オリックス(orix)の株価分析!配当・優待の利回りが高い!人気の株主優待・安定配当【8591】

総合リース大手で金融業、プロ野球球団など多くの事業を行うオリックス(8591)。高配当利回りかつ、人気の株主優待を実施する銘柄として紹介されることが多いですが、果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待の内容と利回りも確認していきます。

オリックスの株価POINT
  • 株価指標は割安で年間の配当・優待利回りは高い
  • 現状では配当が大きく減る可能性は低い
  • 株主優待を廃止する可能性も低い
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オリックスの事業内容と株価指標について

はじめにオリックスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,554円
予定年間配当:76円
年間配当利回り:4.89%
予想PER:10.2倍
PBR:0.65倍

2020年11月18日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。年間配当利回りは高いです。

オリックス(8591)とは

オリックスとは日本の大手総合リース企業である。祖業であるリースをはじめ、不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団(オリックス・バファローズ)など多くの事業を手掛けており、グループを通して多角的金融サービス業を提供している。

オリックス – Wikipediaより抜粋

オリックスの事業は国内だけでなくアメリカやヨーロッパなど諸外国でも展開しています。部門としては法人金融サービス事業・メンテナンスリース事業・不動産事業・事業投資事業・リテール事業・海外事業があります。

参考:セグメント情報|オリックス株式会社

オリックスの業績推移と株価チャート

次にオリックスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

順調に右肩上がりだった売上・利益ですが、2019年3月期は減収・減益。2020年3月期は減収・増益となりました。最終利益はこれまで3,000億円前後でしたが、2021年3月期は1,900億円見通しとやや厳しめです。

株価チャートの推移

下記はオリックス5年分の週足株価チャートの推移です。

やや上昇気味に推移していた株価が2020年に入り大きく下落。現在の株価も過去の水準と比較すると安めです。また、2020年に入って出来高が大きくなるタイミングが何回かあります。

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オリックスの配当推移と株主優待制度

次にオリックスの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

オリックスの配当金の推移

下記はオリックスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

オリックスの年間配当金推移

2016年3月期:45.75円
2017年3月期:52.25円
2018年3月期:66.00円
2019年3月期:76.00円
2020年3月期:76.00円
2021年3月期:76.00円(予)

配当は76円で据え置き推移です。

配当方針として「配当性向30%を目安」としていますが、2021年3月期は特別に配当性向50%予定としています。2019年3月期の配当性向は30%、2020年3月期の配当性向は32%です。2021年3月期は特別に配当性向を高めにしたことから安定配当重視と考えられます。

参考:配当方針・配当状況|オリックス公式サイト

株主優待制度について

オリックスの株主優待は「カタログギフト」と「株主カード」です。カタログギフトの権利月は3月末。100株以上保有で対象です。

優待カードはさまざまな割引に使えますが、カタログギフトの優待が人気です。内容は5,000円相当で、3年以上継続保有している場合は1万円相当にグレードアップします。

100株保有で5,000円相当なので優待利回りは約3.2%です。扱うのが取引先の商品なので無くなりにくい優待ですが、将来的に長期保有限定など変更する可能性はどの優待にも考えられます。

参考:ふるさと優待|オリックス公式サイト

オリックスの決算内容と今後について

最後にオリックスの決算内容と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年11月2日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は1,341億円と発表。あわせて、通期の連結最終利益予想を1,900億円見通し、年間配当は76円の据え置き予定としています。

今後について

オリックスは保有株主に信託銀行が多く、国内アナリストの多くが昔から「安定の成長企業」と評価していました。しかし、2020年6月にみずほ証券が「買い」から「中立」に、ゴールドマン・サックス証券が「買い」から「売り」に投資判断を下げています。もちろん、投資格付けは良く変わるのであくまでも参考程度です。

金融事業は信用リスクや市場性リスク、海外事業は地政学上のリスクなど。事業の多角化はリスクの分散になりますが、それらリスクが一度に出現すると大きなダメージとなるケースもあります。

株価指標には割安感が強く、配当・優待利回りがかなり高いです。2020年に入り出来高がかなり増加しており、配当・優待狙いが増えていると考えられます。しかし、株をどれだけの期間保有するのか、成長期待値はどれだけあるのか、事業内容や今後の利益をしっかり分析することが重要です。

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