SGホールディングス(佐川急便)の株価分析。業績好調、需要増で株価上昇【9143】

佐川急便グループの持ち株会社で2017年に東証1部に上場したSGホールディングス(9143)。ネット通販の拡大により宅配業の需要が増加。今後は自動運転・ドローンなどの注目技術との連携も模索されています。今回は国内宅配業で2位のSGホールディングス(佐川急便)の株価・配当について分析してみました。

SGホールディングスの株価POINT
  • 株価指標には割高感があり、配当利回りは平均よりやや低め
  • 売上・利益ともに好調に推移しており配当も増配推移
  • 株価は需要増の影響もあり短期的には大きく上昇
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SGホールディングスの事業内容と株価指標

はじめにSGホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

SGホールディングス(9143)とは

SGホールディングス株式会社(エスジーホールディングス、英語: SG Holdings Co.,Ltd.)は、佐川急便グループの純粋持株会社。国内宅配便ではヤマトホールディングスに次ぐ国内2位でシェアは33%。

2006年、佐川急便グループの経営戦略・管理機能と執行機能を分離する目的で純粋持株会社のSGホールディングス株式会社が設立。2017年、東京証券取引所市場第1部に上場。創業60年で株式公開を行う。

wikipediaより一部抜粋

SGホールディングスは佐川急便を中心とした「デリバリー事業」のほか、「ロジスティクス事業」、「不動産事業」を展開をしています。

参考:事業紹介|SGホールディングス

株価指標と配当利回り

下記はSGホールディングスの2020年5月7日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:3,055円
予定年間配当:45円
年間配当利回り:1.47%
予想PER:20倍、PBR:2.53倍

株価指標はやや割高、年間の配当利回りは平均よりやや低めです。

SGホールディングスの業績推移と株価チャート

次にSGホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はSGホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移しています。期初の業績見通しより上方修正することが多く非常に好調です。2021年3月期も新型コロナウイルスの影響による配送業への需要増もあり好調が見込まれます。

参考:財務・業績|SGホールディングス

株価チャートの推移

下記はSGホールディングスの上場してからの週足株価チャートの推移です。

割高にあったことや前年同期比で減益となったこともあり株価はやや下落。新型コロナウイルスの影響でも当初は下落していましたが、宅配業への需要増により現在の株価は大きく上昇しています。

SGホールディングスの配当推移と決算内容

次にSGホールディングスの配当金の推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はSGホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

SGホールディングスの年間配当金推移

2018年3月期:33円
2019年3月期:41円
2020年3月期:44円
2021年3月期:45円(予)

配当は増配して推移しています。

配当方針として「連結配当性向30%を目標」としています。2020年3月期の配当性向は29.5%、2021年3月期の予想配当性向は約29%と問題ない水準です。利益が上昇しているため配当も増えています。今後も利益が上昇すれば配当が増える可能性が高いですが、利益が減少した時はどうなるのか。上場してからの年数が少ないため見えにくいです。

参考:配当状況|SGホールディングス

決算内容の確認

2020年4月30の決算にて2020年3月期の連結経常利益は805億円と発表、2021年3月期も825億円に増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しです。また、2021年3月期の年間配当は45円に増配する予定としています。

SGホールディングスの今後について

最後にSGホールディングスの株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみました。

株価上昇ポイント

宅配業界は多くの企業がネット通販に力を入れていることもあり、この先も需要が望めます。佐川急便はドライバー不足に対応するため、一部を海上輸送に転換するなど先を考えた対策を打ち出しています。この先は経済活動鈍化による先行きの不透明感がありますが、ここ数年は増収・増益で好調に推移し、まだまだ伸びる可能性があります。

株価下落ポイント

主力のデリバリー事業は主にトラックを利用しています。現在は燃料価格が下落しているため問題ないですが、将来、燃料価格が上昇した場合は業績に影響します。また、宅配業界は需要が増えていますが競争が激化しています。今後は自動運転やドローンなどを利用した新しいサービスも展開されると予想されています。これら新技術で後れを取る、価格・サービス面で問題が生じた場合は他社に流れる可能性があります。現在の株価指標には割高感が出ているのも気になる点です。

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