日本カーボン(5302)は割安で高配当だが株価はどうなる?今期大幅増配で高利回りに。

今期大幅増配に加えて、ここ数カ月の株価下落もあり高配当利回り銘柄になった日本カーボン(5302)について、各指標や過去の業績から今後の株価がどうなるのかと配当推移から今後の配当について考えてみました。

  • 現在の株価、各指標と配当利回りと配当推移を確認
  • 過去の業績の推移と株価チャートを確認
  • 最新の業績と今後の見通しについて

株価の各指標と配当利回りについて

はじめに株価の各指標と配当について見ていきます。

日本カーボンの株価の各指標

日本カーボンの現在の株価は3,835円。年間配当は200円の予定なので年間配当利回りは5.2%です。PERは4.1倍。PBRは1.0倍。ともに割安水準で高配当利回りになっています。

※2019年9月24日終値時点

過去の配当推移を確認

過去の日本カーボンの配当推移を見てみます。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
50円50円50円50円100円200円

2019年12月期は中間配当(6月末)に100円、期末配当(12月末)に100円の合わせて1株につき年間200円と大幅増配しています。

配当に関しては、「収益状況に対応した配当を行うことを基本としつつ、収益基盤の確保・強化のため内部留保の充実、財務体質の強化により、将来における安定した配当の維持を重要な責務」としています。

業績の推移と株価チャートを確認

次に業績の推移と株価チャートを確認していきます

過去の売上と利益の推移

日本カーボンの過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

2018年12月期は当初の経常利益の予測は70億円でしたが、半導体市場の好調を受け上方修正が何度も入り、最終的には経常利益が165億円と大幅に増加しました。

参考:財務ハイライト|日本カーボン公式サイト

日本カーボンの株価チャート

直近約3年の週足株価チャートです。

売上・利益が伸び、上方修正や半導体需要増加の期待から、大きく株価が上昇しましたが、現在はやや下落気味です。4,000円前後は割安感などからもみ合うラインで、比較的安値ではあります。しかし、この先の需要次第で株価は大きく動くように見えます。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年8月9日の決算では2019年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は86.3億円と発表。また、通期の同利益を従来予想の196億円から156億円へ下方修正しました。

好調だった1Qから販売数量減少から2Qの利益が落ち込み、今後も厳しいとみられることから、下方修正を行いました。下方修正により通期計画の156億円に対する進捗率は55.4%となりました。

今後について

まず、配当について、大幅増配しましたが配当性向では問題なく、来期以降の利益見込み次第では更に増配する可能性はあります。とはいえ、現状では今期は下方修正を行っているため、慎重に考えて据え置く可能性が高いとみています。

下方修正を行ったことで今期の利益予想は前期比ではマイナスですが、まだまだ業績は好調といえます。 株価は割安でROEも2018年12月期と2019年12月期の見込みは非常に高く、来期以降も大きく利益を減らすことがなければ上昇余地はあると考えられます。

しかし、米中貿易摩擦の懸念や今後の半導体需要の停滞などのリスクもあるため現在の株価が若干停滞しているように感じられます。

タイトルとURLをコピーしました