ライオン【4912】株主優待は自社製品・連続増配当で推移

大手化学メーカーのライオン(4912)、株主優待制度は自社製品の詰め合わせを実施しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ライオンのPOINT
  • 株主優待制度は自社製品の詰め合わせ
  • 連続増配中だが高めの配当性向で推移
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ライオンの株価情報と配当・優待

ライオンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月20日終値時点)

株価:1,320円
予想PER:19.76倍
PBR:1.34倍
予想EPS:66.79円
時価総額:3,861億円

最新の株価参考:ライオン(株)【4912】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:27円
予想年間配当利回り:2.05%

配当金の推移について

下記はライオンの配当金推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

ライオンの年間配当金推移

2019年12月期:21円
2020年12月期:23円
2021年12月期:24円
2022年12月期:25円
2023年12月期:26円
2024年12月期:27円(予)

配当金は微増ですが、毎年増配しています。

配当性向は2023年12月期が50.6%、2024年12月期の予想が約40%です。

配当に関する方針の確認

ライオンの利益還元の基本方針は「継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施する」としています。

参考:配当金について|ライオン株式会社

株主優待について

株主優待制度は「自社製品の詰め合わせ」を実施、優待権利月は12月で100株以上、1年以上の継続保有が対象です。

100株保有で2,500円相当とした場合、優待利回りは約1.9%です。

参考:株主優待|ライオン株式会社

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ライオンの業績推移と株価推移

ライオンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はライオンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は本社利用の土地を譲渡することで発生した譲渡益の影響もあり過去最高益を更新、その後は厳しめで連続減益推移に。

2024年12月期は増益見通しとしています。

参考:連結損益計算書|ライオン株式会社

株価のチャート

下記はライオン5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年7月に業績上振れ期待から上昇も、想定より伸びず材料出し尽くし感などから下落

2022年4月以降は上昇場面もありますが、厳しめの推移をしています。

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ライオンの事業内容と財務状況

ライオンの事業内容と財務状況を確認していきます。

ライオン(4912)の概要

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、化学品を手がける日本の大手生活用品メーカーである。

2018年12月28日、「バルサン」の商標権・製造権・販売権並びにライオンパッケージング株式会社の全株式をレック株式会社へ譲渡。同時に殺虫剤事業から撤退。

2019年7月31日、資生堂の子会社である資生堂薬品の皮膚用薬ブランド「フェルゼア」と「エンクロン」に係る知的財産権等を譲受。

ライオン – Wikipediaより抜粋

一般用消費財が主要セグメントで「オーラルケア事業」、「ビューティケア事業」、「ファブリックケア事業」、「リビングケア事業」、「薬品事業」を展開しています。

近年は海外売上が大きく伸びています。

キャッシュフロー

下記はライオンのキャッシュ・フロー推移です。

ライオンの配当・優待について

配当は連続増配当で推移していますが、配当性向は目安より高めです。また、株主優待制度の自社製品詰め合わせは1年以上の継続保有が条件となっています。

2022年12月期は原材料価格の上昇などが影響し減益に、2023年12月期も厳しく株価も厳しい推移です。

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