関西電力の株価分析!業績悪化で株価が下落・高い配当利回り【9503】

東京電力に次ぐ電力業界2位の関西電力(9503)。株価と配当が今後どうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。株価が下落したことで配当利回りが高いです。

関西電力の株価POINT
  • 指標の割安感は強め、配当利回りは高い
  • 短期的も長期的にもやや心配材料がある
  • 株価は業績悪化や様々な要因から下落
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関西電力の株価指標と事業内容

はじめに、関西電力の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,108.5円
予定年間配当:50円
年間配当利回り:4.51%
予想PER:14.1倍
PBR:0.59倍
時価総額:1兆406億円

2021年8月27日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒関西電力(株)【9503】:Yahoo!ファイナンス

PBRは割安です、年間配当利回りは高いです。

関西電力(9503)とは

関西電力株式会社(かんさいでんりょく)は、大阪府大阪市に本店を置く電力会社である。略称として関電(かんでん)や、KEPCO(Kansai Electric Power Co., Inc.=ケプコ)が使われる。近畿地方や関東地方などで電力小売事業や、発電事業を行っている。

発電能力と比べ、実際の発電所は原子力発電による比率が約55%となっている(他社からの買電、融通、揚水発電を除いた発電量における、設備別比重)。その一方、本来の電力供給エリア外である富山県の黒部川流域などに、最大出力30万kW超の大型の水力発電所も所有する。

関西電力 – Wikipediaより抜粋

中心事業は「電気事業」。他には「ガス・その他エネルギー事業」、「情報通信事業」も展開しています。原子力発電への依存度が高いですが、代替電力の確保を進めています。

関西電力の業績推移と株価チャート

次に、関西電力の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2021年3月期は販売電力量をはじめ事業全体に影響があり大きく減益。2022年3月期はさらに厳しくなる見通しです。

参考:業績見通し|関西電力

株価チャートの推移

下記は関西電力5年分の週足株価チャートです。

2019年5月頃から株価が下落しています。しかし、過去の株価や業績見通しを考えると目立って安い位置までは下落していないです。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,300円、下落した場合のメドは900円辺りと見ることが出来そうです。

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関西電力の配当推移と決算内容

次に、関西電力の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は関西電力の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

関西電力の年間配当金推移

2017年3月期:25円
2018年3月期:35円
2019年3月期:50円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円
2022年3月期:50円(予)

東日本震災・高浜原発の問題から赤字となった2011年3月期から2015年3月期までは配当が無配でしたが、2017年3月期から復活。ここ数年は年間50円です。配当性向は2020年3月期が34.4%、2021年3月期が41%、2022年3月期の予想は約64%です。

参考:配当・株主還元について|関西電力

決算内容について

2021年7月30日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は231億円と発表。前年同期比53.7%減、通期計画の1,000億円に対する進捗率は23.2%となりました。

関西電力の今後について

最後に、関西電力の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

関西電力の株価上昇ポイント

指標に割安感があり、配当利回りが高いです。事業として「ガス・その他エネルギー事業」、「情報通信事業」も展開していますがメインは「電気事業」です。

生活必需

短期的には商業圏・工業圏への販売量減少、節電取り組みによる業績悪化が懸念されますが、電気は生活必需品のため大きく需要が減る可能性は小さいです。

関西電力の株価下落ポイント

一番のリスクは原子力発電所です。国内電力会社初の原子力発電所を運転開始、現在も原子力発電が大きなウエイトを占めています。中期経営計画では再生可能エネルギーの大量導入を進めるとしていますが、まだまだ原子力発電がベースであることに変わりはないです。

見えにくいリスクの大きさ

震災・高浜原発がらみの不祥事もあり、原子力発電に関して政策の変更などが業績に影響を与える可能性があり、かなり大きくなる可能性があるリスクも保有していると言わざるを得ないです。

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