キリンホールディングスの株価分析!株価下落で配当と優待の利回りを確認【2503】

ビール類のシェアが国内2位、発泡酒では首位のキリンホールディングス(2503)。株価が下落したことで配当と株主優待の利回りはどうなったのか確認していきます。また、業績推移・株価チャートを分析して今後の株価はどうなるのか考えてみました。

キリンホールディングスの株価POINT
  • 株価には若干の割高感。配当・優待を合わせた利回りは割とある水準
  • 業績は大きく回復する見通しだがやや伸び悩んでいる
  • 株価は下落して推移しているが、相場環境を考えると耐えている印象
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キリンホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにキリンホールディングスの事業内容と現在の株価と配当利回りを確認していきます。

キリンホールディングス(2503)とは

キリンホールディングス株式会社(英: Kirin Holdings Company, Limited)は、飲料事業会社の麒麟麦酒株式会社を中核とする、キリングループの持株会社(ホールディングカンパニー)である。三菱グループの一員、東京証券取引所第一部上場。日経平均株価採用銘柄。

wikipediaより抜粋

主要な事業セグメントは「国内ビール・スピリッツ事業」、「国内飲料事業」ですが、医薬品も展開し成長しています。

参考:セグメント情報|キリンホールディングス

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,230円

予定年間配当:65円

年間配当利回り:2.91%

予想PER:16.5倍、PBR:2.1倍

※株価は2020年3月19日終値

PBRはやや割高です。配当利回りは高めです。

キリンホールディングスの配当推移と株主優待

次にキリンホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はキリンホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

キリンホールディングスの年間配当金推移

2015年12月期:38円
2016年12月期:39円
2017年12月期:46円
2018年12月期:51円
2019年12月期:64円
2020年12月期:65円(予)

配当は増配して推移しています。

配当方針は「2019年度より連結配当性向を30%以上から40%以上に引き上げる」としています。2020年12月期の予想配当性向は約48%とやや高くなる見通しです。

参考:配当金・自己株式取得|キリンホールディングス

株主優待制度の内容と利回り

キリンホールディングスの株主優待は「自社グループ会社商品等」で権利日は12月です。

保有株式数優待内容
100 株以上
1,000 株未満
自社グループ製品
(1,000円相当)
1,000 株以上自社グループ製品
(3,000円相当)

「ビール」、「清涼飲料」など複数の商品から選択することが出来ます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.4%です。

参考:株主様ご優待|キリンホールディングス

キリンホールディングスの業績推移と株価チャート

次にキリンホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

2019年12月期の利益は消費税増税や協和発酵バイオの工場が行政処分を影響などで大きく減益となりました。2020年12月期は大きく回復する見通しですが、物足りなさはあります。

株価チャートの推移

下記はキリンホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は順調に上昇していましたが、2019年12月期の業績がやや厳しくなると下落し始めました。現在は相場環境の悪化と業績を考えると、思ったほど下落していない印象です。

キリンホールディングスの決算と今後について

最後にキリンホールディングスの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年2月14日の決算にて2019年12月期の連結税引き前利益は1,168億円と発表、前期比52.7%減となりました。2020年12月期は1,895億円にV字回復する見通しです。

また、2019年12月期の年間配当を63円から64円に増額修正して2020年12月期も1円増の65円に増配する方針としました。

今後について

「国内のビール」ですが、日本ではビール離れが進んでいます。第3のビールでは根強い人気の「のどごし」に加えて、近年「本麒麟」が話題になりしっかりと売り上げを伸ばしていますが、ビール市場の売上減少は深刻な問題です。

業績にやや不安がある中で思ったよりも株価が下落していない印象です。2019年12月期は当初の想定よりも大きく減益となりましたが配当は増額修正を行い、配当性向は約94%とかなり高くなっています。しかし、20期以上減配を行っておらず安心感は強いです。

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