京セラ【6971】株主優待を新設しQUOカードなどを実施・高めの配当利回り

大手電気機器メーカーの京セラ(6971)。長期保有の株主優待制度を新設し、QUOカード、カタログギフトを実施しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

京セラのPOINT
  • 長期保有の株主優待を新設
  • 配当は増配傾向で推移、高めの利回り
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京セラの株価情報と配当・優待

京セラの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価指標(2024年2月2日終値時点)

株価:2,087.5円
予想PER:29.5倍
PBR:0.94倍
予想EPS:70.76円
時価総額:3兆1,531億円

最新の株価参考:京セラ(株)【6971】:Yahoo!ファイナンス

配当情報

2024年3月期の予定年間配当:50円
予想年間配当利回り:2.4%

配当金の推移

下記は京セラの配当金推移です。配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

京セラの年間配当金推移

2019年3月期:35円
2020年3月期:40円
2021年3月期:35円
2022年3月期:45円
2022年3月期:50円
2023年3月期:50円(予)

2021年3月期は減配も2022年3月期は増配、2023年3月期も増配しています。

配当性向は2023年3月期が56.1%。2024年3月期の予想が約70%です。

配当方針の確認

京セラの利益配分の基本方針は「連結配当性向を50%程度の水準で維持する配当方針」としています。

参考:配当金|京セラ

株主優待制度について

株主優待制度は「QUOカード」、「カタログギフト」を実施、優待権利月は3月で長期保有が条件です。

保有株式数優待内容
100株以上
500株未満
QUOカード 1,000円(1年以上5年未満)
QUOカード 2,000円(5年以上)
500株以上
1,000株未満
カタログギフト 3,000円相当(1年以上5年未満)
カタログギフト 5,000円相当(5年以上)
1,000株以上カタログギフト 5,000円相当(1年以上5年未満)
カタログギフト 10,000円相当(5年以上)

また、「自社およびグループ会社指定の製品・サービスを特別価格で提供」も実施。優待権利月は3月と9月、全株主が対象です。

参考:株主優待|京セラ

優待利回り

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.5%です。

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京セラの業績推移と株価推移

京セラの業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は京セラの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は減益となりましたが、2022年3月期は大きく伸びました。

2023年3月期は減益、2024年3月期はさらに減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|京セラ

株価の推移

下記は京セラ5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に下落、2021年に入り上昇した後はレンジで推移。

2023年は上昇する場面が出ています。

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京セラの事業内容と財務状況

京セラの事業内容と財務状況を確認していきます。

京セラ(6971)とは

京セラ株式会社(きょうセラ、英: KYOCERA Corporation)は、電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーである。

UFJグループ・みどり会に加盟。

京セラ – Wikipediaより抜粋

主な事業は「産業・自動車用部品」、「半導体関連部品」、「コミュニケーション」、「ドキュメントソリューション」などです。子会社に「京セラコミュニケーションシステム」、「京セラドキュメントソリューションズ(旧・京セラミタ)」などがあります。

3カ月決算の実績

下記は京セラの各決算期における連結税引前利益の推移と前期との比較グラフです。

2024年3月期の連結税引前利益は1,400億円見通しとしています。

京セラの配当・優待について

配当は増配傾向で推移し高めの利回りですが、予想配当性向が高く不透明感があります。

株主優待制度は長期保有の優待を新設、QUOカード・カタログギフトを実施、利回りは低めです。

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