オリックス(orix)の株価分析!配当を減配する可能性は低い?お得な株主優待銘柄【8591】

総合リース大手で金融業、プロ野球球団など多くの事業を行うオリックス(8591)、高配当で人気の株主優待を実施する銘柄として紹介されることが多いですが、果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待の内容と利回りも確認していきます。

オリックスの株価POINT
  • 株価指標は割安で年間の配当・優待利回りは高くなる可能性あり
  • 現状では配当が大きく減る可能性は低いがあくまでも未定
  • 株主優待を廃止する可能性は低い
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オリックスの事業内容と株価指標について

はじめにオリックスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,315.5円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—
PBR:0.56倍

2020年8月13日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。2021年3月期の業績、配当は未定としています。仮に年間配当を据え置きの76円とした場合の配当利回りは約5.8%です。

オリックス(8591)とは

オリックスとは日本の大手総合リース企業である。祖業であるリースをはじめ、不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団(オリックス・バファローズ)など多くの事業を手掛けており、グループを通して多角的金融サービス業を提供している。

オリックス – Wikipediaより抜粋

オリックスの事業は国内だけでなくアメリカやヨーロッパなど諸外国でも展開しています。部門としては法人金融サービス事業・メンテナンスリース事業・不動産事業・事業投資事業・リテール事業・海外事業があります。

参考:セグメント情報|オリックス株式会社

オリックスの業績推移と株価チャート

次にオリックスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

順調に右肩上がりだった売上・利益ですが、2019年3月期は減収・減益。2020年3月期は減収・増益となりました。2021年3月期は未定ですが、厳しくなるのが想定されます。

株価チャートの推移

下記はオリックス5年分の週足株価チャートの推移です。

やや上昇気味に推移していた株価が2020年に入り大きく下落。現在の株価も過去の水準と比較すると安めです。2020年に入って出来高が大きくなっています。

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オリックスの配当推移と株主優待制度

次にオリックスの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

オリックスの配当金の推移

下記はオリックスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

オリックスの年間配当金推移

2016年3月期:45.75円
2017年3月期:52.25円
2018年3月期:66.00円
2019年3月期:76.00円
2020年3月期:76.00円
2021年3月期:未定

配当は増配傾向ですが、2021年3月期の配当は中間配当35円、期末配当を未定としています。

配当方針として「配当性向30%を目安」としていますが、2021年3月期は特別に配当性向50%予定としています。2019年3月期の配当性向は30%、2020年3月期の配当性向は32%。2021年3月期の業績悪化は避けられないですが、配当性向50%としているため、現状では減配せずに配当を維持する可能性は高めです。しかし、当然ですが想定以上に悪化すれば減配する可能性はあります

参考:配当方針・配当状況|オリックス公式サイト

株主優待制度について

オリックスの株主優待は「カタログギフト」と「株主カード」です。カタログギフトの権利月は3月末。100株以上保有で対象です。

優待カードはさまざまな割引に使えますが、カタログギフトの優待が人気です。内容は5,000円相当で、3年以上継続保有している場合は1万円相当にグレードアップします。

100株保有で5,000円相当なので優待利回りは約3.8%です。扱うのが取引先の商品なので無くなりにくい優待ですが、将来的に長期保有限定など変更する可能性はどの優待にもありえます。

参考:ふるさと優待|オリックス公式サイト

オリックスの決算内容と今後について

最後にオリックスの決算内容と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年8月4日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は676億円と発表、前年同期比31.6%減となりました。

今後について

オリックスは保有株主に信託銀行が多く、国内アナリストの多くは昔から「安定の成長企業」と評価していました。しかし、2020年6月に入りみずほ証券が「買い」から「中立」に、ゴールドマン・サックス証券が「買い」から「売り」に投資判断を下げています

金融事業では信用リスクや市場性リスク、海外事業は地政学上のリスクなど。事業の多角化はリスクの分散になりますが、それらリスクが一度に出現すると大きなダメージとなるケースもあります。

株価指標には割安感が強く、配当・優待利回りがかなり高くなる可能性があります。しかし、配当はあくまでも未定です。想定以上の減益、特別損失計上などが起きれば当然、減配する可能性があります。

株価が下落したことで出来高がかなり増加しています。これは配当・優待狙いが増えていると考えられますが、どれだけの期間保有するのか、成長期待値はどれだけあるのか、しっかりと分析することが重要です。

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