ゼンショーの株価分析!株主優待はすき家・なか卯で使える便利な券【7550】

ゼンショーHD(7550)の株主優待はすき家をはじめ、ココスやなか卯などで利用することのできる人気優待です。

そんなゼンショーHDについて株価指標・業績推移、株価チャートを分析してみました。

  • ゼンショーHDの実施する株主優待はお得なのか?
  • ゼンショーHDの株価指標・事業内容
  • 業績推移・株価チャート・配当推移について
  • 最近の業績とこの先の見込みについて

株主優待制度について

ゼンショーHDの株主優待はゼンショーグループで使える「食事優待券」です。3月末と9月末の年2回が権利日、金額は保有株式数により下記のように変わります。

保有株式数優待内容
100株以上300株未満1,000円分(500円券×2枚)
300株以上500株未満3,000円分(500円券×6枚)
500株以上1,000株未満6,000円分(500円券×12枚)
1,000株以上5,000株未満12,000円分(500円券×24枚)
5,000株以上一律30,000円分(500円券×60枚)

利用できるお店は牛丼チェーンの「すき家」、ファミリーレストランの「ココス」、「なか卯」や「はま寿司」などです。

また、優待券3,000円分1冊につき、「すき家 牛丼の具」、「なか卯 親子丼の具」、「ココス お楽しみセット」などの代替1セットと交換可能です。

参考:株主優待|ゼンショーホールディングス

ゼンショーHDの株主優待は人気優待の一つです。

優待利回りですが、100株保有(254,900円)で年間2,000円分なので約0.78%です。ものすごくお得な優待というわけではないですね。

株価指標と事業内容について

次にゼンショーHDの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:2,549円

予定年間配当:20円

年間配当利回り:約0.78%

PER:36.5倍、PBRは4.9倍。市場平均と比べると割高ですが、外食銘柄では割高な銘柄が多く、割とありがちな水準です。

※株価は2019年11月13日終値

ゼンショーホールディングスとは

株式会社ゼンショーホールディングス(ZENSHO HOLDINGS CO., LTD.)は、「すき家」をはじめとする各種外食チェーンや、各種スーパーマーケット等を傘下に持つ、日本の持株会社である。2017年度時点で日本の外食産業トップの売上高である。

2000年以降は、各ジャンルの外食チェーンを次々と買収し傘下におさめている。連結子会社として、牛丼とカレーを中心とする外食チェーン「すき家」の運営管理を行うすき家本部、ファミリーレストランチェーンの「ココスジャパン」、イタリアンファミリーレストランチェーンの「ジョリーパスタ」、丼物とうどんを中心とする外食チェーンの「なか卯」、焼肉レストランチェーンの「TAG-1」などを有する

wikipediaより

ゼンショーHDは過去に労働環境に対していくつか問題が起きています。

  • ワンオペと呼ばれる深夜に一人だけで勤務している状態を狙われ強盗が多発。
  • 労働環境の悪さから人手不足になり、一部店舗で深夜営業休止。

これらに関しては既に対策を打ち出し改善をしていますが、ゼンショーHDなどの外食産業に限らず24時間営業に関係する銘柄は注意が必要と個人的には考えています。

業績推移・株価チャート・配当推移について

次にゼンショーHDの業績推移・株価チャート・配当推移を確認してみます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がり、利益に関しても2020年3月期は過去最高益を更新する見込みと好調に推移しています。

株価チャートについて

下記はゼンショーHDの直近約3年分の週足株価チャートです。

長期で見るとある程度の底打ち(2,100円ラインからの上昇)もしているため、現在の株価は押し目と見ることができ、ここから伸びる可能性はあると感じます。

上昇した場合の一旦のメドとしては最高値の3,000円近辺となりそうです。

とはいえ、ゼンショーHDに限らず外食産業は何があるか分からないです。自然災害や人材確保などは外食チェーンに代表されるリスクです。そのため、もし保有する場合、損切り設定をするのが重要です。(前回安値の2,095円、長期保有なら1,800円など)

配当推移について

下記はゼンショーHDの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
0円9円18円18円18円20円

2020年3月期は配当は前期比2円増の1株20円の配当を予定しています。予想配当性向も30%以下なので、今のところは減配の危険性は少ないです。順調にいけば2021年3月期以降も数円づつ増配する可能性が高いです。

とはいえ、過去には無配としたこともあるため、仮に業績が悪化した場合は直ぐに配当に反映される(減配・無配)と考えられます。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績について

2019年11月7日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は128億円と発表、通期計画の221億円に対する進捗率は58.2%となりました。

1Qに続き2Qでも前年同期比で利益が増加しており好調です。また、「すき家」の月次売上推移では消費税増税の影響からか10月は若干伸び悩んでいますが、それでも前年同期比でプラスです。

参考:月次売上推移|ゼンショーホールディングス

また、ゼンショーHDの完全子会社である日本レストランホールディングスが株式交換でココスジャパンを完全子会社化すると発表しました。

参考:ココスジャパンの完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ|ゼンショーホールディングス

今後について

2020年3月期のゼンショーHDの業績は好調で、このまま順調にいけば過去最高益更新はもちろん業績の上方修正も期待できる数値となっています。

しかし、株価には若干割高感があることや、今後は同業だけでなくコンビニ、お弁当屋さんと競争が激化する可能性があり、他にも人件費などのコスト上昇も考えられます。

また、ゼンショーHDの株主優待ですが、吉野家、松屋と比較すると優待利回りが悪く、吉野家や松屋の方がお得と紹介されることが多いです。

個人的には優待はあくまでもオマケで、実際に株を購入する際はその会社の本質を知ることが重要と考えています。

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