北の達人コーポレーションの株価はどうなる?株価上昇はひと段落、株主優待はお得か分析【2930】

ここ最近は株価上昇の勢いが落ち着いた北の達人コーポレーション(2930)。果たして今後の株価はどうなるのか。業績推移・株価チャートを分析してみました。また、株主優待についても確認していきます。

北の達人コーポレーションの株価POINT
  • 株価はやや落ち着いたが、まだまだ割高感が強い
  • 配当利回りは低く、今後の配当も安定しにくい
  • 株主優待の利回りは高いが、お得かは人により判断が分かれるところ
スポンサーリンク

北の達人の事業内容と株価指標

はじめに北の達人コーポレーションの事業内容と株価指標を確認していきます。

北の達人コーポレーション(2930)とは

株式会社北の達人コーポレーション(きたのたつじんコーポレーション)は、通信販売会社。東京証券取引所および札幌証券取引所の上場企業である。

主にインターネット上で一般消費者向けに自社オリジナルブランドの健康美容商品等を販売する「Eコマース事業」を行っている。

定期購入型のビジネスモデル。リピート使用されやすいものを中心に開発・選定し、試作品のモニター調査を行い、商品化するという手順を踏んでいる。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や粉末オリゴ糖が主力商品。

2015年11月24日 – 東京証券取引所市場第一部指定。

wikipediaより抜粋

化粧品や健康食品のネット通販を行っており、売上の約7割が定期購入というのが特徴です。

参考:私たちの経営方針|株式会社 北の達人コーポレーション

株価指標と配当利回り

下記は北の達人コーポレーションの2020年5月8日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:525円

予想年間配当:3.0円

年間配当利回り:約0.57%

予想PER:53.8倍、PBR:約16.78倍

成長期待値の高い銘柄にありがちな株価指標はかなり割高です。年間の配当利回りは低いです。

北の達人の業績推移と株価チャート

次に北の達人コーポレーションの売上・利益の推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は北の達人コーポレーションの売上高と経常利益の推移です。

売上・経常利益ともに大きく右肩上がりで推移しています。2020年2月期も大きく増益となりました。しかし、2021年2月期は大きく減収・減益の見通しです。

株価チャートの推移

下記は北の達人コーポレーション5年分の週足株価チャートです。

現在の株価はやや落ち着いていますが、一時は1年半ほどで株価が20倍以上に跳ね上がりました。

また、株式分割も積極的に行っています。ここ5年だけでも2015年6月1日に1株を2株へ株式分割、 2017年4月1日に1株を2株へ株式分割、2017年11月6日に1株を2株へ株式分割、2018年2月15日に1株を3株へ株式分割しています。

スポンサーリンク

北の達人の配当推移と株主優待制度

次に北の達人コーポレーションの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は北の達人コーポレーションの配当金の推移です。年2回、中間配当(8月末)と期末配当(2月末)を実施しています。株式分割後の配当金に換算してあります。

北の達人の年間配当金推移

2015年2月期:0.69円
2016年2月期:0.71円
2017年2月期:0.84円
2018年2月期:2.19円
2019年2月期:3.6円
2020年2月期:4.3円
2021年2月期:3.0円(予)

2021年2月期の配当は減配予定です。

配当方針として「配当性向30%を目安」としています。2020年2月期の配当性向は30.2%、2021年2月期の予想配当性向も約30%と問題ない水準です。成長企業なだけあって配当に関しては業績に柔軟に対応する印象です。今後も利益が増えれば増配、減れば減配と安定しない可能性が高いです。

参考:株主還元|株式会社 北の達人コーポレーション

株主優待制度について

北の達人コーポレーションの株主優待は100株以上保有で自社製品の目の下専用アイクリーム『メンズアイキララ』(4,864円)をいただくことが出来ます。

優待利回りに換算すると約9.2%ですが、お得度の判断はしにくいです。

このような商品は定期的に利用してこそ本領が発揮されるものです。1か月分というのはよくある「お試し」と感じます。

参考:株主優待制度|株式会社 北の達人コーポレーション

北の達人の決算内容と今後について

最後に、北の達人コーポレーションの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年4月14日の決算にて2020年2月期の経常利益は29.2億円と発表、大きく増益となりましたが、2021年2月期は20億円に落ち込む見通し。また2021年2月期の年間配当を3円に減配する方針としました。

今後について

比較的若い会社ですが、成長だけでなくしっかり配当や優待などに還元しているのもプラスポイントです。2021年2月期は減収・減益見通しですが、新製品の売り上げなどを加味していない数値です。北の達人コーポレーションの商品は話題になる物も多く、この先上方修正が入る可能性ももちろんあります。

しかし、現在の株価指標には割高感が強く、扱っている商品が健康食品や美容商品なので品質・安全性のリスクがあります。また、他社に真似をされる可能性もあります。現に、類似商品を販売している会社に対し訴訟を起こしています。これらの出来事が今後どれだけ業績に影響を与えるか見えない部分はあります。

タイトルとURLをコピーしました