ヤマハ発動機の株価が下落。業績・配当推移と株主優待を確認【7272】

ヤマハ発動機(7272)の株価が業績の伸び悩みで下落しています。一時は配当利回りが5%近くになりましたが、現在は底値圏を脱出しています。今回は、ヤマハ発動機の業績推移・株価チャート・株主優待について分析してみました。

ヤマハ発動機の株価POINT
  • 株価に割高感はなく、配当利回りは高い
  • 比較的人気の株主優待だが、利回りは微妙
  • 業績は下方修正しており、不透明感はある
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ヤマハ発動機の事業内容と株価情報

はじめにヤマハ発動機の事業内容と株価指標を確認していきます。

ヤマハ発動機(7272)とは

ヤマハ発動機株式会社(ヤマハはつどうき、英: Yamaha Motor Co., Ltd.)は、日本楽器製造(現在のヤマハ)の二輪部門が独立して誕生した、主にオートバイを中心とした輸送用機器を製造するメーカー。

二輪の売上規模は世界第2位であり、船外機やウォータービークルの販売台数は世界首位。ヤマハ発動機サッカー部は、サッカーJリーグのジュビロ磐田の母体である。

wikipediaより抜粋

ヤマハ発動機といえば二輪車ですが、船外機・水上オートバイなどのマリン事業や産業ロボットも事業として行っています。また、海外売上比率が全体の約90%とかなり高いです。

参考:展開する事業と特徴|ヤマハ発動機

株価指標と配当利回り

現在の株価:2,130円

予定年間配当:90円

年間配当利回り:4.23%

予想PER:9.3倍、PBR:1.09倍

※株価は2020年1月24日終値

割安感はありますが、業種的に割安銘柄が多いのでそこまで目立って割安という感じでもないです。配当利回りは高いです。

ヤマハ発動機の財務状況

時価総額:4,523億円

自己資本比率:47.2%

ROE:12.2%、ROA:8.7%
(2019年12月期予想)

ヤマハ発動機の業績推移と株価チャート

次にヤマハ発動機の業績の推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年12月期ですが経常利益を当初1,350億円の見通しとしていましたが、下方修正を行い1,250億円に減益幅が広がりました。ここ数年は売上・利益ともにやや安定感に欠ける印象です。

参考:業績推移|ヤマハ発動機

株価チャート

下記はヤマハ発動機の5年分の週足株価チャートです。

底値圏からは抜けましたが、株価は下落して推移しています。

ここからの下落メドとしては1,500円付近、上昇メドは2,500円付近とみることが出来ます。

ヤマハ発動機の配当推移と株主優待制度

次にヤマハ発動機の配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はヤマハ発動機の配当金の推移です。現在の配当は中間配当(6月末)と期末配当(12月末)の年2回実施しています。

ヤマハ発動機の年間配当金推移

2014年12月期:40円
2015年12月期:44円
2016年12月期:60円
2017年12月期:88円
2018年12月期:90円
2019年12月期:90円(予)

配当は増配傾向です。

配当方針ですが「親会社株主に帰属する当期純利益(従来の連結当期純利益)の30%を目安として配当に充てる」としています。

2019年12月期は減益見通しというのもあり、配当性向は約39%となる予想です。利益予想を考えた上で配当を据え置いたことから、減配する可能性は低いですが、現状では増配期待値も低いです。

参考:配当金の推移|ヤマハ発動機

株主優待制度について

ヤマハ発動機の株主優待は「地元の名産品やJリーグ・ラグビー観戦チケット等と交換できるポイント」です。12月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
500株未満
1,000ポイント(3年未満)
2,000ポイント(3年以上)
500株以上
1,000株未満
2,000ポイント(3年未満)
3,000ポイント(3年以上)
1,000株以上3,000ポイント(3年未満)
4,000ポイント(3年以上)

カタログギフトみたいな感じで複数の商品の中から選ぶことができる比較的人気な優待です。

商品によって多少金額差はありますが、大体1ポイント1円相当と見ることできます。100株保有(213,900円)で年間1,000円相当なので優待利回りは約0.4%です。利回りは低いですね。

参考:株主優待制度の内容について|ヤマハ発動機

ヤマハ発動機の直近決算と今後について

最後にヤマハ発動機の直近決算と今後について見ていきます。

最近の決算を確認

2019年11月13日の決算にて2019年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は1,023億円と発表、通期計画の1,250億円に対する進捗率は81.9%となりました。

前年同期比で減少しているのは気になる点ですが、通期計画の達成は問題ないと考えられます。

今後について

ヤマハ発動機はアジアの新興国から、欧米などの先進国まで事業を展開しており海外に売り上げを依存しています。多くの国へ展開しているので、その国の経済状況や為替などの影響を受けます。

現在、ベトナム・台湾で二輪車の販売が減少していますが、北米・欧州でのマリン事業は好調です。現在は赤字で足を引っ張っているロボティクス事業は今後大きく伸びる可能性があります。

業績の先行きは若干不透明ですが、株価に割高感もなく次なる手をしっかり打っているという印象です。

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