すかいらーく【3197】の株価分析!厳しめの株価推移・株主優待改悪で今後どうなる

ファミレス国内最大手のすかいらーくホールディングス(3197)。今後の株価や配当はどうなるのか、株主優待を廃止する可能性はあるのか。業績推移・会社方針・株価チャートを分析してみました。2020年9月10日に2020年12月期からの株主優待改悪を発表しています。

すかいらーくホールディングスの株価POINT
  • 株価はまだまだ弱い推移
  • 優待廃止の可能性は低いが、変更は想定される
  • 業績・配当回復も不透明感はまだ強め
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すかいらーくの株価情報と事業内容

すかいらーくホールディングスの株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:1,594円
予想PER:36.3倍
PBR:2.27倍
時価総額:3,626億円

2021年11月15日終値時点のデータです。
最新の株価参考サイト:(株)すかいらーくホールディングス【3197】:Yahoo!ファイナンス

やや割高感があるものの外食優待銘柄では良く見かける水準です。

すかいらーくホールディングス(3197)とは

すかいらーくホールディングス(英: SKYLARK HOLDINGS CO., LTD.)は、すかいらーくグループを統括する純粋持株会社である。

すかいらーくグループ(英: SKYLARK GROUP)は、「ガスト」や「バーミヤン」、「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンで知られる外食産業系企業である。

2000年代頃から他のレストラン企業やフードビジネス企業のM&Aを実施し、スケールメリットを生かした経営戦略を行っている。

すかいらーく – Wikipediaより抜粋

すかいらーくホールディングスはファミレス最大手の企業です。

「ガスト」、「バーミヤン」、「夢庵」など多くのを外食チェーン店を展開しています。

すかいらーくの業績推移と株価チャート

次に、すかいらーくホールディングスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年12月期は取り巻く環境の悪化により、大きく赤字となりました。しかし、それまでの利益も減少していました。

2021年12月期は時短協力金233億円の計上もあり、大きく黒字回復見通しです。

参考:業績ハイライト|すかいらーくグループ

株価の推移

下記はすかいらーくホールディングス5年分の週足株価チャートです。

利益減少・減配当がありましたが、人気優待銘柄ならではの強さで2020年まで株価は上昇していました。

しかし、2020年に入り大きく下落、優待改悪もあり株価は厳しい推移です。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,800円、下落した場合は1,400円辺りと見ることが出来そうです。

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すかいらーくの株主優待制度と配当情報

すかいらーくホールディングスの株主優待制度と配当情報を見ていきます。

株主優待制度の内容

すかいらーくの株主優待はすかいらーくグループで使える「株主優待カード(食事券)」、6月末と12月末の年2回が対象です。2020年12月末の優待から金額が減額されました。

保有株式数年間合計
100株~299株4,000円分
300株~499株10,000円分
500株~999株16,000円分
1,000株~34,000円分

100株保有で年間4,000円分なので優待利回りは約2.5%です。

参考:株主優待情報|すかいらーくグループ

株主優待コストが利益を圧迫

すかいらーくは2016年12月期に最高益となりましたが、その後減益が続いています。

減益の主な要因として「株主優待コスト上昇」と「人件費上昇」をあげています。

特に優待コストが増えたのは2017年に優待金額を3倍に拡充してからです。

優待拡充したことで優待利回りが上昇、多くの個人株主が増えて一気に優待コストが膨らみました。

過去に株主優待を拡充した理由

すかいらーくの株主優待は2017年に優待金額を3倍に拡充しています。

個人株主を増やす、株主還元という目的もありますが、元々すかいらーく株の多くは投資会社のベインキャピタルが保有していました。

2017年、投資会社が「保有している株を出来るだけ高く売りたい」と考え、すかいらーく側も「大量の売りで株価を下げたくない」という思惑がありました。

そして、株主優待拡充を2017年2月に発表。その9カ月後の2017年11月には投資会社が保有していた、すかいらーく全株式の売却が完了しています。

環境変化により優待改悪

2019年12月期2Q決算にて、株主優待コストは膨らむことはなくフラットになるので人件費上昇の方が業績に与える影響が大きいと会社は見ていました

しかし、その約1年後に環境が大きく変化したことも影響して優待改悪を発表。

この先の株主優待はどうなる

今後はいきなり廃止する可能性は低いと考えられます。

しかし、長期保有限定条件を追加する、年1回にする、さらに優待金額を変更する。

業績次第ですが、これらの変更可能性は十分にありえると考えられます。

参考:決算説明会資料|すかいらーくグループ

配当情報

2021年12月期の予定年間配当:14円
予想年間配当利回り:0.88%

配当金の推移

下記はすかいらーくホールディングスの配当金推移です。
配当権利日は、6月末(中間配当)と12月末(期末配当)です。

2019年12月期は半分に減配、2020年12月期は無配となりました。

2021年12月期は中間配当は無配、期末配当を14円に回復予定としています。予想配当性向は約32%です。

参考:配当の推移|すかいらーくグループ

すかいらーくの決算内容と今後について

すかいらーくホールディングスの決算内容確認と今後を考えてみます。

決算内容について

2021年11月12日に決算発表。
2021年12月期3Q累計(1-9月)の連結経常利益は42.7億円と発表。

また、通期の同利益を10億円予想から170億円予想に上方修正、期末配当を14円予定としています。

今後の見通しについて

2019年12月期の業績悪化で決断したのは減配でした。そして2020年12月期には配当だけでなく、株主優待にもメスが入りました。

短期的な不安

外食産業は短期的な不安・長期的な不安の両方に悩まされる企業が多く出ています。

需要が完全に回復するのはいつになるかまだ不透明感があります。仮に回復しても、再び厳しくなる可能性も当然あります。

長期的な不安点

長期的には他社とどれだけ差別化しお客を呼べるか、コストをどれだけ減らすことができるか、様々な問題があります。

株主優待改悪は必ずしもマイナスな事ばかりではないです。早めにコストカットに踏み切ったという見方もできます。

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