ニッスイ(日本水産)の株価分析!業績回復兆しで株価は下落から抜けてやや上昇【1332】

家庭用冷凍食品大手であるニッスイ(日本水産)(1332)。今後の株価と配当がどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。日本水産の通称はブランド名にもなっている「ニッスイ」で株主優待も実施しています。

日本水産の株価POINT
  • 指標にやや割安感あり
  • 株価は下落抜けてやや上昇
  • まだ不透明感はあるが、回復期待・伸びしろもある
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日本水産の株価指標と事業内容

はじめに、日本水産の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:583円
予定年間配当:9.5円
年間配当利回り:1.63%
予想PER:12.1倍
PBR:1.03倍
時価総額:1,821億円

2021年8月13日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒日本水産(株)【1332】:Yahoo!ファイナンス

指標には割安感があります。年間配当利回りは平均水準です。

日本水産(1332)とは

日本水産株式会社(にっぽんすいさん、英称:Nippon Suisan Kaisha, Ltd.)は、日本の大手水産・食品会社。通称は同社のブランド名でもあるニッスイ(英称: NISSUI)。

水産事業、加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕および運航とプラント機材他の販売を行っている。1990年代前半まで自社で遠洋漁業を行っていたが撤退し、事業領域を整理した。売上規模では同業2社が経営統合したマルハニチロに次ぐものの、ファインケミカル事業による高純度エイコサペンタエン酸の医薬品向け原料供給により、水産業のなかでは収益性が高い傾向にある。

日本水産 – Wikipediaより一部抜粋

ニッスイの売上・利益の柱は「水産事業」と「食品事業」です。「ファインケミカル事業」はこれからという感じです。

日本水産の業績推移と株価チャート

次に、日本水産の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2021年3月期は減収・減益、2022年3月期はほぼ横ばい見通しです。これまで比較的好調でしたが、国内外ともに需要減少による市況悪化の影響を受けやや厳しさが見えます。

参考:財務・業績ハイライト|ニッスイ企業情報サイト

株価チャートの推移

下記は日本水産5年分の週足株価チャートです。

2019年3月から株価は下落。2021年以降では家庭向け食品が好調な事に加え、業務用・コンビニ向けも改善傾向にあることで、やや上昇しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは650円、下落した場合のメドは500円辺りと見ることが出来そうです。

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日本水産の配当推移と株主優待制度

次に、日本水産の配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記は日本水産の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

日本水産の年間配当金推移

2017年3月期:6円
2018年3月期:8円
2019年3月期:8円
2020年3月期:8.5円
2021年3月期:9.5円
2022年3月期:9.5円(予)

配当金は増配傾向で推移しています。配当性向は2020年3月期が17.9%、2021年3月期が20.5%、2022年3月期の予想が約20%です。

参考:分割・株式配当の推移|ニッスイ企業情報サイト

株主優待制度について

日本水産の株主優待は「自社製品」、3月末が権利日です。500株~1,000株保有で3,000円相当、1,000株以上保有で5,000円相当です。

500株保有で3,000円相当とすると優待利回りは約1%です。

参考:株主優待|ニッスイ企業情報サイト

日本水産の決算内容と今後について

最後に、日本水産の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年8月4日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は74.9億円と発表。前年同期比52%増、通期計画の230億円に対する進捗率は32.6%となりました。

今後について

原材料や燃料費などのコスト上昇、外食需要の減少で国内だけでなく海外も含め水産物の需要が減少しているのは不安材料です。しかし、2022年3月期1Qは好調で想定以上に盛り返す可能性は十分あります。また、食品事業の缶詰・冷凍食品は今後も需要が見込めます。

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