NTTデータの株価と配当はどうなるか。株価下落しているが業績推移と株価チャートを分析【9613】

NTTグループ主要企業の一つである情報サービス大手のNTTデータ(9613)の株価と配当がどうなるか。業績推移と株価チャート・配当金の推移を分析して、今後の動きについて考えてみました。

NTTデータの株価POINT
  • 大きく株価が下落したものの割安感は特になく、配当利回りも低め
  • 配当金は増配傾向で配当性向も問題ない。
  • これまで好調に推移していた業績にやや減速気配が出ている
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NTTデータの事業内容と株価指標

はじめにNTTデータの事業内容と現在の株価指標を確認していきます。

NTTデータ(9613)とは

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(NTTデータ、NTT DATA Corporation)は、データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレーター。情報サービス事業では業界最大手である。日本電信電話(NTT)のデータ通信事業本部を源とし、その完全子会社である中間持株会社のNTT株式会社が発行済株式総数の54.19%(2018年(平成30年)11月2日現在)を所有する連結子会社でNTTグループ主要企業の一つである。

wikipedia

現在は国内アライアンス強化と、M&Aによる積極的な海外進出および海外への技術展開を行っています。

参考:NTT DATAを知る|NTTデータ

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,002円

予定年間配当:18円

年間配当利回り:1.8%

予想PER:15.3倍、PBR:1.46倍

※株価は2020年3月17日終値

株価指標に割高感、割安感は共にそこまで出ていないです。配当利回りは平均より若干低めです。

NTTデータの業績推移と株価チャート・配当推移

次にNTTデータの業績推移と株価チャート・配当推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに比較的順調に推移しています。売上は右肩上がりですが、2020年3月期の利益は若干の減益見通しです。

参考:業績・財務ハイライト|NTTデータ

株価チャートについて

下記はNTTデータ5年分の週足株価チャートの推移です。

長期で見ると上昇トレンドですが、ここ最近では相場環境の悪化で大きく下落しています。現在の株価はかなり下落したとはいえ、広めに見るとレンジ下限辺りです。買い場にも見えますが、ここから更に下落した800円も次の下落メドとして見ることが出来ます。

配当金の推移

下記はNTTデータの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

NTTデータの年間配当金推移

2015年3月期:12円
2016年3月期:14円
2017年3月期:15円
2018年3月期:15円
2019年3月期:17円
2020年3月期:18円(予)

配当金は増配傾向です。

配当方針は「今後の持続的な成長に向けた事業投資や技術開発、財務体質の維持・強化のための支出及び配当とのバランスを総合的に勘案し、安定的に実施」としています。2020年3月期の配当性向は約27.4%となる見通しです。

過去の配当性向と配当推移を考えると減配する可能性は低く、今後も利益を伸ばすことができれば順調に配当が増えていくと考えられます。

参考:株主還元|NTTデータ

NTTデータの直近決算と今後

最後にNTTデータの直近決算内容の確認と今後について

最近の決算について

2020年2月4日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は923億円と発表、通期計画の1,450億円に対する進捗率は63.7%となりました。

1Q、2Qは前年同期比で比較的好調でしたが、3Qは12.4%減となりました。進捗率では大きな問題は無いものの現状では計画達成は厳しそうです。

今後について

NTTデータは業界最大手のシステムインテグレータで官公庁や金融機関向けの大型システムから決済サービス、製造・物流などそのビジネス領域はかなり広いです。

海外のITサービス会社を買収し積極的に海外へも進出しています。3Qの減益は大型の不採算案件が発生した影響によるものです。幅広い領域に展開しており案件は多いですが、不採算案件をいくつか抱えているのは気になる点です。

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