三菱商事の配当は累進方針で安定増配推移・株価は大きく上昇する場面も【8058】

総合商社の三菱商事(8058)、累進配当方針で配当が安定的に増配推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

三菱商事のPOINT
  • 累進配当方針で安定増配推移、高めの利回り
  • 株価は大きく上昇する場面も
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月19日終値時点)

株価:3,302円
予想PER:14.24倍
PBR:1.5倍
予想EPS:231.83円
時価総額:13兆7,991億円

最新の株価参考:三菱商事(株)【8058】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:100円
予想年間配当利回り:3.03%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

連続増配推移で2025年3月期も増配予定としています。

配当性向は2024年3月期が30.4%、2025年3月期の予想が約42%です。

配当方針の確認

株主還元の基本方針は『中期経営戦略2024』にて「利益成長に応じて増配を行う累進配当」、「30%~40%程度の総還元性向を目処」としています。

参考:配当情報|三菱商事

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・経常利益・最終利益の推移です。

2020年3月期、2021年3月期と連続減益になりましたが、2022年3月期、2023年3月期は大きく回復。

2024年3月期は減益に、2025年3月期は最終減益見通しとしています。

参考:業績・財務データ|三菱商事

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

2020年は取り巻く環境の変化や商社銘柄への注目もあり不安定な動きに。2021年は上昇、2022年は緩やかに推移していましたが、2023年以降は大きく上昇する場面が出ています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱商事(8058)の概要

三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英: Mitsubishi Corporation)は、三菱グループの大手総合商社。

三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅と共に五大商社の一つ。

三菱商事 – Wikipediaより抜粋

三菱商事は日本最大規模の総合商社です。国内外の拠点数は200を超え、多くの企業と連携しながらビジネスを展開しています。

「三菱食品(7451)」、「ローソン(2651)」などの上場子会社、関連会社は1,700社以上あります。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2023年3月期の営業CFは大きく増えています。

配当について

経営戦略として累進配当を継続して打ち出しており、株価が上昇していますが、高めの配当利回りです。

株を保有するときは配当を見るのではなく、まずはこの先もしっかり利益を上げることが出来るかを考えることが重要です。どの企業にも言えますが、配当を減らさない方針でも利益減少が続けば、いつかは配当が無くなります。

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