帝人の株価と配当を分析!配当利回りは高めだが株価・業績共に伸び悩み【3401】

炭素繊維で世界2位の帝人(3401)の株価と配当を分析してみました。配当利回りは高めですが業績が伸び悩んでいる影響もあり株価もやや伸び悩んでいます。

帝人の株価POINT
  • 株価は若干割安で配当利回りは平均より高め
  • 業績は大きく下落はしていないものの、伸び悩み
  • 配当は増配する可能性は低く、据え置きが本線
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帝人の事業内容と株価指標・配当推移

はじめに帝人の事業内容と現在の株価指標と配当推移を確認していきます。

帝人(3401)について

帝人株式会社(ていじん、英:Teijin Limited)は、日本の繊維事業者。帝人グループの中核企業であり、事業持株会社である。

UFJグループで、みどり会構成企業の一つであり、かつては宇部興産、日立造船と共に「三和御三家」と呼ばれていた。

2018年度で、アラミド繊維・炭素繊維等のマテリアル事業が売上高の76%・営業利益の48%を、独・ベーリンガーインゲルハイム社との合弁に端を発する医薬品等のヘルスケア事業が売上高の17%・営業利益の44%を占めている

wikipediaより抜粋

売上の大半は「マテリアル事業」、利益の大半は「マテリアル事業」と「ヘルスケア事業」です。炭素繊維で世界2位ですが、医薬や在宅医療機器、樹脂、電子材料など様々な事業を展開しています。

参考:業績・指標|帝人株式会社

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:1,972円

予定年間配当:60円

年間配当利回り:約3.04%

予想PER:11.1倍、PBR:0.91倍

※株価は2020年2月19日終値

市場平均と比較すると割安です。配当利回りも平均より高いです。

配当推移

下記は帝人の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

帝人の株価POINT

2015年3月期:20円
2016年3月期:35円
2017年3月期:55円
2018年3月期:60円
2019年3月期:70円
2020年3月期:60円 (予)

2019年3月期は100周年の記念配当が10円含まれています。

配当方針として「配当性向30%を目安」としています。2020年3月期の予想配当性向は約34%とやや厳しい数値です。現時点では配当が減る可能性は低いですが、増える可能性も低そうです。

参考:株主還元|帝人株式会社

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帝人の業績推移と株価チャートについて

次に帝人の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともにやや安定しない印象です。2020年3月期は減収・減益予想となかなか厳しいですが、大きくは下落していないので耐えどころです。

株価チャートについて

下記は帝人5年分の週足株価チャートです。

株価は比較的レンジで推移していますが、中々上昇できていないという印象です。一旦の下値メドとしては1,700円あたり、上値メドは2,200円あたりと見ることが出来ます。

帝人の直近決算と今後

最後に帝人の直近決算内容の確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年2月5日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は474億円と発表、通期計画の540億円に対する進捗率は87.8%となりました。

今後について

株価指標では割安感が出ており配当利回りも高めです。しかし、原料価格、薬価・診療報酬改定、世界経済の成長鈍化の影響から業績下方修正を行うなど、やや苦しい状況です。2020年3月期はROEがやや下落する見通しですがそれでも約8%の予想と問題のない水準です。

また、複数の医薬品で承認申請・臨床試験を行っています。これらは一つのニュースで大きくプラスになる可能性もマイナスになる可能性も持っています。

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