キリンHD(KIRIN)【2503】の株価分析!株価は長期下落・安定配当だが高配当性向

ビール類シェアが国内2位、発泡酒で首位のキリンホールディングス(2503)。今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移に加えて株主優待制度も確認していきます。

キリンホールディングスの株価POINT
  • 配当・優待の合計利回りは高めの水準
  • 安定配当だが配当性向は高い水準で推移
  • 業績は回復傾向も長期株価は下落
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キリンの株価情報と事業内容

キリンホールディングスの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:1,860円
予想PER:17.9倍
PBR:1.8倍
時価総額:1兆7,000億円

2021年11月17日終値時点のデータです。
最新の株価参考サイト:キリンホールディングス(株)【2503】:Yahoo!ファイナンス

目立った割高感・割安感はないです。

キリンホールディングス(2503)とは

キリンホールディングス株式会社(英: Kirin Holdings Company, Limited)は、飲料事業会社の麒麟麦酒株式会社を中核とする、キリングループの持株会社(ホールディングカンパニー)である。

三菱グループの一員であり、三菱金曜会及び三菱広報委員会の会員企業である。

キリンホールディングス – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「国内ビール・スピリッツ事業」、「国内飲料事業」です。

近年はやや厳しく、「医薬事業」が成長しています。

キリンの業績推移と株価推移

キリンホールディングスの業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高・経常利益の推移

2019年12月期の利益は消費税増税、協和発酵バイオ工場が行政処分を受けた影響などで大きく減益に。

2020年12月期はやや回復し、2021年12月期は更に回復する見通しです。

参考:連結損益計算書|キリンホールディングス

株価の推移

下記はキリンホールディングス5年分の週足株価チャートです。

2018年6月頃からの長期で株価が下落しています。

2020年11月にオーストラリアの子会社を売却する方針が固まり、海外の低収益事業の整理完了による期待値からやや上昇しましたが、勢いは弱く長期的な下落の流れは変わっていないです。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは2,400円、下落した場合のメドは1,600円辺りと見ることが出来そうです。

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キリンの配当情報と株主優待

キリンホールディングスの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2021年12月期の予定年間配当:65円
予想年間配当利回り:3.49%

配当金の推移

下記はキリンホールディングスの配当金推移です。
配当権利日は、6月末(中間配当)と12月末(期末配当)です。

キリンホールディングスの年間配当金推移

2016年12月期:39円
2017年12月期:46円
2018年12月期:51円
2019年12月期:64円
2020年12月期:65円
2021年12月期:65円(予)

配当は増配推移です。

配当性向は2019年12月期が94.1%、2020年12月期が75.9%、2021年12月期の予想が約63%です。

配当方針の確認

配当方針は「2019年度より連結配当性向を30%以上から40%以上に引き上げる」としています。

配当方針を考えると高い配当性向で推移しています。

20期以上減配していませんが、このまま高い配当性向が続くと減配する可能性も考えられます。

参考:配当金・自己株式取得|キリンホールディングス

株主優待制度の内容と利回り

キリンホールディングスの株主優待は「自社グループ会社商品等」で権利日は12月です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満自社グループ製品 (1,000円相当)
1,000株以上自社グループ製品 (3,000円相当)

「ビール」、「清涼飲料」など複数の商品から選択することが出来ます。

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.5%です。

参考:株主様ご優待|キリンホールディングス

キリンの決算内容と今後について

キリンホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年11月9日に決算発表。
2021年12月期3Q累計(1-9月)の連結経常利益は1,003億円と発表。

前年同期比12.9%減、通期計画の1,580億円に対する進捗率は63.5%となりました。

今後について

第3のビールで根強い人気の「のどごし」に加えて「本麒麟」も話題になりました。

しかし、日本のビール離れ・アルコール離れによる売上減少は深刻な問題で、他社との競争もあり近年では国内ビール・スピリッツ事業、国内飲料ともに売上・利益が減少傾向にあります。

短期的な不安材料

外食向け商品の売上減少が大きく、家庭用商品の売り上げも想定よりは伸びていない状況です。

2021年12月期の業績は期初の見通しから下方修正していますが、さらに下振れる可能性が強めです。

また、配当は20期以上減配していませんが、配当方針より高い配当性向で推移しているのも気になる点です。

将来の期待値について

医薬事業は売上・利益ともに好調に成長しており、今後の期待値もあります。

不透明感はありますが、業務用が回復すれば業績も回復する可能性は高いです。

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