リコー(RICOH)の株価分析!下落から抜け急上昇!今後の株価・配当はどうなる【7752】

カラー複合機やITサービスを展開するリコー(7752)。2020年に大きく株価が下落しましたが、2021年に入ると急速に株価を戻しています。はたして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

リコーの株価POINT
  • 株価は大きく回復、配当利回りは平均よりやや高め
  • 株主優待はリコー製品が欲しい人には良い
  • 業績回復見通し株価も上昇しているが、まだ不透明感はある
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リコーの事業内容と株価指標

はじめにリコーの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,232円
予想年間配当:26円
年間配当利回り:2.11%
予想PER:24.6倍
PBR:0.95倍

2021年5月10日終値時点のデータ

PBRはやや割安です。年間配当利回りは平均より高めです。

リコー(7752)とは

株式会社リコー(英:Ricoh Company, Ltd. )は、事務機器、光学機器などを製造するメーカーである。主な製品は複写機、ファクシミリ、レーザープリンターやそれらの複合機、デジタルカメラである。

リコー – Wikipediaより抜粋

主力事業は複合機、プリンターなどの「オフィスプリンティング」、「オフィスサービス」です。海外(主に欧米)の売上比率が約55%あります。子会社には「リコーエレメックス」、「リコーインダストリー」、「リコージャパン」があります。

参考:分野別・地域別売上高推移|リコーグループ

リコーの業績推移と株価チャート

次にリコーの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2018年3月期は2008年に買収したIKON Office Solutions,Inc.、 2014年に買収した米国のITサービス会社mindSHIFT Technologies, Inc. の減損損失あわせて約1,800億円を計上したことで大きく赤字。2021年3月期も赤字で厳しい推移です。

株価チャートの推移

下記はリコー5年分の週足株価チャート推移です。

長い目で見ると株価は比較的レンジで推移。業績が株価にそこまで大きくは影響していませんでしたが、2020年に入り株価は大きく下落。2021年以降は一気に戻すように大きく上昇しています。

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リコーの配当推移と株主優待制度

次にリコーの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はリコーの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

リコーの年間配当金推移

2017年3月期:35円
2018年3月期:15円
2019年3月期:23円
2020年3月期:26円
2021年3月期:15円
2022年3月期:26円(予)

2018年3月期に大きく減配、2021年3月期も減配しています。

配当方針は「連結配当性向30%を目安に安定的な配当」です。2020年3月期の配当性向は47.6%、2021年3月期は赤字で配当排出。2022年3月期の予想配当性向は約52%です。

参考:株主還元について|リコーグループ

株主優待制度について

リコーの株主優待は「自社製品の特別価格販売」です。以前は抽選で複数の優待がありましたが、一旦実施を見合わせています。

保有株式数優待内容
全株主自社製品(カメラ・時計等)の特別価格販売

「自社製品の特別価格販売」は家電量販店よりかなり安い価格で購入できるものが多くお得ですが、あくまでもお得となるのは「リコー製品のカメラ・レンズの購入を検討している場合」です。

参考:株主優待|リコーグループ

リコーの決算内容と今後

最後にリコーの決算内容確認と今後の株価上昇ポイントと下落ポイントについて考えてみます。

決算内容について

2021年5月7日の決算にて2021年3月期の連結経常損益は410億円の赤字と発表。2022年3月期の同損益は543億円の黒字見通し、年間配当は26円予定としています。

今後の株価について

2020年3月期は構造改革の効果で増益見通しでしたが最終的に減益で着地。2021年3月期も主力製品の複合機利用減少、消耗品需要が減り赤字となりました。

2021年以降は悪材料出尽くし感、3Q単体で経常利益がプラス、2022年3月期は業績回復見通しなどの影響で急上昇していますが、まだまだ不透明感は強いです。

海外売上比率も高く為替が円高進行した場合には収益を圧迫します。実際に2020年3月期は為替の影響で利益が減少しています。しかし、扱っている製品は需要が望めるものも多いです。企業活動・設備投資が活発になれば当然、想定以上に業績が回復する可能性もあります。

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