オリックス(orix)の株価分析!配当利回りが高く人気の株主優待を実施【8591】

総合リース大手で金融業・プロ野球球団など多くの事業を行うオリックス(8591)。高配当利回りかつ、人気の株主優待を実施する銘柄として紹介されることが多いです。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待の内容と利回りも確認していきます。

オリックスの株価POINT
  • 指標は割安、配当・優待利回りは高い
  • 配当が大きく減る可能性、優待廃止の可能性は低い
  • 配当や優待も重要だが、企業の本質を見ることが重要
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オリックス株価指標と事業内容

はじめに、オリックスの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,973.5円
予定年間配当:78円
年間配当利回り:3.95%
予想PER:9.6倍
PBR:0.78倍
時価総額:2兆5,374億円

2021年8月19日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒オリックス(株)【8591】:Yahoo!ファイナンス

指標は割安、年間配当利回りは高いです。

オリックス(8591)とは

オリックスとは日本の大手総合リース企業である。祖業であるリースをはじめ、不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団(オリックス・バファローズ)など多くの事業を手掛けており、グループを通して多角的金融サービス業を提供している。

オリックス – Wikipediaより抜粋

オリックスの事業は国内だけでなく、アメリカやヨーロッパなど諸外国にも展開しています。法人金融サービス事業・メンテナンスリース事業、不動産事業、事業投資事業・リテール事業、海外事業など多くのセグメントがあります。

オリックスの業績推移と株価チャート

次に、オリックスの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期は減収・減益、2020年3月期は減収・増益、2021年3月期は増収・減益でやや不安定です。最終利益は3,000億円前後で推移していましたが、2021年3月期は1,923億円とやや厳しめです。2022年3月期の最終利益予想は2,500億円です。

株価チャートの推移

下記はオリックス5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年に入り大きく下落、その後の株価も厳しい動きでした。2020年11月以降は上昇して下落前の水準まで戻しています。日経平均株価採用の予備候補に挙がっているのも影響し、株価の推移は悪くないです。

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オリックスの配当推移と株主優待制度

次に、オリックスの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

オリックスの配当金推移

下記はオリックスの配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

オリックスの年間配当金推移

2017年3月期:52.25円
2018年3月期:66.00円
2019年3月期:76.00円
2020年3月期:76.00円
2021年3月期:78.00円
2022年3月期:78.00円(予)

配当は据え置き傾向です。配当性向は2020年3月期が32%、2021年3月期が50.1%、2022年3月期の予想が約38%です。

配当方針の確認

配当方針は「業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施」としています、これまでの配当は安定を重視していると考えられますが、2021年3月期を除いても配当性向がやや上昇しているのは注意する点です。

参考:配当方針・配当状況|オリックス公式サイト

株主優待制度について

オリックスの株主優待は「カタログギフト」と「株主カード」です。カタログギフトの権利月は3月末。100株以上保有で対象です。

優待カードはさまざまな割引に使えますが、カタログギフトの優待が人気です。内容は5,000円相当で、3年以上継続保有している場合は1万円相当です。

100株保有で5,000円相当と考えると優待利回りは約2.5%です。カタログギフトの内容は取引先商品のため、無くなりにくい優待です。しかし、将来的に長期保有限定など変更する可能性はどの優待にも考えられます。

参考:ふるさと優待|オリックス公式サイト

オリックスの決算内容と今後について

最後に、オリックスの決算内容と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年8月3日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は1,000億円と発表。前年同期比47.9%増となりました。

今後について

国内アナリストの多くが昔から「安定の成長企業」と評価。もちろん、アナリスト評価・投資格付けは良く変わるため最新の状況を把握する必要があります。

リスクについて

金融事業は信用リスクや市場性リスク、海外事業は地政学上のリスクなど。事業の多角化はリスクの分散になりますが、それらリスクが一度に出現すると大きなダメージとなるケースもあります。

優待や配当は株の一面

配当・優待の合計利回りが高いです。しかし、重要なのは成長期待値はどれだけあるのか、事業内容や今後の利益をしっかり分析することです。配当や優待は株式投資の魅力の一つです。しかし、時としてそれらが自分の投資判断や株価に対してマイナスに働くケースもあります。

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