日本水産(ニッスイ)の株価が下落気味。株主優待や配当利回りを分析【1332】

家庭用冷凍食品大手である日本水産(1332)の株価がやや下落気味に推移しています。はたして今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。日本水産の通称はブランド名にもなっている「ニッスイ」で株主優待も実施しています。優待内容と利回りも確認していきます。

日本水産の株価POINT
  • 株価指標に割安感あり、配当・優待利回りはややお得
  • 今後、配当が増える可能性は高め
  • 短期的な業績にはやや不安がある
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日本水産の事業内容と株価指標

はじめに日本水産の事業内容と株価指標を確認していきます。

日本水産(1332)とは

日本水産株式会社(にっぽんすいさん、英称:Nippon Suisan Kaisha, Ltd.)は、日本の大手水産・食品会社。通称は同社のブランド名でもあるニッスイ(英称: NISSUI)。

水産事業、加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕および運航とプラント機材他の販売を行っている。1990年代前半まで自社で遠洋漁業を行っていたが撤退し、事業領域を整理した。売上規模では同業2社が経営統合したマルハニチロに次ぐものの、ファインケミカル事業による高純度エイコサペンタエン酸の医薬品向け原料供給により、水産業のなかでは収益性が高い傾向にある。

日本水産 – Wikipediaより一部抜粋

ニッスイの現在の売上・利益の柱は「水産事業」と「食品事業」です。「ファインケミカル事業」はこれからという感じです。

参考:ニッスイグループの事業|ニッスイ企業情報サイト

株価指標と配当利回り

下記は日本水産の2020年5月22日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:467円
予定年間配当:8.5円
年間配当利回り:1.82%
予想PER:9.7倍、PBR:0.95倍

PER、PBRともに割安感があります。配当利回りは若干低めです。

日本水産の株主優待と配当推移

次に日本水産の株主優待制度と配当推移を確認していきます。

株主優待制度について

日本水産の株主優待は「自社製品」をいただくことができます。3月末が権利日です。500株~1000株で保有で3,000円相当、1,000株以上保有で5,000円相当です。

500株保有で3,000円相当なので優待利回りは約1.3%です。優待利回りは高くないですが、配当と合わせて考えるとややお得です。

参考:株主優待|ニッスイ企業情報サイト

配当金の推移

下記は日本水産の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

日本水産の年間配当金推移

2016年3月期:5円
2017年3月期:6円
2018年3月期:8円
2019年3月期:8円
2020年3月期:8.5円
2021年3月期:8.5円(予)

日本水産の利益配分についての基本方針は「業績に応じた株主還元を行う。2020年度までの目標配当性向は15%~20%」です。2020年3月期の配当性向は17.9%、2021年3月期の予想配当性向は約18%なので適正です。

また、将来的に配当性向30%以上を目指していることから来期以降、増配する可能性があります。

参考:分割・株式配当の推移|ニッスイ企業情報サイト

参考:中期経営計画|ニッスイ企業情報サイト

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日本水産の業績推移と株価チャート

次に日本水産の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は日本水産の売上高と経常利益の推移です。

2020年3月期は減収・増益、2021年3月期は減収・減益の見通しです。これまで比較的好調でしたがここにきてやや厳しくなっています。

参考:財務・業績ハイライト|ニッスイ企業情報サイト

株価チャートの推移

下記は日本水産5年分の週足株価チャートの推移です。

ここ1年くらい、株価は下落して推移しています。業績が伸び悩んでいるのも原因と考えられます。長い目で見ると下値メドは350円、上値の一旦のメドは600円あたりと見えます。

日本水産の決算内容と今後について

最後に日本水産の決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年5月20日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は258億円と発表。2021年3月期は215億円に減る見通し、配当は据え置きの年間8.5円予想としています。

今後の見通しについて

原価や燃料費などのコスト上昇は気になる点ですが、株価指標に割安感があり今後の配当が増えていきそうなのはプラスポイントです。また、冷凍食品は新型コロナウイルス感染症の影響で需要増、これからも需要が見込めます。

短期的には外食需要の減少により国内だけでなく、海外も含め水産物の需要が大きく減少しています。そのため、2021年3月期の業績は厳しくなると見込んでいます。

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