江崎グリコ(グリコ)の株価分析!株価は長期下落だが業績は回復傾向【2206】

大手お菓子メーカー、江崎グリコ(2206)の株価が長期で下落しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移の分析に加えて株主優待の内容も確認していきます。

江崎グリコの株価POINT
  • 株価指標に目立った割高感はない
  • 配当金は比較的安定推移
  • 株価下落の要因は先行きの不透明感によるもの
スポンサーリンク

江崎グリコの事業内容と株価指標

はじめに江崎グリコの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,475円
予定年間配当:70円
年間配当利回り:1.56%
予想PER:24.2倍
PBR:1.31倍

2021年2月24日終値時点のデータ

お菓子メーカーで株主優待を実施している企業は割高なものが多いですが、目立った割高感はないです。配当利回りは平均水準です。

江崎グリコ(2206)とは

江崎グリコ株式会社(えざきグリコ、英語:Ezaki Glico Company, Limited)は、食品メーカーである。

2015年10月1日に完全子会社だったグリコ乳業株式会社と経営統合し、菓子・食品・乳製品・健康食品などを製造・販売する総合食品メーカーとなった。

チョコレート、スナック菓子、ガム、アイスクリームなどの菓子類と子会社の旧・グリコ乳業から継承した乳製品が主な商品だが、レトルト食品も多数発売している。また、後発ではあるが、カレールーや炊き込みご飯の素、各種サプリメントといった食品事業も行っている。

江崎グリコ – Wikipediaより抜粋

主なセグメントは菓子・食品部門が約25%、冷菓部門が約25%、乳業部門が約23%です。海外比率も約18%あります。

参考:セグメント別売上高の概況|江崎グリコ

江崎グリコの業績推移と株価チャート

次に江崎グリコの業績推移と株価チャートを確認していきます。

グリコの売上高と経常利益の推移

2019年12月期は決算月変更で9カ月決算です。そこを考慮すると減少していた経常利益がやや復活しています。2021年12月期はほぼ横ばい見通しです。

株価チャートの推移

下記は江崎グリコ5年分の週足株価チャートの推移です。

長期の株価は下落レンジで推移しています。短期の株価もあまりさえず、下落気味に推移し現在は一旦の下落メドの位置です。

スポンサーリンク

江崎グリコの配当推移と株主優待

次に江崎グリコの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当推移について

下記は江崎グリコの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

江崎グリコ年間配当金の推移

2017年3月期:50円
2018年3月期:50円
2019年3月期:60円
2019年12月期:60円
2020年12月期:65円
2021年12月期:70円(予)

配当は増配傾向です。2019年12月期は9カ月決算ですが配当は据え置きしています。

配当性向は2019年12月期が32.3%、2020年3月期が35.6%。2021年3月期の予想は約38%です。やや上昇していますが、まだ適正ラインと考えられます。

参考:株式の状況|江崎グリコ

株主優待制度について

江崎グリコの株主優待は「自社商品の詰め合わせ」です。6月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上Glico グループ商品詰合せ
3年未満:1,000円相当
3年以上:1,500円相当
500株以上Glico グループ商品詰合せ
3年未満:2,000円相当
3年以上:3,000円相当
1,000株以上 Glico グループ商品詰合せ
3年未満:4,000円相当
3年以上:6,000円相当

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.2%です。利回りは低いですね。

参考:株主優待のご紹介|江崎グリコ

江崎グリコの決算内容と今後について

最後に江崎グリコの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年2月12日の決算にて2020年12月期の連結経常利益は196億円と発表。2021年12月期は195億円見通し、年間配当は70円に増配予定としています。

今後について

原材料価格や物流コストの上昇をこれまでは合理化・効率化で吸収していました。しかし、吸収することが困難になり2019年3月に一部商品の値上げを行いました。

独自ブランドを築き上げているメーカーの場合、値上げは売り上げに大きな影響はなく利益改善が期待できます。もちろん、大きな値上げをすると売り上げが落ちる可能性はあります。

業績は持ち直していますが、やや伸び悩んでいる感はあります。しかし、2020年12月期の利益は海外部門の利益率上昇もあり、当初の予定より上振れて着地するなど期待感もあります。

タイトルとURLをコピーしました