リコー【7752】株主優待は自社製品の特別販売・連続増配当

カラー複合機やITサービスを展開するリコー(7752)、株主優待制度は自社製品の特別価格での販売です。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

リコーのPOINT
  • 株主優待はリコー製品が欲しい人には良い
  • 配当回復後は連続増配で高めの利回り
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リコーの株価情報と配当・優待

リコーの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月9日終値時点)

株価:1,267円
予想PER:17.54倍
PBR:0.78倍
予想EPS:72.24円
時価総額:7,723億円

最新の株価参考:(株)リコー【7752】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年3月期の予定年間配当:36円
予想年間配当利回り:2.84%

配当金の推移について

下記はリコーの配当金推移です。配当権利日は9月(中間配当)と3月(期末配当)です。

リコーの年間配当金推移

2019年3月期:23円
2020年3月期:26円
2021年3月期:15円
2022年3月期:26円
2023年3月期:34円
2024年3月期:36円(予)

配当は2021年3月期に減配、その後は増配推移。2024年3月期も増配予定としています。

配当性向は2023年3月期が38.6%、2024年3月期の予想が約50%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「総還元性向50%を目安に段階的に引き上げ」としています。配当推移を見ると、安定と言うよりは業績連動の印象です。

参考:株主還元について|リコーグループ

株主優待について

株主優待制度は「自社製品の特別価格販売」を実施、優待権利月は3月と9月の年2回です。

保有株式数優待内容
全株主自社製品(カメラ・時計等)の特別価格販売

「自社製品の特別価格販売」は家電量販店より安い価格で購入できるものが多くお得ですが、あくまでもお得となるのは「リコー製品のカメラ・レンズの購入を検討している場合」です。

参考:株主様向け企画・優待|リコーグループ

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リコーの業績推移と株価推移

リコーの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はリコーの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年3月期は赤字で厳しくなりましたが、2022年3月期は回復。

2023年3月期は更に回復も、2024年3月期は減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|リコーグループ

株価のチャート

下記はリコー5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に大きく下落も、2021年に入ると大きく上昇。

2021年6月以降は下落推移、2022年以降は上昇する場面も下落する場面もあり不安定な推移です。

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リコーの事業内容と財務状況

リコーの事業内容と財務状況を確認していきます。

リコー(7752)の概要

株式会社リコー(英:Ricoh Company, Ltd. )は、事務機器、光学機器などを製造するメーカー。

主な製品は複写機、ファクシミリ、レーザープリンターやそれらの複合機、カメラである。

リコー – Wikipediaより抜粋

主力事業は複合機、プリンターなどの「オフィスプリンティング」、「オフィスサービス」です。

海外(主に欧米)の売上比率は約60%、子会社には「リコーエレメックス」、「リコーインダストリー」、「リコージャパン」があります。

3カ月決算の実績

下記はリコーの連結税引前利益の推移と前期との比較です。

2024年3月期の連結税引前利益は665億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はリコーのキャッシュ・フロー推移です。

リコーの配当・優待について

積極的な還元方針で配当利回りは平均より高いですが、業績連動感があります。

株主優待制度は「リコー製品」が欲しい場合には良いですが、お得度には換算しにくいです。

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