丸大食品の株価分析!業績悪化で減配、配当・株主優待の利回りと今後を確認【2288】

丸大食品(2288)の株価ですが2019年に入りタピオカブームの影響で上昇していました。しかし、ここ最近では大きく株価が上下しています。果たして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待制度も確認していきます。

丸大食品の株価POINT
  • 配当・優待利回りはやや低め。業績見通しは厳しい
  • 現状では更に減配する可能性もある
  • ここ数年、ROEが低いのは気になるところ
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丸大食品の事業内容と株価指標

はじめに丸大食品の事業内容と株価指標を確認していきます。

丸大食品(2288)とは

ハムやソーセージなどの食肉加工品のほか、各種惣菜類を製造・販売する食品メーカーである。日本ハム・伊藤ハム・プリマハムと共に食肉加工業界大手4社の一角に含まれる。

丸大食品 – Wikipediaより抜粋

セグメント別の売上比率は下記の通りです。

  • ハム・ソーセージ部門 31.08%
  • 調理加工食品部門 38.69%
  • 食肉部門 30.16%

参考:セグメント別概況|丸大食品

株価指標と配当利回り

下記は丸大食品の2020年6月1日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,972円
予定年間配当:30円
年間配当利回り:1.52%
予想PER:40.1倍、PBR:0.67倍

PERは割高、PBRは割安です。直近業績で伸び悩んでいる企業にありがちな指標です。配当利回りは低めです。

丸大食品の業績推移と株価チャート

次に丸大食品の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は丸大食品の売上高と経常利益の推移です。

売上は年々伸ばしていますが利益は多くの食品銘柄で悩みの種である原材料費の高騰・コスト増の影響があり、ここ数年は苦しい状態です。2020年3月期は増益でしたが2021年3月期は減益となる見通しです。

株価チャートの推移

下記は丸大食品5年分の週足株価チャートです。

2018年末に直近5年での最安値圏の1,600円台まで下落しました。しかし、2019年に入ってからは株価が上昇。その後、業績がやや厳しい事に加えて相場全体の下落などの様々な出来事で大きく株価が上昇、下落しています。

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丸大食品の配当推移と株主優待制度

次に丸大食品の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は丸大食品の配当推移です。期末(3月末)の一括配当です。

2019年3月期に減配しており、2021年3月期も減配予定です。

2020年3月期の予想配当性向は53.8%、2021年3月期の予想配当性向は約61%です。配当性向がかなり高く、配当推移を考えると今後さらに配当が減る可能性があります。

株主優待制度

丸大食品の株主優待は「3,000円相当の自社商品」です。毎年9月末に200株以上保有している株主が対象です。200株なので注意が必要です。

200株保有で3,000円相当の為、優待利回りは約0.8%です。

参考:株主優待情報|丸大食品公式サイト

丸大食品の決算内容と今後

最後に丸大食品の決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年5月20日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は31.1億円と発表。2021年3月期は24億円に減る見通し、年間配当は30円に減配する方針としています。

今後について

決算の内訳をみると、主力のハム・ソーセージ部門が若干伸び悩む中、調理加工食品部門のレトルトカレーやブラックタピオカ入り飲料の「TAPIOCA TIME」シリーズが好調です。

参考:2020年3月期決算短信補足資料|丸大食品

タピオカだけに限るとこの先どこまで今のブームが続くか分かりません。今がブームの頂点となる可能性もあります。しかし、丸大食品はタピオカだけではなく他の商品も業績に大きく貢献しており、コンビニ向け新工場の本格稼働により収益が改善しています

食肉事業は厳しく、加工食品事業もハム・ソーセージ部門が苦戦する中、他事業がどこまでカバーできるかが今後のカギとなりそうです。

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