コクヨの株主優待は自社商品・連続増配当で株価は上昇推移【7984】

事務用品最大手のコクヨ(7984)、株主優待制度は自社製品を実施しています。株主優待に加え、配当状況・業績推移・株価推移を確認していきます。

コクヨのPOINT
  • 株主優待は500株以上保有が対象
  • 配当は増配推移で高めの利回り
スポンサーリンク

株価指標と株主優待

株価指標と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年6月7日終値時点)

株価:2,671円
予想PER:14.17倍
PBR:1.15倍
予想EPS:188.44円
時価総額:3,246億円

最新の株価参考:コクヨ(株)【7984】:Yahoo!ファイナンス

株主優待制度について

株主優待制度は「自社グループ商品」を実施しています、優待権利月は12月で500株以上が対象です。

保有株式数優待内容
500株以上 1,000株未満自社グループ商品 4,000円相当
1,000株以上自社グループ商品 7,000円相当

優待利回り

500株保有で4,000円相当とすると優待利回りは約0.3%です。

参考:株主優待制度|コクヨ公式サイト

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:76円
予想年間配当利回り:2.85%

配当金の推移

下記は配当金推移です。配当権利日は、6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が40.2%、2024年12月期の予想が約40%です。

株主還元方針の確認

中期経営計画にて株主還元方針を「配当性向40%と安定的な増配を目指す」としています。

参考:配当状況|コクヨ公式サイト

スポンサーリンク

業績推移と株価チャート

業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年12月期は利益が回復、2023年12月期も増益となりました。

2024年12月期は営業増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|コクヨ

株価の推移

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年8月から上昇していましたが、2021年9月から下落。

2022年3月以降は緩やかに上昇し、2024年以降も上昇しています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

コクヨ(7984)とは

コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社。

代表的な商品には、「Campus(キャンパス)ノート」などがある。IT化の昨今でも広く使われているものに会計帳簿がある。

独立系の企業だが、株主として三井住友銀行の資本が入っている。

コクヨ – Wikipediaより一部抜粋

コクヨは中期経営計画にて「空間価値」、「ビジネスサプライ」、「グローバルステーショナリー」の3つの事業ドメインを設定しています。

具体的には「国内外のファニチャー事業(家具)」、「オフィス関連用品、オフィス通販」、「ステーショナリー事業(文具)」です。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の経常利益の推移と前期との比較です。

2024年12月期の連結経常利益は255億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2022年12月期の営業CFは減少しましたが、2023年12月期は増加しています。

優待・配当について

株主優待制度は500株以上保有が対象となるため、現状では若干ハードルがあるとも言えます。利回りも低いです。

配当は方針に近く、連続増配当で安定的な推移をしており平均よりは高めの利回りです。株価は上昇推移しています。

タイトルとURLをコピーしました