NTTデータの株価分析!短期の株価上昇中!配当は増配傾向【9613】

NTTグループ主要企業の一つ、情報サービス大手のNTTデータ(9613)。利益推移はやや厳しいですが、業績上振れ、今後の需要増などの期待感から株価が上昇しています。果たして今後の株価と配当がどうなのるか。業績推移と株価チャート・配当金の推移を分析してみました。

NTTデータの株価POINT
  • 株価指標に割高感があり、配当利回りは低め
  • 配当金は増配傾向で配当性向も問題ない。
  • これまで好調に推移していた業績がやや減速
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NTTデータの事業内容と株価指標

はじめにNTTデータの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,749円
予定年間配当:18円
年間配当利回り:1.03%
予想PER:34.6倍
PBR:2.46倍

2021年3月11日終値時点のデータ

株価指標はやや割高です。配当利回りは平均より低いです。

NTTデータ(9613)とは

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(NTTデータ、NTT DATA Corporation)は、データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレーター。情報サービス事業では業界最大手である。日本電信電話(NTT)のデータ通信事業本部を源とし、その完全子会社である中間持株会社のNTT株式会社が発行済株式総数の54.19%(2018年(平成30年)11月2日現在)を所有する連結子会社でNTTグループ主要企業の一つである。

NTTデータ – Wikipediaより抜粋

国内アライアンス強化と、M&Aによる積極的な海外進出および海外への技術展開を行っています。NTT傘下のシステムインテグレーター最大手で省庁、金融機関に強いです。

参考:NTT DATAを知る|NTTデータ

NTTデータの業績推移と株価チャート

次にNTTデータの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともに順調に推移していましたが、2020年3月期は減益、2021年3月期も連続減益の見通しです。

参考:業績・財務ハイライト|NTTデータ

株価チャートの推移

下記はNTTデータ5年分の週足株価チャートの推移です。

株価の動きはややつかみにくいです。2020年3月以降は上昇しており、ITバブル崩壊以降の高値を更新して上昇しています。これまでの上値メドは1,600円でしたが、そこを抜けて上昇しているため明確な上昇メドは見えないです。割高感もあり、今後の期待値で株価が上昇している状態です。

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NTTデータの配当推移と決算内容

次にNTTデータの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はNTTデータの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

NTTデータの年間配当金推移

2016年3月期:14円
2017年3月期:15円
2018年3月期:15円
2019年3月期:17円
2020年3月期:18円
2021年3月期:18円(予)

配当金は増配傾向です。

配当方針は「今後の持続的な成長に向けた事業投資や技術開発、財務体質の維持・強化のための支出及び配当とのバランスを総合的に勘案し、安定的に実施」です。2020年3月期の配当性向は33.6%、2021年3月期の予想配当性向は約35%です。

参考:株主還元|NTTデータ

決算内容について

2021年2月4日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は1,058億円と発表。前年同期比14.6%増、通期計画の1,140億円に対する進捗率は92.8%となりました。

NTTデータの今後の株価について

最後にNTTデータの今後について考えていきます

今後について

NTTデータは業界最大手のシステムインテグレータ(ITサービス企業)で官公庁や金融機関向けの大型システムから決済サービス、製造・物流など領域はかなり広いです。

海外のITサービス会社を買収し積極的に海外進出もしています。しかし、2020年3月期の減益要因は主に大型の不採算案件が発生した影響によるものです。幅広い領域に展開しており案件は多いですが、不採算案件をいくつか抱えているのは気になる点であり、今後のリスクです。

短期的にはIT投資の抑制影響で厳しくなるのが想定され、2021年3月期は減益見通しですが、好調な決算のため、業績が上振れて増益となる可能性もあります。

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