ニッスイ(日本水産)の株価分析!業績回復兆しで短期株価は下落から抜けてやや上昇【1332】

家庭用冷凍食品大手であるニッスイ(日本水産)(1332)。はたして今後の株価と配当がどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。日本水産の通称はブランド名にもなっている「ニッスイ」で株主優待も実施しています。優待内容も確認していきます。

日本水産の株価POINT
  • 株価指標に割安感あり、配当・優待の合計利回りは高め
  • 長期の株価は下落、短期では回復兆しからやや上昇
  • まだまだ不透明感はあるが、長期的な伸びしろはある
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日本水産の株価指標と事業内容

はじめに日本水産の株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:532円
予定年間配当:9.5円
年間配当利回り:1.79%
予想PER:11倍
PBR:0.98倍

2021年5月18日終値時点のデータ

株価指標には割安感があります。年間配当利回りは平均水準です。

日本水産(1332)とは

日本水産株式会社(にっぽんすいさん、英称:Nippon Suisan Kaisha, Ltd.)は、日本の大手水産・食品会社。通称は同社のブランド名でもあるニッスイ(英称: NISSUI)。

水産事業、加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕および運航とプラント機材他の販売を行っている。1990年代前半まで自社で遠洋漁業を行っていたが撤退し、事業領域を整理した。売上規模では同業2社が経営統合したマルハニチロに次ぐものの、ファインケミカル事業による高純度エイコサペンタエン酸の医薬品向け原料供給により、水産業のなかでは収益性が高い傾向にある。

日本水産 – Wikipediaより一部抜粋

ニッスイの売上・利益の柱は「水産事業」と「食品事業」です。「ファインケミカル事業」はこれからという感じです。

参考:ニッスイグループの事業|ニッスイ企業情報サイト

日本水産の業績推移と株価チャート

次に日本水産の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2021年3月期は減収・減益、2022年3月期はほぼ横ばい見通しです。これまで比較的好調でしたが、国内外ともに需要減少による市況悪化の影響を受けやや厳しさが見えます。

参考:財務・業績ハイライト|ニッスイ企業情報サイト

株価チャートの推移

下記は日本水産5年分の週足株価チャート推移です。

2019年3月からの株価は下落。2021年以降の短期では家庭向け食品が好調な事に加え、業務用、コンビニ向けも改善傾向にあり、やや上昇しています。ここから上昇した場合の目安600円、下落した場合の目安は450円辺りと見ることができます。

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日本水産の株主優待と配当推移

次に日本水産の株主優待制度と配当推移を確認していきます。

株主優待制度について

日本水産の株主優待は「自社製品」です。3月末が権利日です。500株~1,000株保有で3,000円相当、1,000株以上保有で5,000円相当です。

500株保有で3,000円相当なので優待利回りは約1.1%です。配当と優待を合わせた利回りはやや高めです。

参考:株主優待|ニッスイ企業情報サイト

配当金の推移

下記は日本水産の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

日本水産の年間配当金推移

2017年3月期:6円
2018年3月期:8円
2019年3月期:8円
2020年3月期:8.5円
2021年3月期:9.5円
2022年3月期:9.5円(予)

配当金は増配傾向で推移しています。

配当性向は2020年3月期が17.9%、2021年3月期が20.5%、2022年3月期の予想が19.7%です。将来的に配当性向30%以上を目指しています。

参考:分割・株式配当の推移|ニッスイ企業情報サイト

日本水産の決算内容と今後について

最後に日本水産の決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年5月13日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は227億円と発表。2022年3月期の同利益は230億円見通し、年間配当は9.5円予定としています。

今後の見通しについて

原材料や燃料費などのコスト上昇、外食需要の減少により国内だけでなく、海外も含め水産物の需要が減少しているのは不安材料です。

しかし、徐々に回復しており、じっくりとここから盛り返す可能性は十分あります。また、食品事業の缶詰・冷凍食品は今後も需要が見込めます。株価指標にも割安感があります。

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