家電量販店チェーンのエディオン(2730)、株主優待制度はギフトカードを実施。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
エディオンの株価情報と配当・優待
エディオンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2023年12月28日終値時点)
株価:1,567円
予想PER:13.42倍
PBR:0.74倍
予想EPS:116.8円
時価総額:1,755億円
最新の株価参考:(株)エディオン【2730】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年3月期の予定年間配当:44円
予想年間配当利回り:2.81%
配当金の推移について
下記はエディオンの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。
2021年3月期は普通配当41円、記念配当5円の年間46円です。2024年3月期は据え置き予定としています。
配当性向は2023年3月期が39.2%、2024年3月期の予想が約38%です。
参考:株主還元|エディオン
株主優待について
株主優待制度は店舗で利用できる「エディオンギフトカード」を実施、優待権利月は3月です。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株~499株 | ギフトカード 3,000円分 |
500株~999株 | ギフトカード 10,000円分 |
1,000株~1,999株 | ギフトカード 15,000円分 |
2,000株~4,999株 | ギフトカード 20,000円分 |
5,000株~9,999株 | ギフトカード 25,000円分 |
10,000株以上 | ギフトカード 50,000円分 |
以前は利用制限のある割引券でしたが、電子ギフトに変更して利用しやすくなっています。1年以上の長期保有で優待金額がプラスになります。
優待利回り
100株保有で3,000円相当とした場合の優待利回りは約1.9%です。
エディオンの業績推移と株価推移
エディオンの業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記はエディオンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2020年3月期は消費税増税後の消費冷えこみ、暖冬による季節商品の売上減などで厳しくなりましたが、2021年3月期は特需もあり大きく増益に。
2024年3月期の利益は横ばい見通しとしています。
株価のチャート
下記はエディオン5年分の週足株価チャートです。
株価は2020年3月に800円前後まで下落しましたが、すぐに反発して上昇。
2022年以降は警戒感で下落する場面もありますが、大きく上昇推移しています。
エディオンの事業内容と財務状況
エディオンの事業内容と財務情報を確認していきます。
エディオン(2730)の概要
株式会社エディオン(英: EDION Corporation)は、家電量販店チェーン。かつては複数のチェーンブランドを展開する持株会社であった。
売上高はヤマダデンキ、ビックカメラグループ、ケーズホールディングス、ヨドバシカメラに次いで業界5位となっている。
エディオン – Wikipediaより抜粋
以前は「デオデオ」、「エイデン」、「ミドリ」などの店舗もありましたが現在は「エディオン」に統一しています。
2022年4月に株式会社ニトリホールディングスと資本業務提携を発表。LIXILが保有していたエディオン株式を全て取得しています。
3カ月決算の実績
下記はエディオンの連結経常利益の推移と前期との比較です。
2024年3月期の連結経常利益は195億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はエディオンのキャッシュ・フロー推移です。
エディオンの配当・優待について
配当は比較的安定的に推移し、優待との合計利回りは高めです。
株主優待は100株保有で3,000円分の電子ギフト、1年以上の継続保有で4,000円分となり使いやすく利回りも良いです。