神戸物産の株価分析!好調な業務スーパーで株価上昇もやや落ち着き【3038】

「業務スーパー」を展開する神戸物産(3038)の株価が長期で上昇推移しています。はたして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

神戸物産の株価POINT
  • 株価指標はかなり割高、配当・優待利回りは低め
  • 連続増配中で配当性向も適正のため今後の増配期待値は高い
  • 株価は長期上昇だが、調整的に下落する場面もある
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神戸物産の事業内容と株価指標

はじめに神戸物産の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:5,430円
予定年間配当:25円
年間配当利回り:0.46%
予想PER:44倍
PBR:10.78倍

2020年9月18日終値時点のデータ

株価指標の割高感はかなり強めです。年間の配当利回りは低めです。

神戸物産(3038)とは

株式会社神戸物産(こうべぶっさん、英: Kobe Bussan Co., Ltd.)は、主に業務用食品の販売を手がけるFC(フランチャイズチェーン)方式のチェーンストア。なお「業務スーパー」という表記は同社により商標登録されている。また類似した店舗に、業務用食品スーパーという店舗(フジタカコーポレーション、アクト中食)があるが、これらとは無関係。

神戸物産 – Wikipediaより抜粋

他事業も展開していますが「業務スーパー」が主力です。業務スーパーはここ数年、TVでも紹介される機会が多いです。「一般のお客様大歓迎」という宣伝でその店舗数は年々増えています。プライベートブランド商品も多く、徹底したコスト削減を行っています。

参考:神戸物産の特徴|神戸物産

神戸物産の配当推移と株主優待

次に神戸物産の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は神戸物産の配当金の推移です。現在は年1回、期末配当(10月)のみ実施しています。

配当金は毎年増配して推移しています。

配当性向ですが2019年10月期が17.8%、2020年10月期の予想は約20%と問題ない水準です。事業拡大・投資など行いつつ配当による利益還元も行っています。

株主優待制度について

神戸物産の株主優待は「業務スーパー商品券」です。毎年10月末が権利日です。

保有株式数優待品内容
100株以上
1,000株未満
1,000円分(3年未満)
3,000円分(3年以上)
1,000株以上
2,000株未満
10,000円分(3年未満)
15,000円分(3年以上)
2,000株以上15,000円分(3年未満)
20,000円分(3年以上)

商品券と引換えに自社グループ商品詰合せと交換することもできます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.18%です。

参考:株主優待|神戸物産

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神戸物産の業績推移と株価チャート

次に神戸物産の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は神戸物産の売上高と経常利益の推移です。

売上高と経常利益ともに右肩上がりで好調の推移しています。2020年10月度は過去最高売り上げ・利益を更新する見通しです。

参考:財務情報|神戸物産

株価チャートの推移

下記は神戸物産5年分の週足株価チャートの推移です。

業績以上に長期で株価が大きく上昇しています。

押し目を作りながらかなり株価は上昇。外出自粛要請などによる需要増加による好業績もあり株価は最高値を更新。しかし、現在は上昇しすぎた株価が調整的に下落しています。

神戸物産の決算内容と今後について

最後に神戸物産の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年9月10日の決算にて2020年10月期3Q累計(2019年11月-2020年7月)の連結経常利益は184億円と発表。前年同期比26.6%増、通期計画の203億円に対する進捗率は91.1%となりました。進捗率、月次売上ともに好調に推移しています。

参考:月次情報|神戸物産

今後どうなるのか考察

主力の「業務スーパー」の売上は好調に推移し、新規出店もまだまだ進んでいます。プライベートブランド商品の比率が上昇し利益率も上昇しています。

ここ数年、プライベートブランド商品はTVをはじめメディアで取り上げられることも多く、以前よりも一般の認知度がはるかに上昇しています。また、消費税増税や景気減速などもあり消費者の節約志向の高まりが業績にプラス影響となる可能性があります。

しかし、海外から多くの商品を仕入れているため、仕入価格の変動、為替変動などが業績に影響する可能性もあります。また、物流の拠点や配送センターが一部の場所に集中している点も不測の事態が起きた時にリスクとなる可能性はあります。

また、現在の株価指標は割高感がかなり強めです。長期で株価は上昇していますが、何度が下落する場面があります。いつ上昇が終わってもおかしくない状況です。

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