リコーリースの株価分析!連続増配で業績安定も株価は一時大きく下落【8566】

リコー系で事務機器のリースを行うリコーリース(8566)。業績悪化懸念から一時大きく株価が下落しました。これまでの業績は比較的安定しており配当は連続増配中です。果たして今後の株価と配当がどうなるのか。株価指標・業績推移・配当推移を分析してみました。

リコーリースの株価POINT
  • 株価指標の割安感は強めで配当利回りは高め
  • 株主優待はオマケ印象の強いQUOカードを実施
  • 連続増配中で業績は比較的安定推移
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リコーリースの事業内容と株価指標

はじめにリコーリースの事業内容と株価指標・配当利回りを確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,080円
予定年間配当:95円
年間配当利回り:3.08%
予想PER:8.4倍
PBR:0.50倍

2021年1月29日終値時点のデータ

株価指標はかなり割安です。年間の配当利回りは平均より高めです。

リコーリース(8566)とは

リコーリース株式会社はリコーの光学、OA製品のリース、ビジネスローン、集金代行サービスなど各種金融サービス事業を提供する理研グループの企業である。事業基盤は中小企業向けの小口リース・割賦事業である。リコーグループ唯一の国内金融子会社であり、資金面・人的面でもリコーグループとは密接なつながりがある。

リコーリース – Wikipediaより抜粋

「リース・割賦事業」と「金融サービス事業」の2つの事業を軸に、総合的なフィナンシャルサービスを提供しています。取引先企業の98%が中小企業なのが特徴です。

参考:リコーリースの基本|リコーリース株式会社

リコーリースの配当推移と株主優待

次にリコーリースの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はリコーリースの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

リコーリースの年間配当金推移

2016年3月期:55円
2017年3月期:60円
2018年3月期:70円
2019年3月期:80円
2020年3月期:90円
2021年3月期:95円(予)

配当は毎年増配推移しています。

株主還元の目標として「2023年3月期に配当性向30%」としています。2019年3月期の配当性向は20.9%、2020年3月期の配当性向は23.5%、2021年3月期の予想配当性向は約26%と問題ない水準です。

参考:配当金情報|リコーリース株式会社

株主優待制度について

リコーリースの株主優待制度は100株以上保有で「3,000円相当のQUOカード」です。3月末が権利日です。1年以上継続保有で4,000円相当、3年以上継続保有で5,000円相当にグレードアップします。

100株保有で3,000円相当とした場合の優待利回りは約1%です。

参考:株主優待のご案内|リコーリース株式会社

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リコーリースの業績推移と株価チャート

次にリコーリースの売上・利益の推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益は比較的安定して推移しています。連続減益見通しですが大きくは減少しない予想です。

参考:連結損益計算書|リコーリース

株価チャートの推移

下記はリコーリース5年分の週足株価チャートの推移です。

比較的レンジで推移していた株価ですが2019年後半に上昇して2020年1月に最高値の4,500円となりました。しかし、その後大きく株価が下落。安値圏からは抜けていますが、上昇勢いは弱いです。

リコーリースの決算内容と今後

最後にリコーリースの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2021年1月28日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は144億円と発表。通期計画の164億円に対する進捗率は88.1%となりました。

今後について

株価指標の割安感は強く、配当は連続増配中で業績も安定しています。

しかし、売上・利益の主力である「リース・割賦事業」ですが、企業が設備投資を行えば業績が良くなり、設備投資を控えると業績が悪くなります。主な顧客が中小企業であることを考えると、顧客先企業が設備投資を控えて業績が悪化する可能性があります。その警戒感もあり株価は下落し安値圏で推移しています。

また、今後は医療・介護報酬ファクタリングサービス(早期資金化)や集金代行サービスを拡大していきます。多くのニーズに答えることが出来れば大きく成長できる可能性はありますが、まだまだ売上・利益に占める割合は小さく、今後どうなるかは見えにくいです。

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