神戸物産の株価分析!好調な業務スーパーで業績好調も株価はやや落ち着き【3038】

「業務スーパー」を展開する神戸物産(3038)。株価は長期で大きく上昇していますが短期ではやや落ち着いてきました。はたして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

神戸物産の株価POINT
  • 株価指標はかなり割高、配当・優待利回りは低め
  • 連続増配中で配当性向も適正、今後の増配期待値は高い
  • 株価は長期上昇も短期では調整的に下落する場面も
スポンサーリンク

神戸物産の事業内容と株価指標

はじめに神戸物産の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,973円
予定年間配当:15円
年間配当利回り:0.5%
予想PER:40.1倍
PBR:10.86倍

2021年3月23日終値時点のデータ

株価指標の割高感はかなり強めです。年間の配当利回りは低いです。

神戸物産(3038)とは

株式会社神戸物産(こうべぶっさん、英: Kobe Bussan Co., Ltd.)は、主に業務用食品の販売を手がけるFC(フランチャイズチェーン)方式のチェーンストア。なお「業務スーパー」という表記は同社により商標登録されている。また類似した店舗に、業務用食品スーパーという店舗(フジタカコーポレーション、アクト中食)があるが、これらとは無関係。

神戸物産 – Wikipediaより抜粋

主力事業は「業務スーパー」です。業務スーパーはここ数年、TVでも紹介される機会が多く「一般のお客様大歓迎」という宣伝を行い、店舗数は年々増えています。プライベートブランド商品も多く、徹底したコスト削減を行っています。

参考:神戸物産の特徴|神戸物産

神戸物産の配当推移と株主優待

次に神戸物産の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は神戸物産の配当金の推移です。現在は年1回、期末配当(10月)のみ実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

2021年10月期は据え置き予定ですが、これまで配当金は毎年増配しています。

配当性向は2020年10月期が21.5%、2021年10月期の予想は約20%と問題ない水準です。事業拡大・投資などを行いつつ配当による利益還元も行っています。

株主優待制度について

神戸物産の株主優待は「業務スーパー商品券」です。毎年10月末が権利日です。

保有株式数優待品内容
100株以上 1,000株未満1,000円分(3年未満)
3,000円分(3年以上)
1,000株以上 2,000株未満10,000円分(3年未満)
15,000円分(3年以上)
2,000株以上15,000円分(3年未満)
20,000円分(3年以上)

商品券と引換えに自社グループ商品詰合せと交換することもできます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.3%です。2020年10月31日に株式分割を行っていますが優待内容は変更していないため、実質拡充しています。

参考:株主優待|神戸物産

スポンサーリンク

神戸物産の業績推移と株価チャート

次に神戸物産の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は神戸物産の売上高と経常利益の推移です。

売上高と経常利益ともに右肩上がりで好調推移です。2021年10月度は過去最高益を更新する見通しで好調です。

参考:財務情報|神戸物産

株価チャートの推移

下記は神戸物産5年分の週足株価チャート推移です。

業績以上に長期の株価は大きく上昇しています。

ところどころ少し押し目を作りながらかなり株価は上昇しています。外出自粛要請などによる需要増加による好業績もあり株価は2020年12月に最高値を更新。しかし、上昇しすぎた株価・業績の伸びがやや落ち着く見通しなどもあり、やや調整的な動きとなっています。ここからの上値メドは3,600円、下値メドは2,400円と見ることが出来ます。

神戸物産の決算内容と今後について

最後に神戸物産の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年3月15日の決算にて2021年10月期1Q(2020年11月-2021年1月)の連結経常利益は70.1億円と発表。前年同期比22.0%増、通期計画の248億円に対する進捗率は28.3%となりました。

今後どうなるのか考察

主力の「業務スーパー」の売上は前年同期比で好調に推移し、新規出店もまだまだ進んでいます。プライベートブランド商品の比率が上昇し利益率も上昇しています。

ここ数年、プライベートブランド商品はTVをはじめメディアで取り上げられることも多く、以前よりも一般の認知度がはるかに上昇しています。また、消費税増税や景気減速などもあり消費者の節約志向の高まりが業績にプラス影響となる可能性があります。

しかし、海外から多くの商品を仕入れているため、仕入価格の変動、為替変動などが業績に影響する可能性があります。また、物流の拠点や配送センターが一部の場所に集中している点も不測の事態が起きた時にリスクとなる可能性があります。

また、まだまだ株価指標は割高感が強いです。長期で株価は上昇していますが、以前ほどの勢いはなくなっています。

参考:月次情報|神戸物産

タイトルとURLをコピーしました