コニカミノルタ(4902)の株価急落。底値はついたのか、これから上昇するか考えてみる

コニカミノルタ(4902)の株価ですが業績下方修正をきっかけに大きく株価を下げています。現在はやや落ち着いてきていますが、この先の株価がどうなるのか、配当をキープすることができるのかを業績推移や各指標、過去の配当から考えてみました。

  • コニカミノルタの現在の株価、各指標や配当利回りと配当推移を確認
  • 過去の業績と株価チャートを確認
  • 最近の業績や今後の予測から今後の見通しを確認

コニカミノルタの株価、割安度と配当を確認

はじめにコニカミノルタの株価、各指標と配当の推移を見ていきます。

各指標と配当利回り

コニカミノルタの現在の株価は745円。年間配当は30円の予定なので年間配当利回りは約4%です。PERは9.8倍、PBRは0.69倍、2019年8月初旬に大きく株価が下落したことで割安になっていて、配当利回りも高めです。

※株価は2019年10月3日終値

2020年3月期の予定配当ですが中間配当が1株15円(権利日は9月末)、期末配当金が15円(権利日は3月末)の合計30円となっています。

過去の配当推移を確認

コニカミノルタ過去の配当推移一覧です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
20円30円30円30円30円30円

配当ですが、ここ数年は30円で据え置きです。配当の基本方針は、連結業績や成長分野への戦略投資の推進等を総合的に勘案しつつ、株主の皆様へ積極的に利益還元することとしています。

過去の配当性向と2020年3月期の予想配当性向を考えると、減配する可能性は低いと考えられます。増配もなさそうです。

参考:株主還元|コニカミノルタ公式サイト

業績の推移と株価チャートについて

次に業績の推移と株価チャートを確認していきます。

過去の売上と利益の推移

コニカミノルタ過去5期分+今期の予想の売上高・最終利益の推移です。

2020年3月期の最終利益は当初前年比プラスの予定でしたが2019年7月30日に下方修正を行い減益予想となりました。

株価チャート

コニカミノルタの直近約3年の週足株価チャートです。

長い目で見ると大きめの幅でレンジ推移している様に見えます。2019年8月頭の大きな下落が無ければやや上向きのレンジでしたが、ここから流れが変わりそうな気配もあります。とはいえ、700円を突き抜けて一気に下落する可能性はまだ低そうです。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年7月30日の決算にて2020年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益が12億円の赤字と発表しました。合わせて通期の同利益予想を455億円から375億円に下方修正しました。

2019年3月期の利益は417億円でしたので、増益の予測が減益の予測になりました。

今後の見通しについて

1Qの決算内容は想像以上に悪かったです。経常利益、最終利益が赤字となるのはここ数年ではありません。赤字となった要因として米中貿易摩擦や中国経済の減速、欧州景気の不透明感継続や為替などの影響をあげています。この先もこれらの不安はついています。

その先行き不安から株価が大きく下落し若干下がりすぎている感はあります。現状では減配する可能性は低く、巻き返すことができれば700円台はお宝になる可能性があります。

とはいえ、直近の業績不安だけでなく、ここ数年ROEが8%以下で推移しているのも気になる点と考えています。

参考:決算説明会資料|コニカミノルタ公式サイト

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