ルネサスの株価が大きく上昇から警戒感で下落・連続無配当【6723】

半導体大手のルネサスエレクトロニクス(6723)。

今後の株価と配当はどうなるのか、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認してみました。

ルネサスの株価POINT
  • 株価は大きく上昇推移から下落
  • 配当金は連続無配当
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ルネサスの株価情報と業績推移

ルネサスエレクトロニクスの株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価の指標

株価:2,053円
予想PER:—
PBR:1.77倍
予想EPS:—
時価総額:4兆2,07億円

2023年10月27日終値時点のデータです
最新の株価参考:ルネサスエレクトロニクス(株)【6723】:Yahoo!ファイナンス

業績見通し非開示なのでPERは算出不可です。

業績の推移

下記はルネサスエレクトロニクスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2019年12月期は最終赤字で厳しくなりましたが、その後回復。

2022年12月期も大きく増益で最高益を更新。

2023年12月期のNon-GAAP売上収益は前年比2-3%減見通しとしています。

参考:業績ハイライト|Renesas

株価のチャート

下記はルネサスエレクトロニクス5年分の週足株価チャートです。

株価は厳しい推移でしたが、2020年4月以降に上昇。

2021年、2022年はレンジで推移していましたが、2023年に大きく上昇。

2023年8月以降は下落しています。

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ルネサスの配当情報と株主優待

ルネサスエレクトロニクスの配当情報と株主優待制度を確認していきます。

配当金の情報

2023年12月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—

2023年12月期の期末配当は未定としていますが、連続無配当が続いています。

配当方針の確認

利益配分の基本方針は「連結および単独の利益剰余金の状況、連結の利益の状況、翌期以降の利益見通しおよびキャッシュ・フローの状況などを考慮し決定」としています。

配当の再開を目指すとしていますが、不透明感もあります。

参照:配当情報|Renesas

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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ルネサスの事業内容と今後について

ルネサスエレクトロニクスの事業内容と財務情報の確認と今後について考えてみます。

ルネサスエレクトロニクス(6723)の概要

ルネサスエレクトロニクス株式会社(英: Renesas Electronics Corporation)は、半導体メーカー。

三菱電機および日立製作所から分社化していたルネサス テクノロジと、NECから分社化していたNECエレクトロニクスの経営統合によって、2010年4月に設立された。

パナソニックホールディングス – Wikipediaより抜粋

三菱電機、日立製作所、NECの半導体が統合して設立。

自動車向け(車載マイコン)の他、産業・インフラ・IoT向けも事業展開しています。

3カ月決算の実績

下記はルネサスエレクトロニクスの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

キャッシュフロー

下記はルネサスエレクトロニクスのキャッシュ・フロー推移です。

参考:ルネサスエレクトロニクス|Google Finance

ルネサスエレクトロニクスの今後について

「自動車向け事業」は回復も、「産業・インフラ・IoT向け事業」は厳しめです。

車載向けマイコンでは世界でもトップクラスの力を持っています。株価は業績好調さ、証券会社の評価もあり上昇していましたが、警戒感から下落しています。

リスク要因について

半導体事業は国内外での競争が激しく、価格や品質などで他社に後れを取った場合、シェアが大きく変動して業績に悪影響する場合もあります。

逆を言えば競合に勝てる力を持っている場合、シェアを増やし業績が伸びる可能性もあります。

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