関西電力【9503】株価分析!業績悪化・警戒感で株価下落し安値圏で推移

東京電力に次ぐ電力業界2位の関西電力(9503)。今後の株価と配当がどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。株価は下落し安値圏で推移しています。

関西電力の株価POINT
  • 割安感あり、厳しい業績見通し
  • 業績悪化、様々な要因で株価下落
  • 短期的も長期的にも不安材料がある
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関西電力の株価情報と事業内容について

関西電力の株価情報と事業内容を見ていきます。

株価指標

株価:1,140円
予想PER:—
PBR:0.61倍
時価総額:1兆702億円

2022年4月28日終値時点のデータです。
最新の株価参考:関西電力(株)【9503】:Yahoo!ファイナンス

PBRは割安ですが他の電力会社も似た水準です。

関西電力(9503)とは

関西電力株式会社(かんさいでんりょく)は、大阪府大阪市に本店を置く電力会社である。

略称として関電(かんでん)や、KEPCO(Kansai Electric Power Co., Inc.=ケプコ)が使われる。近畿地方や関東地方などで電力小売事業や、発電事業を行っている。

発電能力と比べ、実際の発電所は原子力発電による比率が約55%となっている(他社からの買電、融通、揚水発電を除いた発電量における、設備別比重)。その一方、本来の電力供給エリア外である富山県の黒部川流域などに、最大出力30万kW超の大型の水力発電所も所有する。

関西電力 – Wikipediaより抜粋

中心事業は「電気事業」です。

他には「ガス・その他エネルギー事業」、「情報通信事業」も展開しています。原子力発電への依存度が高く、代替電力の確保を進めています。

関西電力の業績推移と株価推移について

関西電力の業績推移と株価推移を見ていきます。

売上高と営業利益・経常利益の推移

2021年3月期は販売電力量をはじめ事業全体に影響があり大きく減益に。

2022年3月期はさらに厳しくなり、2023年3月期は赤字見通しとしています。

参考:業績見通し|関西電力

株価の推移

下記は関西電力5年分の週足株価チャートです。

2019年5月に株価が大きく下落。その後も厳しい推移です。

2021年以降は上昇を試す場面もありますが、上昇しきれず安値圏で推移しています。

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関西電力の配当情報と決算内容について

関西電力の配当情報と決算内容を見ていきます。

配当情報

2023年3月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—

配当金の推移

下記は関西電力の配当金推移です。
配当権利日は、9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

関西電力の年間配当金推移

2018年3月期:35円
2019年3月期:50円
2020年3月期:50円
2021年3月期:50円
2022年3月期:50円
2023年3月期:未定

東日本震災・高浜原発問題で赤字となった2011年3月期から2015年3月期までは無配当でしたが、2017年3月期に復配。ここ数年は年間50円で推移しています。

配当性向は2021年3月期が41%、2022年3月期が52%です。

参考:配当・株主還元について|関西電力

決算内容について

2022年4月27日に決算発表。
2022年3月期の連結経常利益は1,359億円と発表。

2023年3月期の同損益は1,000億円の赤字見通し、年間配当は未定としています。

関西電力の今後について

関西電力の今後の株価上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

関西電力の株価上昇ポイント

事業として「ガス・その他エネルギー事業」、「情報通信事業」も展開していますがメインは「電気事業」で日常生活に欠かせないものです。

生活必需

電気は生活必需品のため大きく需要が減る可能性は小さいです。また、未定としている配当ですが、仮に維持できれば高利回りとなります(過去には無配期間もあるため不透明感は強いですが)。

関西電力の株価下落ポイント

一番のリスクは原子力発電所です。国内電力会社初の原子力発電所を運転開始、現在も原子力発電が大きなウエイトを占めています。

2023年3月期は燃料価格高騰に加え、原子力利用率が低下するため、燃料費や他社購入電力料が増加。その影響もあり赤字見通しとしています。

見えにくいリスクの大きさ

震災・高浜原発がらみの不祥事もあり、原子力発電に関して政策の変更などが業績に影響を与える可能性があり、かなり大きなリスク要因とも言えます。

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