コニカミノルタ【4902】大きく減配当で利回り低下・株価下落後は安値推移

複合機中堅のコニカミノルタ(4902)、大きく減配当で利回りが低下しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

コニカミノルタのPOINT
  • 大きく減配当で利回り低下
  • 株価は安値で厳しめの推移
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コニカミノルタの株価情報と配当・優待

コニカミノルタの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月2日終値時点)

株価:443.7円
予想PER:54.85倍
PBR:0.43倍
予想EPS:8.09円
時価総額:2,230億円

最新の株価参考:コニカミノルタ(株)【4902】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:5円
予想年間配当利回り:1.13%

配当金の推移について

下記はコニカミノルタの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

コニカミノルタの年間配当金推移

2019年3月期:30円
2020年3月期:25円
2021年3月期:25円
2022年3月期:30円
2023年3月期:10円
2024年3月期:5円(予)

2022年3月期に回復した配当ですが、2023年3月期は大きく減配、2024年3月期も減配予定としています。

2024年3月期の予想配当性向は約62%です。

株主還元方針の確認

コニカミノルタの配当政策は、「連結業績や成長分野への戦略投資の推進等を総合的に勘案しつつ、積極的に利益還元する」としています。

参考:株主還元|コニカミノルタ

株主優待について

株主優待制度は「オリジナルカレンダー」、「キンコーズ・年賀状印刷サービス」を実施。優待権利月は9月、100株以上保有が対象です。

優待としてのお得感は特にないです。

参考:業績推移と株主還元|コニカミノルタ

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コニカミノルタの業績推移と株価推移

コニカミノルタの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はコニカミノルタの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2023年3月期は黒字回復予想でしたが赤字で着地、連続赤字が続いており業績は大きく悪化しています。

2024年3月期は黒字回復見通しですが不透明感は強いです。

参考:連結財務ハイライト|コニカミノルタ

株価のチャート

下記はコニカミノルタ5年分の週足株価チャートです。

株価は業績悪化を受けて、2019年中旬から大きく下落。

2021年に入ると下落から抜けましたが、警戒感が強く過去と比較すると安い位置で推移しています。

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コニカミノルタの事業内容と財務状況

コニカミノルタの事業内容と財務状況を確認していきます。

コニカミノルタ(4902)の概要

コニカミノルタ株式会社(KONICA MINOLTA, INC.)は、日本の電機メーカーである。

2003年8月に写真関連商品、及び複写機などのオフィス製品などを製造していたコニカ(東京)とミノルタ(大阪)の経営統合により発足した持株会社コニカミノルタホールディングス株式会社を前身とするが、2013年4月に事業子会社7社を吸収合併して事業会社に移行し、現在の商号に変更された。

コニカミノルタ – Wikipediaより抜粋

主力事業は、オフィス用プリンタなどの「デジタルワークプレイス事業」です。

他には「プロフェッショナルプリント事業」、「ヘルスケア事業」、「インダストリー事業」を展開しています。

キャッシュフロー

下記はコニカミノルタのキャッシュ・フロー推移です。

コニカミノルタの配当・優待について

配当は業績悪化の影響で大きく減配当、利回りも低いです。株価も厳しい推移ですが、黒字回復を見込んでいます。

不透明感は強いですが、今後配当が戻れば高い利回りとなる可能性もあります。

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