ペッパーフードサービスの株価が大きく下落!年初来安値へ!【3053】

「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス(3053)の株価ですが、業績悪化の影響で下落が止まりません。

今回はペッパーフードサービスの業績推移・株価指標・株価チャート・配当推移を分析してみました。株主優待も確認していきます。

ペッパーフードサービスの株価POINT
  • 業績悪化で期末配当を無配にし、株価は大きく下落
  • 株主優待は株価下落によりお得度が増したが、どうなるか分からない
  • 株価は過去と比較すると安く感じるが、割安感はない

株価指標と事業内容について

はじめに、ペッパーフードサービスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,397円

予定年間配当:–

PER:–、PBR:約23.55倍

これまでは成長期待値が高くPBRがかなり高かったため、株価が下落した現在でもまだまだ割高です。

※株価は2019年11月19日終値

ペッパーフードサービス(3053)とは

株式会社ペッパーフードサービスは、同社が経営するステーキを中心としたレストランチェーンであるペッパーランチをはじめとした外食産業企業。


2013年12月5日 – 新業態として立食形式のステーキの量り売りの店舗「いきなり!ステーキ」を銀座に出店。

wikipediaより抜粋

現在の収益、業績急成長の柱となったのは「いきなり!ステーキ」です。

一部地域で「いきなり!ステーキ」の店舗同士の競合などの影響により既存店の売上高は計画に比べ大幅に減少したことで出店計画を見直し44店舗の退店を決定しました。

業績推移と株価チャート

ペッパーフードサービスの業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

「いきなり!ステーキ」を展開後はメディアにも多く取り上げられ、業績が急成長しました。

しかし、2019年12月期は増えすぎた店舗により自社同士が競合、人件費などコスト上昇の問題もあり、56億円を見込んでいた経常利益は2度の下方修正から、7.3億円の赤字見通しとなっています。

株価チャートについて

下記はペッパーフードサービスの直近約3年分の週足株価チャートです。

業績急成長に加え、さらなる成長期待値が高く株価が急激に上昇しました。わずか1年で10倍以上になりましたが、その後は上昇しすぎた株価や業績下方修正などの影響から大きく株価が下落しました。

現在は年初来安値を更新しています。

配当推移と株主優待

次に配当推移と株主優待を見ていきます。

配当推移

下記はペッパーフードサービスの配当推移です。

2014年12月期2015年12月期2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期(予)
3.3円7.5円10円25円30円15円

2019年12月期ですが、業績悪化により中間配当(6月末)の15円のみとし、期末配当を無配としました。

2020年期以降も業績改善がみられない場合は無配となる可能性があります。もちろん、業績が回復すれば配当も復活すると考えられます。

株主優待制度について

ペッパーフードサービスの株主優待は自社店舗で利用できる「株主優待券」もしくは「自社商品」となっています。6月末と12月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~300株未満株主優待券1,000円分 (500円×2枚)
300株~1,500株未満株主優待券3,000円分 (500円×6枚) または商品1セット
1,500株~3,000株未満株主優待券6,000円分 (500円×12枚) または商品2セット
3,000株以上株主優待券9,000円分 (500円×18枚)または商品3セット

業績悪化に伴い無配としましたが、今のところは株主優待には見直しが入っていません。自社商品券は無くなりにくいというメリットがありますが、永久に無くならないとは言い切れません。

優待利回りですが、100株保有(139,700円)で年間2,000円分なので利回りは約1.4%です。株価が大きく下落したことで利回りが上がってきています。

参考:株主優待制度|株式会社ペッパーフードサービス

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績について

2019年11月14日の決算にて2019年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は19.2億円の赤字と発表、あわせて通期の同損益を従来予想の15.2億円の黒字から25億円の赤字に下方修正しました。

また、業績悪化に伴い15円を予定していた下期配当を見送る方針としました。

今後について

多くの外食銘柄では、店舗数が増加しているときの株価は将来の伸びの期待値からかなり割高まで上昇することが多いです。

実際、店舗数が増えることで売上・利益ともに上昇し好業績となります。しかし、国内で展開していると必ず限界が来ます。それは「いきなり!ステーキ」に限らずです。

ペッパーフードサービスの現在の株価は年初来安値を更新し、安く感じるかもしれませんが、まだまだ割高です。どこまで業績が回復するか不透明感が強く、赤字の会社に投資するのはかなりリスクがあります。

しかし、悪材料はかなり出た感じではあります。もちろん、この先の赤字が続いたり株主優待廃止となれば株価はさらに下落する可能性が高いですが、最近は株価が大きく下落したことで悪材料に対しての下落幅は割と小さくなっています

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