SGHD(佐川急便)【9143】配当は大きく増配後、緩やかな増配推移

佐川急便グループの持株会社SGホールディングス(9143)、大きく増配当後は、緩やかに増配推移しています。配当状況に加え、株価指標と業績推移、株価チャートを確認していきます。

SGホールディングスのPOINT
  • 配当は大きく増配後、わずかに増配推移
  • 予想配当性向は高めで警戒感も
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佐川急便の株価情報と配当・優待

SGホールディングスの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年1月29日終値時点)

株価:1,939.5円
予想PER:20.28倍
PBR:2.15倍
予想EPS:95.65円
時価総額:1兆2,420億円

最新の株価参考:SGホールディングス(株)【9143】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:52円
予想年間配当利回り:2.68%

配当金の推移について

下記はSGホールディングスの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

SGホールディングスの年間配当金推移

2019年3月期:20.5円
2020年3月期:22円
2021年3月期:35円
2022年3月期:50円
2023年3月期:51円
2024年3月期:52円(予)

配当は増配推移、2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が25.6%、2024年3月期の予想は約54%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「連結配当性向30%以上、増配を目標」としています。

参考:株主還元|SGホールディングス

株主優待について

株主優待制度は実施しておらず、実施予定も無しとしています。

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佐川急便の業績推移と株価推移

SGホールディングスの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はSGホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移し、2022年3月期は過去最高益を大きく更新。

2023年3月期は減収・減益(最終利益は増加)、2024年3月期は更に減収・減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|SGホールディングス

株価のチャート

下記はSGホールディングスの週足株価チャートです。

株価は2020年4月から宅配業の需要増により大きく上昇も、2021年9月以降は割高感・材料出尽くし感から下落。

2023年は緩やかなレンジで推移しています。

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佐川急便の事業内容と財務状況

SGホールディングスの事業内容と財務状況を確認していきます。

SGホールディングス(9143)の概要

SGホールディングス株式会社(エスジーホールディングス、英語: SG Holdings Co.,Ltd.)は、佐川急便グループの純粋持株会社。国内宅配便ではヤマトホールディングスに次ぐ国内2位でシェアは33%。

2006年、佐川急便グループの経営戦略・管理機能と執行機能を分離する目的で純粋持株会社のSGホールディングス株式会社が設立。

2017年、東京証券取引所市場第1部に上場。創業60年で株式公開を行う。

SGホールディングス – Wikipediaより一部抜粋

SGホールディングスは佐川急便を中心とした「デリバリー事業」のほか、「ロジスティクス事業」、「不動産事業」を展開をしています。

3カ月決算の実績

下記はSGホールディングスの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は895億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はSGホールディングスのキャッシュ・フローの推移です。

SGHDの配当について

配当金は2021年3月期、2022年3月期に大きく増配。その後は緩やかに増配しています。

高めの利回りですが、業績が落ち着いたこともあり、予想配当性向が高めなのは警戒するポイントです。

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