サカタのタネの株主優待はカタログギフト・株価は下落推移【1377】

野菜や花の種や苗の販売を行うサカタのタネ(1377)、株主優待制度はカタログギフトを実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

サカタのタネPOINT
  • 株主優待はカタログギフト、優待利回り低め
  • 株価は警戒感から下落推移
スポンサーリンク

株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月17日終値時点)

株価:3,530円
予想PER:19.35倍
PBR:0.97倍
予想EPS:182.44円
時価総額:1,674億円

最新の株価参考:(株)サカタのタネ【1377】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「オリジナル商品のカタログギフト」を実施しています。優待権利月は5月で、1年以上の継続保有が対象です。

保有株式数優待内容
(保有期間 1年~5年)
優待内容
(保有期間 5年以上)
100株から299株カタログギフトAカタログギフトB
300株から999株カタログギフトBカタログギフトC
1,000株以上カタログギフトCカタログギフトD

優待利回り

カタログギフトなので商品により多少値段の違いはありますが、100株保有で1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.3%です。

参考:株主優待|サカタのタネ

配当金の情報

2025年5月期の予定年間配当:65円
予想年間配当利回り:1.84%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は11月(中間配当)と5月(期末配当)です。

連続増配当で推移しています。2025年5月期は据え置き予定としています。

配当性向は2024年5月期が17.8%、2025年5月期の予想が約36%です。

参考:株主還元(配当など)|サカタのタネ

利益還元の方針

利益還元の方針は「安定的、継続的な利益配分を行う」としています。

スポンサーリンク

業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年5月期は出荷を早めたこともあり増益で着地。2022年5月期は上方修正を行い増収・増益に。

2024年5月期は固定資産売却の影響で大きく最終増益に。2025年5月期は営業増益見通しとしています。

参考:財務ハイライト(連結)|サカタのタネ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に大きく下落しましたが、すぐに上昇し元の株価に。

一時的な下落を除くと3,000円から4,000円辺りのレンジで推移していましたが、2022年4月以降は業績好調さもありレンジを抜けて上昇

しかし、2022年10月からは想定より厳しい業績発表で下落推移。2024年も下落推移しています。

スポンサーリンク

事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

サカタのタネ(1377)の概要

株式会社サカタのタネ(英: SAKATA SEED CORPORATION)は、種苗会社である。

2006年、東京工科大学、独立行政法人産業技術総合研究所と共に土壌診断用バイオセンサーの研究開発を行い、世界で初めてその実用化に成功した。

サカタのタネ – Wikipediaより抜粋

サカタのタネは「花や野菜などの種・苗の卸売り」を主な事業として行っています。

海外卸売りの売上比率は約6割、北中米・アジア・ヨーロッパなどへ広く展開しています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

2021年5月期に営業CFが大きく伸びましたが、その後減少しています

配当・優待について

株主優待制度は長期保有が条件で利回りも低めです。配当は増配推移ですが、利回りは高くはないです。

自己資本比率が80%を超えており、キャッシュフローも問題なく財務状況は健全、自社開発品も多く開発力もあります。

株価は大きく上昇した影響もあり下落推移しています。

タイトルとURLをコピーしました