日本カーボンの株価分析!高配当利回りだが業績悪化で配当性向上昇【5302】

炭素製品大手の日本カーボン(5302)。業績悪化による株価下落で配当利回りが高いです。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

日本カーボンの株価POINT
  • 配当利回りはかなり高いが減配する可能性も
  • 業績急上昇から急悪化、株価も大きく上下
  • 株価にはお得感があるが、当然リスクもある
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日本カーボンの株価指標と事業内容

はじめに、日本カーボンの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,070円
予定年間配当:200円
年間配当利回り:4.91%
予想PER:22.5倍
PBR:1.02倍
時価総額:482億円

2021年8月27日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒日本カーボン(株)【5302】:Yahoo!ファイナンス

PBRはやや割安です。年間配当利回りは高いです。

日本カーボン(5302)とは

日本カーボン株式会社(にっぽんカーボン、英文社名:Nippon Carbon Co., Ltd.)は、炭素製品の大手メーカーである。1927年、日本では初となる人造黒鉛電極の製造に成功する。

日本カーボン – Wikipediaより抜粋

炭素製品の大手メーカーで、電炉向け電極、半導体やリチウムイオン電池向け製造を行っています。各製品を世界各国に輸出するとともに、海外企業と共同で用途開発を行うなど、積極的な世界市場展開を進めています。

日本カーボンの業績推移と株価チャート

次に、日本カーボンの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2018年12月期、期初の経常利益予測は70億円でしたが半導体市場の好調を受けて最終的に165億円の大幅増益で着地。しかし、2019年12月期は下方修正を行い減収・減益、2020年12月期は大きく減収・減益となりました。

参考:財務ハイライト|日本カーボン株式会社

株価チャートの推移

下記は日本カーボン5年分の週足株価チャートです。

業績上方修正・半導体需要増加期待から、2018年10月頃までは大きく株価が上昇。その後は業績伸び悩みで株価が下落、2020年3月以降はなだらかに上昇しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは5,000円、下落した場合のメドは3,500円辺りと見ることが出来そうです。

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日本カーボンの配当推移と決算内容

次に、日本カーボンの配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は日本カーボンの配当金推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

日本カーボンの年間配当金推移

2016年12月期:50円
2017年12月期:50円
2018年12月期:100円
2019年12月期:200円
2020年12月期:200円
2021年12月期:200円(予)

2019年12月期に年間配当200円に大幅増配しています。配当性向は2019年12月期が22.8%、2020年12月期が122%、2021年12月期の予想が約110%です。

配当方針の確認

配当方針は「収益状況に対応した配当を行うことを基本としつつ、収益基盤の確保・強化のため内部留保の充実、財務体質の強化により、将来における安定した配当の維持」です。配当性向が高く減配する可能性も想定されます。

参考:IRライブラリ|日本カーボン株式会社

決算内容を確認

2021年8月10日の決算にて、2021年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は15億円と発表。前年同期比31%減、通期計画の36億円に対する進捗率は41.7%となりました。

日本カーボンの今後について

最後に、日本カーボンの今後について考えてみます。

今後について

2018年12月期、2019年12月期は業績好調で大幅増配、株価も上昇しました。しかし、2020年12月期はかなり厳しくなり、2021年12月期の回復期待値も現状では小さめです。

今後の配当について

配当を維持できれば高い配当利回りですが、配当性向は100%を超えています。当然、何年も維持することは難しいため、配当を維持するには利益の回復が必要となります。

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