すかいらーく株価分析!厳しい業績推移・どうなる株主優待【3197】

ファミレス国内最大手のすかいらーくホールディングス(3197)。今後の株価や配当はどうなるのか、株主優待を廃止する可能性はあるのか。業績推移・会社方針・株価チャートを分析してみました。

すかいらーくホールディングスは2020年9月10日に2020年12月期からの株主優待改悪を発表しています。

すかいらーくの株価POINT
  • 株価はまだまだ弱い推移
  • 厳しい業績推移、強い不透明感
  • 再び赤字転落で配当・優待への影響も考えられる
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すかいらーくの株価情報と業績推移

すかいらーくホールディングスの株価情報と業績推移を見ていきます。

株価指標

株価:1,610円
予想PER:—
PBR:2.3倍
予想EPS:-8.79円
時価総額:3,663億円

2022年11月18日終値時点のデータ。
最新の株価参考:(株)すかいらーくホールディングス【3197】:Yahoo!ファイナンス

最終赤字予想なのでPERは算出不可。

売上高と利益の推移

下記はすかいらーくホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は取り巻く環境の悪化により、大きく赤字となりました。しかし、それまでの利益も減少しています。

2021年12月期は時短協力金233億円の計上もあり大きく黒字回復も、2022年12月期の経常損益・最終損益は赤字予想としています。

参考:業績ハイライト|すかいらーくホールディングス

株価の推移

下記はすかいらーくホールディングス5年分の週足株価チャートです。

株価は人気優待銘柄ならではの強さで2020年まで上昇していました。

しかし、2020年に入り大きく下落。その後も業績悪化・不透明感に加え、優待改悪もあり厳しめの推移をしています。

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すかいらーくの配当情報と株主優待

すかいらーくホールディングスの配当情報と株主優待制度を見ていきます。

配当情報

2022年12月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—

配当金の推移

下記はすかいらーくホールディングスの配当金推移です。配当権利日は、6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

すかいらーくの年間配当金推移

2017年12月期:38円
2018年12月期:38円
2019年12月期:19円
2020年12月期:0円
2021年12月期:12円
2022年12月期:未定

2019年12月期は大きく減配、2020年12月期は無配となりました。2021年12月期は復配しましたが、2022年12月期は未定としています。

参考:配当金・配当性向|すかいらーくホールディングス

株主優待制度について

株主優待はすかいらーくグループで使える「株主優待カード(食事券)」です。優待権利月は、6月と12月の年2回です。2020年12月末の優待から金額を減額しています。

保有株式数年間合計
100株~299株4,000円分
300株~499株10,000円分
500株~999株16,000円分
1,000株~34,000円分

100株保有で年間4,000円分とした場合の優待利回りは約2.5%です。

参考:株主優待制度|すかいらーくホールディングス

過去に株主優待を拡充した理由

すかいらーくの株主優待は2017年に優待金額を3倍に拡充しています。

個人株主を増やす、株主還元という目的もありますが、当時、すかいらーく株の多くは投資会社のベインキャピタルが保有していました。2017年、投資会社が「保有している株を出来るだけ高く売りたい」と考え、すかいらーく側も「大量の売りで株価を下げたくない」という思惑がありました。

そして、株主優待拡充を2017年2月に発表。その9カ月後の2017年11月には投資会社が保有していた全株式の売却が完了しています。

優待拡充したことで優待利回りが上昇、多くの個人株主が増えて一気に優待コストが膨らみました。

環境の変化もあり優待改悪へ

2019年12月期2Q決算にて、株主優待コストは膨らむことはなくフラットになるので人件費上昇の方が業績に与える影響が大きいとしていました。

しかし、その約1年後に環境が大きく変化した影響もあり優待改悪を発表。

この先の株主優待はどうなる

どの企業にも言えますが厳しい業績が続けば配当・優待に悪影響となる可能性は高いです。また、長期保有限定の条件追加や優待金額を変更するなど、変更可能性はどの銘柄にも十分にありえることです。

参考:決算説明会資料|すかいらーくホールディングス

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すかいらーくの事業・決算内容と今後について

すかいらーくホールディングスの事業・決算内容の確認と今後について考えてみます。

すかいらーくホールディングス(3197)とは

すかいらーくホールディングス(英: SKYLARK HOLDINGS CO., LTD.)は、すかいらーくグループを統括する純粋持株会社である。

すかいらーくグループ(英: SKYLARK GROUP)は、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランチェーンを運営する外食産業系企業である。

2000年代頃から他のレストラン企業やフードビジネス企業のM&Aを実施し、スケールメリットを生かした経営戦略を行っている。

すかいらーく – Wikipediaより抜粋

すかいらーくホールディングスはファミレス最大手の企業です。「ガスト」、「バーミヤン」、「ジョナサン」、「夢庵」など多くのを外食チェーン店を展開しています。

決算内容を時系列に確認

2022年2月14日に決算発表。

2021年12月期の連結税引前利益143億円と発表。2022年12月期の同利益は75億円見通し、年間配当を6円予定としています。

2022年12月期1Q決算

2022年5月13日に決算発表。

2022年12月期1Q(1-3月)の連結税引前損益は9.1億円の赤字と発表。

2022年12月期2Q決算

2022年8月12日に決算発表。

2022年12月期2Q累計(1-6月)の連結税引前損益は37億円の赤字と発表。また、通期の同損益を75億円の黒字予想から20億円の赤字予想に下方修正、配当を未定に変更しています。

2022年12月期3Q決算

2022年11月11日に決算発表。

2022年12月期3Q累計(1-9月)の連結税引前損益は62億円の赤字と発表。

今後の見通しについて

2019年12月期の業績悪化で減配を行い、2020年12月期には配当だけでなく、株主優待にもメスが入りました。

2021年12月期に配当復配も2022年12月期は赤字予想に下方修正しており厳しさが見えます。

不透明感

外食産業は短期的な不安・長期的な不安の両方に悩まされる企業が多く出ています。

需要は回復していますが、円安進行による食材価格の高騰やエネルギーコスト・物流コストなどの上昇で厳しい状況です。

長期的な不安点

長期的には他社とどれだけ差別化しお客を呼べるか、コストをどれだけ減らすことができるか、様々な問題があります。

株主優待改悪は必ずしもマイナスな事ばかりではないです。早めにコストカットに踏み切ったという見方もできます。

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