亀田製菓の株価分析!連続増配当中だが低めの利回り。業績・株価ともに安定推移【2220】

「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」などのお菓子で有名な亀田製菓(2220)。業績は比較的安定し、株価も長期でレンジ推移しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析しました。また、株主優待についても確認していきます。

亀田製菓の株価POINT
  • 配当・優待の合計利回りは低め
  • 連続増配当を継続し配当性向も問題ない水準
  • 売上・利益ともに好調推移、過去最高益の見通し
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亀田製菓の事業内容と株価指標

はじめに亀田製菓の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,890円
予定年間配当:53円
年間配当利回り:1.08%
予想PER:21.5%
PBR:1.88倍

2021年2月10日終値時点のデータ

株価指標に割安感はないですが割高でもないです。年間の配当利回りは平均より低いです。

亀田製菓(2220)とは

亀田製菓株式会社(かめだせいか)は、主にせんべい、あられなどの米菓、菓子の製造を手掛ける企業で、米菓メーカーでは日本国内最大手である。販売中の商品数は、200種類以上であるが、主力の8商品で売り上げの約50%を占める。主力8商品は亀田の柿の種、ハッピーターン、海苔ピーパック、まがりせんべい、手塩屋、うす焼き、おばあちゃんのぽたぽた焼、つまみ種

亀田製菓 – Wikipediaより抜粋

国内の米菓メーカーでトップ。アメリカをはじめタイ・ベトナム・中国など海外へも展開しており、今後も海外事業を伸ばす計画です。

参考:亀田製菓グループの目指す姿|亀田製菓株式会社

亀田製菓の業績推移と株価チャート

次に亀田製菓の売上高と経常利益の推移、株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに安定推移です。2020年3月期は過去最高売り上げとなり、2021年3月期も増収・増益予定で過去最高売上・利益を更新する見通しです。

参考:財務データ|亀田製菓株式会社

株価チャートの推移

下記は亀田製菓5年分の週足株価チャートの推移です。

株価はやや広めのレンジで推移。

4,400円~5,900円が主要レンジ幅と見ることが出来ます。好調な業績推移、2021年3月期は過去最高益更新を計画しているため、現在の株価は比較的安めと見ることが出来ます。しかし、あくまでも過去の業績と現在の業績だけで考えた場合です。

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亀田製菓の配当推移と株主優待制度

次に亀田製菓の配当金の推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記は亀田製菓の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。期末配当の割合が高めです。

亀田製菓の年間配当金推移

2016年3月期:36円
2017年3月期:42円
2018年3月期:49円
2019年3月期:51円
2020年3月期:52円
2021年3月期:53円(予)

配当は連続増配で推移しています。

配当方針は「投資と株主に対する利益還元のバランスを考慮しながら、中期経営計画を実行し収益の拡大を図り、利益配分を安定的に拡大」です。2023年度までの中期経営計画では配当性向20%程度を目安とし、将来的には30%を目指すとしています。

2020年3月期の配当性向は24.5%、2021年3月期の予想は約23%と大きな問題はありません。

参考:配当情報|亀田製菓株式会社

株主優待制度について

亀田製菓の株主優待は「自社製品の詰め合わせ」です。年1回、9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株~999株自社製品詰め合わせ 1,000円相当
1,000株以上自社製品詰め合わせ 3,000円相当

100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.2%。利回りで見ると低めです。

参考:株主優待情報|亀田製菓株式会社

亀田製菓の今後の株価について

最後に亀田製菓の今後の株価について上昇ポイントと下落ポイントを考えてみました。

亀田製菓の株価上昇ポイント

株価指標に割安感はないですが、株価は一定レンジ内で推移している点や連続増収・連続増配を続けているのはプラスポイントです。株価は業績だけでは決まらないですが、業績が良いに越したことはないです。

また、今後は海外米菓事業、国内食品事業を中心に事業領域拡大を進め「あられ・おせんべい」イメージから食品業への進化を目標としています。事業領域拡大が進めば当然伸びしろも増えます。

亀田製菓の株価下落ポイント

現在の海外比率は約30%です。まだそこまで高くないですが、この先海外比率が高まればその分、為替や原材料調達などの影響が考えられます。業績は増収・増益で好調に推移していますが、ここ数年は期初の業績見通しより下方修正を行っています。その影響もあり、株価が伸び切れていないです。

また、過去の中期経営計画で2020年度は売上1,130億円、営業利益90億円を目標としていたことを考えると、2021年3月期の売上1,060億円、営業利益60億円予想は想定より苦戦しているという見方もできます。

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