エディオン(EDION)の株価が下落推移。業績悪化で減配当!優待銘柄だが今後どうなるのか分析【2730】

家電量販店チェーンで業界3位のエディオン(2730)の株価が下落して推移しています。配当も業績悪化により減配予定としており厳しい状況です。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。株価チャート・配当推移をはじめ株主優待についても分析してみました。

エディオンの株価POINT
  • 株価指標には割安感が強めで配当・優待利回りは高い
  • 配当は順調に推移していたが業績悪化により減配当
  • 2020年3月期は大きく減益、2021年3月期もやや厳しめ
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エディオンの事業内容と株価指標

はじめにエディオンの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

エディオン(2730)とは

株式会社エディオン(英: EDION Corporation)は、日本の家電量販店チェーン。かつては複数のチェーンブランドを展開する持株会社であった。売上高はヤマダ電機、ビックカメラグループ(コジマとの単純合算値)に次いで業界3位となっている。

エディオン – Wikipediaより抜粋

以前は「デオデオ」、「エイデン」、「ミドリ」などの店舗もありましたが現在は『エディオン』に統一されています。筆頭株主はサッシ・建材・住宅機器メーカーを傘下とする持株会社のLIXILグループです。プライベートブランド商品も展開しています。

参考:事業戦略|エディオン

株価指標と配当利回り

下記はエディオンの2020年5月22日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:960円
予想年間配当:28円
年間配当利回り:2.92%
予想PER:13.7倍、PBR:0.57倍

家電量販店銘柄の中でも株価指標の割安感は強めです。配当利回りも同業種と比較してやや高めです。

エディオンの配当推移と株主優待

次にエディオンの配当金推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記はエディオンの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

エディオンの年間配当金推移

2016年3月期:22円
2017年3月期:26円
2018年3月期:28円
2019年3月期:32円
2020年3月期:34円
2021年3月期:28円(予)

配当は増配して推移していましたが、業績悪化により2021年3月期は減配予定です。

2020年3月期の配当性向は33.5%、2021年3月期の予想配当性向は約40%です。業績次第でさらに減配当の可能性もあります。しかし、一時的な利益減少で済み、業績が戻れば配当も戻る可能性が高いです。

参考:株主還元|エディオン

株主優待制度について

エディオンの株主優待は「店舗で利用できる割引優待券」です。毎年3月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~499株3,000円分
(250円券×12枚)
500株~999株10,000円分
(250円券×40枚)
1,000株~1,999株15,000円分
(250円券×60枚)
2,000株~4,999株20,000円分
(250円券×80枚)
5,000株~9,999株25,000円分
(250円券×100枚)
10,000株以上50,000円分
(250円券×200枚)

お買い上げ金額1,000円ごとに1枚(250円)利用できる割引券です。100株保有で3,000円相当なので優待利回りは約3.1%ですが、あくまでも割引券なのは注意点です。

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エディオンの業績推移と株価チャート

次にエディオンの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はエディオンの売上高と経常利益の推移です。

2020年3月期は増益の見通しから大きく減益となりました。消費税増税後の消費冷えこみ、暖冬による季節商品の売上減少が主な要因としています。

参考:財務ハイライト|エディオン

株価チャートの推移

下記はエディオン5年分の週足株価チャートの動きです。

現在の株価は新型コロナウイルス感染症の影響もありやや下落した位置です。

下値メドの800円前後で反発して上昇しはじめていますが、もちろん、まだまだ油断はできません。

エディオンの決算内容と今後について

最後にエディオンの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年5月14日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は133億円と発表、2021年3月期は140億円の見通し、年間配当は28円に減配する方針としています。

3Q(2020年10月-12月)は消費税増税の影響もあり前年同期比で112.9%減、4Q(2021年1月-3月)は暖冬の影響もあり46.6%減と厳しい推移です。

今後について

エディオンの株価は割安で配当・優待利回りも高くお得に見えます。2021年3月期の業績見通しも若干厳しいものの、増益見通しとしています。

しかし、2021年3月期の計画は新型コロナウイルス感染症の影響が6月末まで続くものと仮定し、その後の来客数や消費が戻ると仮定した数値です。家電需要は潜在的にあると考え、事態が収束後は売上が伸びると見込んでいます。しかし、短期的な不透明感は強いです。

長期的な目線で見ると、家電量販店は競争が激しく、多くの企業が新たな分野へ進出を試みています。エディオンは2019年12月に夢見る株式会社を子会社化しロボットプログラミングの分野に進出しています。この先は家電以外の部分でどこまで伸ばせるかがカギとなりそうです。

参考:夢見る株式会社の株式取得に関するお知らせ|エディオン

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