リコーリース【8566】株主優待はQUOカード・連続増配で高めの利回り

リコー系で事務機器のリースを行うリコーリース(8566)、株主優待制度はQUOカードなどを実施。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

リコーリースのPOINT
  • 連続増配で高めの配当利回り
  • 株主優待はQUOカード・カタログギフトを実施
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リコーリースの株価情報と配当・優待

リコーリースの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年1月25日終値時点)

株価:5,110円
予想PER:10.94倍
PBR:0.72倍
予想EPS:467.16円
時価総額:1,597億円

最新の株価参考:リコーリース(株)【8566】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:150円
予想年間配当利回り:2.94%

配当金の推移について

下記はリコーリースの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

リコーリースの年間配当金推移

2019年3月期:80円
2020年3月期:90円
2021年3月期:100円
2022年3月期:120円
2023年3月期:145円
2024年3月期:150円(予)

配当金は毎年増配しています。

配当性向は2023年3月期が30%、2024年3月期の予想が約32%です。

利益配分方針の確認

2023~2025年度の中期経営計画目標として「配当性向35%(2026年3月期)」としています。

参考:配当金情報|リコーリース株式会社

株主優待について

株主優待制度は「QUOカード」、「カタログギフト」を実施。優待権利月は3月、2022年3月期から新制度に変更しています。

所有株式数優待内容
100株以上 300株未満QUOカード 2,000円相当(1年未満)
QUOカード 4,000円相当(1年以上3年未満)
QUOカード 5,000円相当(3年以上)
300株以上カタログギフト 5,000円相当(1年未満)
カタログギフト 8,000円相当(1年以上3年未満)
カタログギフト 10,000円相当(3年以上)

優待利回り

100株保有で2,000円相当とした場合、優待利回りは約0.4%です。

参考:株主優待のご案内|リコーリース株式会社

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リコーリースの業績推移と株価推移

リコーリースの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はリコーリースの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

利益は比較的好調に推移し、2023年3月期は過去最高益を更新。

2024年3月期は増収・減益見通しとしています。

参考:連結損益計算書|リコーリース

株価のチャート

下記はリコーリース5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に大きく下落。その後は下落する場面もありながら、緩やかに上昇推移。

2023年以降は大きく上昇推移しています。

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リコーリースの事業内容と財務状況

リコーリースの事業内容と財務状況を確認していきます。

リコーリース(8566)の概要

リコーリース株式会社はリコーの光学、OA製品のリース、ビジネスローン、集金代行サービスなど各種金融サービス事業を提供するリコー三愛グループの企業である。

事業基盤は中小企業向けの小口リース・割賦事業である。リコーグループ唯一の国内金融子会社であり、資金面・人的面でもリコーグループとは密接なつながりがある。

リコーリース – Wikipediaより抜粋

「リース・割賦事業」と「金融サービス事業」の2つの事業を軸に、総合的なフィナンシャルサービスを提供

取引先企業のほとんどが中小企業というのが特徴です。

3カ月決算の実績

下記はリコーリースの連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結経常利益は207億円見込みとしています。

キャッシュフロー

下記はリコーリースのキャッシュ・フローの推移です。

営業CFはマイナスが続いていましたが、2021年3月期にプラスとなっています。

リコーリースの配当・優待について

業績は好調に推移し、配当も連続増配で推移。株価が上昇した影響で以前ほどの利回りはないですが、高めの利回りです。

株主優待はQUOカードなどを実施、利回りは低めです。

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