信越化学工業は財務安全性の高い優良企業!株価チャートと配当推移を分析【4063】

信越化学工業(4063)の株価と配当が今後どうなるか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。信越化学工業は自己資本率が高く、ネットキャッシュの多い財務安全性の高い堅実経営として知られています。今回は具体的に確認していきます。

信越化学工業の株価POINT
  • 株価指標はやや割安で配当利回りは若干高め
  • 配当は減る可能性は低いが、大きく増える可能性も低い
  • 業績は順調に推移し、財務健全性の高い安定企業
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信越化学工業の事業内容と株価指標

はじめに信越化学工業の事業内容と株価指標を確認していきます。

信越化学工業(4063)とは

信越化学工業株式会社(しんえつかがくこうぎょう、英: Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)は、日本の化学メーカーである。東京証券取引所・名古屋証券取引所一部上場。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。

塩化ビニル樹脂、半導体ウエハ、シリコーン樹脂、希土類マグネットなどを主力商品とする。特に塩ビとウエハでは世界シェア首位。シリコーン樹脂では日本で最大のシェアを有する。

東証1部の化学セクタに上場する企業としては唯一、TOPIX Core30に組込まれており、同セクタ内で最大の時価総額の企業である。また、製品では業界内でシェアが高いものも多い。

wikipediaより抜粋

主な売上の事業セグメントは「塩ビ・化成品事業」が33%、「半導体シリコン事業」が24%、「シリコーン事業」が14%、「電子・機能材料事業」が14%です。

信越化学工業の自己資本率は80%を超えており財務健全性をはかる一つの材料のネットキャッシュは上場企業の第3位にランクインしていることから安全性の高い企業とされています。

参考:「金持ち企業トップ500社」|東洋経済オンライン

各指標と配当利回り

現在の株価:9,232円

予定年間配当:220円

年間配当利回り:約2.4%

予想PER:12.2倍、PBR:1.49倍

※株価は2020年3月17日終値

株価指標はやや割安、配当利回りは若干高めです。

信越化学工業の業績推移と株価チャート・配当推移

次に信越化学工業の業績推移と株価チャート・配当推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

利益は好調に推移しており、2020年3月期も増益の見通しです。

参考:「数字」でみる信越化学|信越化学工業株式会社

株価チャートについて

下記は信越化学工業の5年分の週足株価チャートです。

株価は長期では上昇して推移しています。

現在は相場環境の悪化で大きく下落しており、ここからの下落メドは8,000円くらいとみることができます。また、100株購入するのに約90万円必要な値がさ株なので手が出しにくいというのはあります、株式分割すると手を出しやすいのです。

配当金の推移

下記は信越化学工業の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

信越化学工業の年間配当金推移

2015年3月期:100円
2016年3月期:110円
2017年3月期:120円
2018年3月期:140円
2019年3月期:200円
2020年3月期:220円(予)

2015年3月期までは年間100円で推移していましたが、ここ数年の配当は毎年増配しています。

配当性向は2018年3月期が22.4%、2019年3月期が27.5%、2020年3月期が約29%の見通しです。若干上昇しているのは気になる点ですが、財務は健全でまだ適正水準なので減配する可能性は低いです。

参考:株主還元|信越化学工業株式会社

信越化学工業の決算と今後について

最後に信越化学工業の決算内容の確認と今後について考えて考えていきます。

決算内容を確認

2020年1月28日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は3,302億円と発表、通期計画の4,180億円に対する進捗率は79.0%となりました。

今後の見通しについて

財務が健全なのは「不測の事態に備えている」と考えることができ、非常に堅実と見ることができます。もちろん、お金を持っていることは悪いことではありません、しかし、「手元に資金がある=良い」というわけでもありません。

その理屈になるとネットキャッシュが5年連続で飛び抜けてマイナスの多いソフトバンクグループ(9984)が悪いとなるからです。

企業の成長には設備投資・企業買収など投資は欠かせません。超低金利の続く日本では、借り入れを多くして成長に充てるというのはある意味、理にかなっています。一言で負債と言っても積極的なものか、消極的なものかで意味合いは全く異なります。

手元に資金が多くあるというのは「安心感がある」という見方もできますが、ネットキャッシュが積み上がっているというのは、違う見方をすると投資先を見つけれない、お金をうまく使えていない。という見方もできます。信越化学工業は堅実に事業を行い、業績は好調です。日本だけでなく世界的に大きなシェアを持っているのは非常に強みです。

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