三菱ケミカル【4188】配当回復で高めの利回り・株価は大きく下落する場面も

三菱系化学メーカーの三菱ケミカルグループ(4188)、配当は回復推移で高めの利回りです。株価指標と株価チャート、業績推移と配当推移を確認していきます。

三菱ケミカルグループのPOINT
  • 高めの配当利回りだが予想配当性向が高い
  • 株価は大きく下落する場面も出ている
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三菱ケミカルの株価情報と配当・優待

三菱ケミカルグループの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年5月17日終値時点)

株価:815.4円
予想PER:22.31倍
PBR:0.66倍
予想EPS:36.55円
時価総額:1兆2,282億円

最新の株価参考:三菱ケミカルグループ(株)【4188】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2025年3月期の予定年間配当:32円
予想年間配当利回り:3.92%

配当金の推移について

下記は三菱ケミカルの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

2020年3月期、2021年3月期は連続で減配当、2022年3月期はやや回復、2025年3月期は据え置き予定としています。

配当性向は2024年3月期が38.1%、2025年3月期の予想が約88%です。

配当方針の確認

配当方針は「2025年度までの実行計画において、前年度比での配当増加及び2025年度の配当性向35%を目標」としています。

参考:配当情報|三菱ケミカルグループ

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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三菱ケミカルの業績推移と株価推移

三菱ケミカルグループの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は三菱ケミカルグループの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2019年3月期から2021年3月期は3期連続の減益となり厳しくなりましたが、2022年3月期は大きく回復

2025年3月期は減益見通しとしています。

参考:業績・財務ハイライト|三菱ケミカルグループ

株価のチャート

下記は三菱ケミカルグループ5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年に入ると上昇していましたが、2021年9月から下落。2023年からは上昇していましたが、大きく下落する場面が出ています。

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三菱ケミカルの事業内容と財務状況

三菱ケミカルグループの事業内容と財務状況を確認していきます。

三菱ケミカルグループ(4188)の概要

三菱ケミカルグループ株式会社(みつびしケミカルグループ、英: Mitsubishi Chemical Group Corporation)は、三菱ケミカルをはじめとするグループを統括する持株会社。

2005年10月3日、三菱グループの化学系メーカーである三菱化学と、その子会社で医薬品メーカーの三菱ウェルファーマの株式移転により両社の共同持ち株会社として設立。

2022年7月1日、社名を「株式会社三菱ケミカルホールディングス」から「三菱ケミカルグループ株式会社」に商号変更。

三菱ケミカルグループ – Wikipediaより抜粋

三菱ケミカルグループは「三菱ケミカル」、「田辺三菱製薬」、「生命科学インステイテュート」、「日本酸素ホールディングス」の4つの事業会社とそのグループ会社で構成されています。

主要事業セグメントは「機能商品」、「素材」、「ヘルスケア」です。

キャッシュフロー

下記は三菱ケミカルのキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは比較的安定しています。

三菱ケミカルの配当について

配当利回りは高めですが、業績が厳しくなったタイミングで減配しており予想配当性向が高いのは気になるポイントです。

株価は大きく下落する場面も出ています。

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