神戸物産の株価分析!好調な業務スーパーで長期の株価上昇・短期では下落する場面も【3038】

「業務スーパー」を展開する神戸物産(3038)。株価は長期で上昇していますが、短期では調整的に下落する場面も出てきました。はたして今後の株価・配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

神戸物産の株価POINT
  • 指標はかなり割高、配当・優待利回りは低め
  • 連続増配中で配当性向も適正、今後の増配期待値も高い
  • 株価は長期上昇も短期では調整的に下落する場面も
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神戸物産の株価指標と事業内容

はじめに、神戸物産の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:4,015円
予定年間配当:20円
年間配当利回り:0.50%
予想PER:43.5倍
PBR:12.32倍
時価総額:1兆985億円

2021年9月14日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)神戸物産【3038】:Yahoo!ファイナンス

指標の割高感はかなり強めです。年間配当利回りは低いです。

神戸物産(3038)とは

株式会社神戸物産(こうべぶっさん、英: Kobe Bussan Co., Ltd.)は、主に業務用食品の販売を手がけるFC(フランチャイズチェーン)方式のチェーンストア。

なお「業務スーパー」という表記は同社により商標登録されている。業務用食品スーパーという店舗があるが、これらとは無関係。

神戸物産 – Wikipediaより抜粋

主力事業は「業務スーパー」です。業務スーパーはここ数年、TVでも紹介される機会が多く「一般のお客様大歓迎」という宣伝を行い、店舗数は年々増えています。プライベートブランド商品も多く、徹底したコスト削減を行っています。

神戸物産の業績推移と株価チャート

次に、神戸物産の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高・経常利益の推移

売上高・経常利益ともに右肩上がりで好調です。2021年10月度も過去最高益を更新する見通しです。

参考:財務情報|神戸物産

株価チャートの推移

下記は神戸物産5年分の週足株価チャートです。

業績以上に長期の株価は大きく上昇。外出自粛要請などによる需要増加もあり株価は最高値を更新。しかし、株価が上昇しすぎたこともあり、やや調整的な動きも見せています。

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神戸物産の配当推移と株主優待

次に、神戸物産の配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記は神戸物産の配当金推移です。年1回、期末配当(10月)のみ実施しています。株式分割後の株数に換算してあります。

配当金は毎年増配しています。配当性向は2020年10月期が21.5%、2021年10月期の予想は約22%です。事業拡大・投資などを行いつつ配当による利益還元も行っています。

株主優待制度について

神戸物産の株主優待は「JCBギフトカード」です。毎年10月末が権利日です。

保有株式数優待品内容
100株以上 1,000株未満1,000円分(3年未満)
3,000円分(3年以上)
1,000株以上 2,000株未満10,000円分(3年未満)
15,000円分(3年以上)
2,000株以上15,000円分(3年未満)
20,000円分(3年以上)

「自社グループ商品詰合せ」と交換することもできます。100株保有で1,000円相当なので優待利回りは約0.2%です。

参考:株主優待|神戸物産

神戸物産の決算内容と今後について

最後に、神戸物産の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年9月13日の決算にて、2021年10月期3Q累計(2020年11月-2021年7月)の連結経常利益は222億円と発表。前年同期比20.1%増、通期計画の300億円に対する進捗率は74%となりました。

今後について考察

主力の「業務スーパー」の売上は前年同期比で好調に推移し、新規出店もまだまだ進んでいます。プライベートブランド商品の比率が上昇し利益率も上昇しています。消費税増税や景気減速による節約志向・外出自粛要請などもプラス影響となっています。

リスク要因

海外から多くの商品を仕入れているため、仕入価格の変動、為替変動などが業績に影響する可能性があります。また、物流の拠点や配送センターが一部の場所に集中している点も不測の事態が起きた時にリスクとなる可能性があります。

既に織り込み済み

長期で株価が大きく上昇しているのもあり、割高感が強いです。既に業績好調が織り込まれているため、2021年10月期3Qの決算後に株価が下落したように、想定通りの好調さでは株価が下落する可能性が高く、想定以上が求められます。

参考:月次情報|神戸物産

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