ゼンショーの株価分析!業績悪化も株価は上昇!株主優待はすき家・なか卯で使える食事券【7550】

ゼンショーホールディングス(7550)の株主優待はすき家をはじめ、ココスやなか卯などで利用できる人気優待です。今回はゼンショーホールディングスの今後の株価がどうなるのか。業績推移や株価チャートを分析してみました。

ゼンショーホールディングスの株価POINT
  • 外食優待銘柄と考えてもかなり割高、配当・優待利回りも低め
  • 配当は業績次第で減る可能性も
  • 短期的な不安要素は強いが、あくまでも一時的と見られている
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ゼンショーの事業内容と株価指標

はじめにゼンショーホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:3,090円
予定年間配当:20円
年間配当利回り:0.65%
予想PER:470倍
PBR:5.99倍

2021年3月17日終値時点のデータ

外食優待銘柄は割高な銘柄が多いですが、それを考慮しても割高です。配当利回りは低いです。

ゼンショーホールディングス(7550)とは

株式会社ゼンショーホールディングス(ZENSHO HOLDINGS CO., LTD.)は、「すき家」をはじめとする各種外食チェーンや、各種スーパーマーケット等を傘下に持つ、日本の持株会社である。2017年度時点で日本の外食産業トップの売上高である。

2000年以降は、各ジャンルの外食チェーンを次々と買収し傘下におさめている。連結子会社として、牛丼とカレーを中心とする外食チェーン「すき家」の運営管理を行うすき家本部、ファミリーレストランチェーンの「ココスジャパン」、イタリアンファミリーレストランチェーンの「ジョリーパスタ」、丼物とうどんを中心とする外食チェーンの「なか卯」、焼肉レストランチェーンの「TAG-1」などを有する

ゼンショー – Wikipediaより

売上構成比は牛丼カテゴリーが約35%、レストランカテゴリーが約19%、ファストフードカテゴリーが約24%となっています。

参考:会社概要|ゼンショーホールディングス

ゼンショーの株主優待と配当推移

次にゼンショーの株主優待制度と配当推移を確認していきます。

株主優待制度の内容

ゼンショーの株主優待はゼンショーグループで使える「食事優待券」、3月末と9月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上 300株未満1,000円分
(500円券×2枚)
300株以上 500株未満3,000円分
(500円券×6枚)
500株以上 1,000株未満6,000円分
(500円券×12枚)
1,000株以上 5,000株未満12,000円分
(500円券×24枚)
5,000株以上30,000円分
(500円券×60枚)

利用できるお店は牛丼チェーンの「すき家」、ファミリーレストランの「ココス」、「なか卯」や「はま寿司」などです。また、優待券3,000円分1冊につき、「すき家 牛丼の具」、「なか卯 親子丼の具」、「ココス お楽しみセット」などの代替1セットと交換可能です。

100株保有で年間2,000円分なので優待利回りは約0.6%です。人気優待ですが利回りは低いです。

参考:株主優待|ゼンショーホールディングス

配当金の推移

下記はゼンショーの配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ゼンショーの年間配当金推移

2016年3月期:9円
2017年3月期:18円
2018年3月期:18円
2019年3月期:18円
2020年3月期:20円
2021年3月期:20円(予)

2021年3月期は据え置きの年間20円予定です。

2020年3月期の配当性向は24.9%、2021年3月期の予想配当性向は約300%とかなり上昇する予想です。配当方針は「業績に応じた利益配分」のため、過去には無配もありました。そのため、2021年3月期は減配する可能性も想定されますが、現状は据え置き予定です。

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ゼンショーの業績推移と株価チャート

次にゼンショーの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はゼンショーホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上は右肩上がりで推移、利益も2020年3月期に過去最高を更新して好調推移していました。しかし、2021年3月期は大きく減益見通しです。現状ではまだ不透明感があり、想定より悪化する可能性、想定よりも良くなる可能性どちらもあります。

株価チャートの推移

下記はゼンショー5年分の週足株価チャート推移です。

長期で見ると株価は上昇推移です。

一時は大きく下落しましたが、持ち直して上昇しています。業績予想の弱さを考えると株価は強い印象です。いい方向に捉えると、2021年3月期の業績悪化は特別で2022年3月期以降は復活すると見られていると考えられます

ゼンショーの決算内容と今後について

最後にゼンショーの決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年2月5日の決算にて2021年3月期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は46.6億円と発表。前年同期比74.1%減、通期計画の73.9億円に対する進捗率は63.1%となりました。

今後について

2020年3月期は業績好調で過去最高益を更新。しかし、2021年3月期は外食産業全体で厳しい見通しです。長期的に見ると、同業だけでなくコンビニ、弁当屋などとの競争が激化する可能性があります。

ゼンショーの株主優待は、吉野家・松屋と比較すると優待利回りが低く、吉野家や松屋の方がお得と紹介されることが多いです。しかし、株主優待はあくまでもオマケです。特に同業他社と比較する場合は優待を見るのではなく「どこに強みがあるのか」、「今後伸びしろがあるのか」を探るのが重要です。

通期で赤字予想の外食銘柄もある中、ゼンショーは黒字確保を見込んでおり、「すき家」の月次売上は前年同期比で大きく悪化していないです。それもあり、株価が上昇しているとも言えます。

参考:月次売上推移|ゼンショーホールディングス

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