神戸物産【3038】株主優待はギフトカード・安定配当も利回り低め

「業務スーパー」を展開する神戸物産(3038)、株主優待制度はギフトカードを実施。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

神戸物産のPOINT
  • 割高感あり、配当は安定推移
  • 配当・優待の合計利回りは低め
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神戸物産の株価情報と配当・優待

神戸物産の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2023年12月29日終値時点)

株価:4,166円
予想PER:42.75倍
PBR:8.23倍
予想EPS:97.45円
時価総額:1兆1,398億円

最新の株価参考:(株)神戸物産【3038】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年10月期の予定年間配当:23円
予想年間配当利回り:0.55%

配当金の推移について

下記は神戸物産の配当金推移です。期末配当(10月)のみ実施しています。

配当金は増配推移、2024年10月期は微増配予定です。

配当性向は2023年10月期が23.5%、2024年10月期の予想が約24%です。

株主優待について

株主優待制度は「JCBギフトカード」を実施、優待権利月は10月です。

保有株式数優待品内容
100株以上 1,000株未満1,000円分(3年未満)
3,000円分(3年以上)
1,000株以上 2,000株未満10,000円分(3年未満)
15,000円分(3年以上)
2,000株以上15,000円分(3年未満)
20,000円分(3年以上)

優待利回り

「自社グループ商品詰合せ」と交換することもできます。

100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.2%です。3年以上の長期保有で約0.7%です。

参考:株主優待|神戸物産

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神戸物産の業績推移と株価推移

神戸物産の業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は神戸物産の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに右肩上がりで好調に推移していましたが、2023年10月期は経常減益となりました。

2024年3月期は増益見通しとしています。

参考:財務情報|神戸物産

株価のチャート

下記は神戸物産5年分の週足株価チャートです。

株価は外出自粛要請などによる需要増もあり2021年に過去最高値を更新。

株価が上昇しすぎたこともあり、2022年以降は上昇が落ち着いてレンジで推移しています。

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神戸物産の事業内容と財務状況

神戸物産の事業内容と財務状況を確認していきます。

神戸物産(3038)の概要

株式会社神戸物産(こうべぶっさん、英: Kobe Bussan Co., Ltd.)は、主に業務用食品の販売を手がけるFC(フランチャイズチェーン)方式のチェーンストアである。

日本国内で冷凍食品や加工食品などが主力のスーパーマーケット「業務スーパー」の名称で全国展開している。「業務スーパー」独自のプライベートブランド(PB)商品に力を入れている。

神戸物産 – Wikipediaより抜粋

主力事業は「業務スーパー」です。業務スーパーは「一般のお客様大歓迎」という宣伝を行い、店舗数が年々増えています。

プライベートブランド商品も多く、徹底したコスト削減を行っています。

3カ月決算の実績

下記は神戸物産の各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較グラフです。

2024年10月期の連結経常利益は330億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記は神戸物産のキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは安定し良好なキャッシュ・フロー推移です。

神戸物産の配当・優待について

配当は安定した推移ですが、利回りは低め。株主優待も実施していますが合計利回りは低めで割高感があります。

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