ライオン(4912)の株価は安定?株主優待はお得なのか考えてみる

ライオン(4912)の株価はここ数年安定しており、配当も増配傾向です。

この先も増配を続けることができるのか、現在の株価はどうなっているのか。業績や株価チャート、各指標の割安度、配当推移などから考えてみました。

  • 現在の株価、各指標や配当利回りと株主優待を確認
  • 過去の業績推移と株価チャートを確認
  • これからの見通しについて、最近の業績や今後について確認

現在の株価の各指標と配当利回りと株主優待について

はじめにライオンの現在の株価の各指標と配当、株主優待について見ていきます。

株価、各指標と配当利回りはどうなっているか確認

ライオンの現在の株価は2,107円。 年間配当は21円の予定なので年間配当利回りは約1%です。PERは29.2倍、PBRは3.11倍です。市場平均と比較すると割高ですが、比較される銘柄として代表的な花王(4452)や小林製薬(4967)なども割高です。

※株価は2019年9月18日終値

過去の配当推移を確認

ライオンの過去の配当推移一覧です。

2014年12月2015年12月2016年12月2017年12月2018年12月2019年12月(予)
10円10円13円17円20円21円

ライオンの基本方針ですが「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」こととしています。

ここ数年は利益が上昇しており、それに伴って配当も増配しています。

参考:配当金について|ライオン公式サイト

株主優待制度について

ライオンは株主優待制度を実施しています。

権利日は12月末、100株以上保有で自社製品の詰め合わせをいただくことができます。毎年いただける商品が変わりますが、大体2,500円分くらいです。下記は2018年12月の製品になります。

  1. ハミガキ クリニカアドバンテージ クールミント
  2. ハブラシ システマハグキプラスハブラシ コンパクト ふつう
  3. 携帯用ハミガキ・ハブラシ NONIO携帯セット
  4. ハンドソープ キレイキレイ薬用泡ハンドソープ フローラルソープの香り
  5. 洗濯用洗剤 トップハレタ
  6. おしゃれ着洗剤 アクロン フローラルブーケの香り
  7. 調理関連品 リード プチ圧力調理バッグ

参考:株主優待|ライオン公式サイト

優待利回りに換算すると1株2,107円(100株で210,700円)で2,500円相当なので約1.2%です。

過去の業績推移と株価チャートについて

次にライオンの業績の推移と株価チャートを確認します。

過去の売上と利益の推移

下記はライオンの過去5期分+今期の予想の売上高・最終利益の推移です。

2018年12月期までは最終利益が順調に右肩上がりですが、2019年3月期の最終利益の見込みは減益予想となっています。

ライオンの株価チャート

下記はライオンの直近約3年の週足株価チャートです。

ここ2年半ほどレンジで推移しています。2,000円付近が一旦の底値として意識できますが、ここで反発せず下落すると一気に下落トレンドとなる可能性もあります。上値のメドは2,500円辺りとなりそうです。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

ライオンについて

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手メーカー。

2018年(平成30年)12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年(令和元年)7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

wikipediaより抜粋

一般用消費財が売り上げの多くをしめていて、主要セグメントは「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」「ファブリックケア事業」「リビングケア事業」、「薬品事業」です。ここ数年は海外の売上が大きく伸びています。

参考:ライオンの事業展開|ライオン公式サイト

最近の業績を確認

2019年8月6日の決算では2019年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結利益は136億円と発表しました。通期計画は210億円としているため、計画達成は難しくないですが、全体的に昨対比でマイナスが多いのは気になるところで、必ず達成できるとも言い切れない部分はあります。

参考:2019年度 第2四半期決算説明会|ライオン公式サイト

今後の動きについて

この先ですが、高付加価値化路線の継続、消費増税に対する対策、海外事業の成長の強化、この 3 点をポイントに挙げています。

その中で個人的に気になるのは海外事業です、中国の景気減速に加えて日韓関係の悪化がマイナスに働く可能性がありどこまで影響するのかしっかり見極めたいと考えています。

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