亀田製菓の株価分析。好業績・連続増配当だが、株価チャートはレンジ推移【2220】

「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」で有名な亀田製菓(2220)について業績推移・株価チャート・配当推移を分析し、今後の株価・配当について考えてみました。

亀田製菓の株価POINT
  • 株価指標はやや割高、配当・優待の利回りは平均より低め
  • 連続増配当を継続し配当性向も問題ない水準
  • 売上・利益ともに好調推移、過去最高利益を見込む
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亀田製菓の事業内容と株価指標

はじめに亀田製菓の事業内容と株価指標を確認していきます。

亀田製菓(2220)とは

亀田製菓株式会社(かめだせいか)は、主にせんべい、あられなどの米菓、菓子の製造を手掛ける企業で、米菓メーカーでは日本国内最大手である。販売中の商品数は、200種類以上であるが、主力の8商品で売り上げの約50%を占める。主力8商品は亀田の柿の種、ハッピーターン、海苔ピーパック、まがりせんべい、手塩屋、うす焼き、おばあちゃんのぽたぽた焼、つまみ種

亀田製菓 – Wikipediaより抜粋

国内の米菓メーカーでトップですが、アメリカをはじめタイ・ベトナム・中国など海外へも展開し今後も海外事業を伸ばす計画です。

参考:亀田製菓グループの目指す姿|亀田製菓株式会社

株価指標と配当利回り

下記は亀田製菓の2020年5月13日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:5,260円
予定年間配当:53円
年間配当利回り:1.01%
予想PER:23.1%、PBR:2.1倍

株価指標はやや割高です、年間の配当利回りは平均より低めです。

亀田製菓の業績推移と株価チャート

次に亀田製菓の売上高と経常利益の推移、株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は亀田製菓の売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに安定して推移しています。2020年3月期は過去最高売り上げとなり、2021年3月期も増収・増益予定で過去最高売上・利益の見通しで好調です。

参考:財務データ|亀田製菓株式会社

株価チャートの推移

下記は亀田製菓5年分の週足株価チャートの推移です。

株価はやや広めのレンジで推移しています。4,200円がレンジの下限、6,200円がレンジの上限と考えると現在の株価はちょうどレンジの中間にあります。過去最高益更新を計画しているため、株価は比較的安めと見ることが出来ますが、あくまでも業績だけを見た場合です。

亀田製菓の配当推移と株主優待制度

次に亀田製菓の配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記は亀田製菓の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。期末配当の割合が高めです。

亀田製菓の年間配当金推移

2016年3月期:36円
2017年3月期:42円
2018年3月期:49円
2019年3月期:51円
2020年3月期:52円
2021年3月期:53円(予)

配当は増配推移しています。

配当方針は「投資と株主に対する利益還元のバランスを考慮しながら、中期経営計画を実行し収益の拡大を図り、利益配分を安定的に拡大」としています。2023年度までの中期経営計画では配当性向20%程度を目安とし将来的には30%を目指すとしています。

2020年3月期の配当性向は24.5%、2021年3月期の予想は約23%と大きな問題はありません。

参考:配当情報|亀田製菓株式会社

株主優待制度について

亀田製菓の株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です。年1回、9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~
999株
自社製品詰め合わせ
1,000円相当
1,000株以上自社製品詰め合わせ
3,000円相当

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.2%と利回りとしては低めです。

参考:株主優待情報|亀田製菓株式会社

亀田製菓の今後の株価について

最後に亀田製菓の今後の株価について上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

亀田製菓の株価上昇ポイント

株価指標はやや割高ですが、株価はある一定のレンジ内で推移している点や連続増収・連続増配を続けているのはプラスポイントです。株価は業績だけでは決まらないですが、業績が良いに越したことはないです。

また、今後は海外米菓事業、国内食品事業を中心に事業領域拡大を進めていきます。「あられ・おせんべい」というイメージから食品業への進化を目標としています。事業領域拡大が進めば当然伸びしろが増えます。

亀田製菓の株価下落ポイント

現在の海外比率は約30%とまだそこまで高くはないですが、この先海外比率が高まればその分、為替や原材料の調達などの影響が考えられます。業績は増収・増益で好調に推移していますが、ここ数年は期初の業績見通しより下方修正を行っています。また、中期経営計画では2020年度は売上1,130億円、営業利益90億円を目標としていたことを考えると現在の売上・利益にはやや物足りなさがあります。

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