キリンホールディングス(KIRIN)の株価分析!株価は長期で下落推移【2503】

ビール類のシェアが国内2位、発泡酒では首位のキリンホールディングス(2503)。株価は長期で下落しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートに加えて株主優待についても確認していきます。

キリンホールディングスの株価POINT
  • 配当・優待の合計利回りは高めの水準
  • 配当性向は高い水準で推移
  • 業績は回復傾向も長期株価は下落
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キリンホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにキリンホールディングスの事業内容と現在の株価と配当利回りを確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,146円
予定年間配当:65円
年間配当利回り:3.03%
予想PER:17.4倍
PBR:2.13倍

2021年3月24日終値時点のデータ

株価指標に目立った割高感はないです。年間の配当利回りは高めです。

キリンホールディングス(2503)とは

キリンホールディングス株式会社(英: Kirin Holdings Company, Limited)は、飲料事業会社の麒麟麦酒株式会社を中核とする、キリングループの持株会社(ホールディングカンパニー)である。三菱グループの一員、東京証券取引所第一部上場。日経平均株価採用銘柄。

キリンホールディングス – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「国内ビール・スピリッツ事業」、「国内飲料事業」です。医薬事業も行い、成長しています。

参考:セグメント情報|キリンホールディングス

キリンホールディングスの配当推移と株主優待

次にキリンホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はキリンホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

キリンホールディングスの年間配当金推移

2016年12月期:39円
2017年12月期:46円
2018年12月期:51円
2019年12月期:64円
2020年12月期:65円
2021年12月期:65円(予)

配当は増配推移です。

配当方針は「2019年度より連結配当性向を30%以上から40%以上に引き上げる」です。配当性向は2019年12月期が94.1%、2020年12月期が75.9%、2021年12月期の予想が約53%です。方針を考えると高い配当性向です。20期以上減配していませんが、このまま高い配当性向が続くと配当に影響する可能性もありそうです。

参考:配当金・自己株式取得|キリンホールディングス

株主優待制度の内容と利回り

キリンホールディングスの株主優待は「自社グループ会社商品等」で権利日は12月です。

保有株式数優待内容
100株以上 1,000株未満自社グループ製品
(1,000円相当)
1,000株以上自社グループ製品
(3,000円相当)

「ビール」、「清涼飲料」など複数の商品から選択することが出来ます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.5%です。

参考:株主様ご優待|キリンホールディングス

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キリンホールディングスの業績推移と株価チャート

次にキリンホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2019年12月期の利益は消費税増税や協和発酵バイオ工場が行政処分を受けた影響などで大きく減益。2020年12月期はやや回復し、2021年12月期は更に回復する見通しです。

株価チャートの推移

下記はキリンホールディングス5年分の週足株価チャート推移です。

2018年6月頃からの長期で下落しています。2020年11月にオーストラリアの子会社を売却する方針が固まり、海外の低収益事業の整理完了による期待値からやや上昇しましたが、勢いは弱く長期的な流れはまだ変わっていません。ここからの上値メドは2,400円、下値メドは1,900円と見ることが出来ます。

キリンホールディングスの決算内容と今後について

最後にキリンホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2021年2月15日の決算にて2020年12月期の連結経常利益は1,245億円と発表。2021年12月期は1,770億円見通し、年間配当は据え置きの65円予定としています。

今後について

キリンは第3のビールで根強い人気の「のどごし」に加えて、近年「本麒麟」が話題になりしっかりと売り上げを伸ばしています。しかし、日本のビール離れ・アルコール離れによる売上減少は深刻な問題で、他社とのし烈な競争もあります。

2020年12月期は利益が大きく回復する見通しでしたが、飲食店での売上減少により当初の見通しより厳しくなりました。20期以上減配していませんが、配当方針より高い配当性向で推移しているのも気になる点です。

しかし、医薬事業は売上・利益ともに好調に成長しており今後の期待値もあります。

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