日本カーボン【5302】配当据え置き推移で高利回り・株価はレンジ推移から上昇

炭素製品大手の日本カーボン(5302)、大きく増配当後、据え置きで推移し高配当利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

日本カーボンのPOINT
  • 高い配当利回りだが、配当性向も高い推移
  • 株価はレンジ推移から上昇
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日本カーボンの株価情報と配当・優待

日本カーボンの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年4月17日終値時点)

株価:5,500円
予想PER:14.81倍
PBR:1.23倍
予想EPS:371.25円
時価総額:651億円

最新の株価参考:日本カーボン(株)【5302】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:200円
予想年間配当利回り:3.64%

配当金の推移について

下記は日本カーボンの配当金推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2019年12月期に年間配当200円に大幅増配、その後は据え置きで推移しています。

配当性向は2023年12月期が54.5%、2024年12月期の予想が約54%です。

配当方針の確認

配当方針は「収益状況に対応した配当を行うことを基本としつつ、収益基盤の確保・強化のため内部留保の充実、財務体質の強化により、将来における安定した配当の維持」としています。

参考:IRライブラリ|日本カーボン株式会社

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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日本カーボンの業績推移と株価推移

日本カーボンの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は日本カーボンの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は大きく減収・減益となりました。その後は増益で推移していますが、「2018年12月期、2019年12月期が特別に好調だった」と言う見方も出来そうです。

参考:財務ハイライト|日本カーボン株式会社

株価のチャート

下記は日本カーボン5年分の週足株価チャートです。

株価は2018年10月頃から業績伸び悩みで下落。2021年以降はレンジで推移していましたが、2024年2月に大きく上昇しています。

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日本カーボンの事業内容と財務状況

日本カーボンの事業内容と財務状況を確認していきます。

日本カーボン(5302)の概要

日本カーボン株式会社(にっぽんカーボン、英文社名:Nippon Carbon Co., Ltd.)は、炭素製品の大手メーカーである。

1927年、日本では初となる人造黒鉛電極の製造に成功する。

日本カーボン – Wikipediaより抜粋

炭素製品の大手メーカーで、電炉向け電極、半導体やリチウムイオン電池向け製造を行っています。

各製品を世界各国に輸出するとともに、海外企業と共同で用途開発を行うなど積極的な世界市場展開を進めています。

キャッシュフロー

下記は日本カーボンのキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは2021年12月期以降、減少しています。

日本カーボンの配当について

配当が維持できれば高い利回りですが、配当性向が高い水準で推移しています。

利益が増えれば問題ないですが、現状の利益水準では今後の配当がどうなるのか、不透明感があります。

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