハイランドグループを主宰している。ロゴでは「高」の字にいわゆる「はしご高(髙)」の字体を用いている。

髙島屋 – Wikipediaより抜粋

高島屋は老舗の百貨店で、日本全国だけでなくシンガポール・中国など海外(アジア)にも展開しています。独立系百貨店としては国内最大です。

参考:グループ総合戦略|高島屋

高島屋の業績推移と株価チャート

次に高島屋の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年2月期、2020年2月期と連続減益。2021年2月期は赤字となり厳しい業績推移です。2022年2月期は黒字復活予定ですが、完全回復とはいかず厳しさがあります。

参考:主な財務情報|高島屋

株価チャートの推移

下記は高島屋5年分の週足株価チャート推移です。

株価は2018年から下落しています。前年同期比でマイナスが続き株価も下落、2020年10月に赤字見通しを発表しましたが、既にある程度想定されていたため、反応は薄かったです。2021年以降はやや上昇していますが、まだ完全に上昇とは言えない状況です。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,800円、下落した場合のメドは1,000円辺りと見ることが出来そうです。

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高島屋の配当推移と株主優待

次に高島屋の配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記は高島屋の配当金の推移です。年2回、中間配当(8月末)と期末配当(2月末)を実施しています。

高島屋の年間配当金推移

2017年2月期:24円
2018年2月期:24円
2019年2月期:24円
2020年2月期:24円
2021年2月期:24円
2022年2月期:24円(予)

配当金は年間24円で据え置き推移です。配当性向は2020年2月期が25.7%、2021年2月期は最終赤字。2022年2月期の予想は約40%です。2021年2月期は大きく赤字でしたが配当は据え置き。2022年2月期も据え置き予定としています。

株主優待制度について

高島屋の株主優待は「10%割引の株主優待カード」、権利日は2月末と8月末の年二回です。保有株式数により、適用される上限金額が変わります。

保有株式数利用限度額
100株以上 500株未満30万円
500株以上上限なし

一部ブランド・タバコ、商品券等は割引対象外ですが、高島屋オンラインでも利用できます。普段から高島屋を利用する人にはお得な優待です。

参考:株主優待制度のご案内|高島屋

高島屋の決算内容と今後の見通し

最後に高島屋の決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年6月25日の決算にて、2022年2月期1Q(3-5月)の連結経常利益は1.4億円と発表。通期計画の120億円に対する進捗率は1.2%となりました。

今後の見通しについて

これまでインバウンド需要に支えられていたのもあり、2021年2月期は大きく業績悪化で赤字となりました。2022年2月期は黒字回復予定としていますが、インバウンドが復活するのにはまだまだ時間がかかり、短期的な業績は厳しいのが想定されます。

他事業について

高島屋は不動産・金融業も行っていますがメインは百貨店事業です。今後、百貨店事業は不採算店舗の閉鎖や組織のスリム化を行い収益の改善を行いながら、成長事業の金融・海外事業を拡大していく予定としています。株価が底値から抜けたとはいえ、割安感があり、まだまだ厳しい条件が揃っているため、中々上昇できていないとも言えます。

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