壱番屋(CoCo壱番屋)の株価分析!業績悪化見通しだが配当・株主優待は維持予定【7630】

カレー専門店の「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(7630)の株価は長期では好調に上昇していますが、ここ最近は大きく下落しています。海外への出店も加速し順調にきていましたが、はたして今後の株価と配当はどうなるのか分析してみました。また、壱番屋は株主優待制度を実施しているので株主優待も確認していきます。

壱番屋の株価POINT
  • 株価の指標はかなり割高水準で年間配当利回りも平均より低め
  • 株価は長期ではかなり好調だが、ここ最近は大きく下落
  • 配当性向はかなり上昇する見通し
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壱番屋の事業内容と株価指標

はじめに壱番屋の事業内容と株価指標を確認していきます。

壱番屋(7630)とは

株式会社壱番屋(いちばんや、ICHIBANYA CO., LTD.)は、カレーハウスCoCo壱番屋(カレーハウスココいちばんや、略称:ココイチ)を運営するカレーライス専門店チェーン最大手である。ハウス食品グループ本社の連結子会社。

フランチャイズにより日本国内各地のほか、海外の米国・台湾・香港・中国・韓国・タイなど各国にも店舗を持つ。

壱番屋 – Wikipediaより抜粋

壱番屋は2015年にハウス食品がTOBを行い、子会社となりました。海外にも積極的に進出していますが、まだまだ店舗の多くは国内です。

参考:店舗に関する情報|株式会社壱番屋

株価指標と配当利回り

2020年7月7日終値時点の壱番屋の株価指標と配当利回りです。

株価:4,795円
予定年間配当金:80円
年間配当利回り:1.67%
予想PER:143倍、PBR:5.14倍

人気外食銘柄にありがちなかなり割高な水準です。年間の配当利回りも平均より低いです。

壱番屋の株価チャートと業績推移

次に壱番屋の株価チャートと業績推移を確認していきます。

株価チャートの推移

下記は壱番屋5年分の週足株価チャートです。

株価は上昇トレンドで過去最高値を更新して推移していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく下落。一見すると押し目買いのチャンスと見ることが出来ますが、短期的な不安材料は多く、株価指標は割高です。

売上高と経常利益の推移

下記は壱番屋の売上高と経常利益の推移です。

2017年2月期は9カ月決算です。2020年2月期の経常利益は過去最高益を更新し非常に好調でしたが、2021年2月期は大きく減収・減益の見通しです。しかし、この業績見通しは収束時期により変わる可能性は当然あります。

参考:店舗に関する情報|株式会社壱番屋

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壱番屋の配当推移と株主優待制度

次に壱番屋の配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は壱番屋の配当金の推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

壱番屋の年間配当金推移

2016年5月期:65円
2017年2月期:52.5円
2018年2月期:76円
2019年2月期:78円
2020年2月期:80円
2021年2月期:80円(予)

2017年2月期は9カ月決算のため、実質配当は増配しています。

2021年2月期は減収・減益見通しですが、配当を据え置く予定としています。2021年2月期の予想配当性向は約239%とかなり上昇する見通しです。

参考:配当の推移|株式会社壱番屋

株主優待制度について

壱番屋の株主優待制度は「店舗で利用できる優待券」です。毎年2月末と8月末が権利日です。

所有株式数優待内容
100株~
200株
1,000円相当(500円券×2枚)
(年間2,000円相当)
200株~
1,000株
2,000円相当(500円券×4枚)
(年間4,000円相当)
1,000株~
2,000株
6,000円相当(500円券×12枚)
(年間12,000円相当)
2,000株以上12,000円相当(500円券×24枚)
(年間24,000円相当)

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約0.4%です、優待利回りは低めですね。

参考:株主優待のご案内|株式会社壱番屋

壱番屋の決算内容と今後について

最後に壱番屋の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年6月25日の決算にて2021年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は4億円と発表、通期計画の24.7億円に対する進捗率は16.5%となりました。前年同期比で74.3%減と大きく落ち込んでいます。

今後について

2020年2月期の好調な業績はコスト抑制・価格改定効果、海外の売上増が主な要因です。2019年7月には三井物産と組んでインドへ進出していくことも発表されました。

海外でどこまで日本のカレーが受け入れられるか不透明な部分はありますが、国内とは異なり高級路線でヒットしている国も多いです。また、日本のCoCo壱番屋でも割と外国人のお客さんを見ることもあり、結構受け入れられていると感じます。

また、現在は株価が下落していますが、まだまだ割高感は強いです。外食産業は多くのお店で来客数が減少し、いつまで影響が続くのか見えにくい部分があります。月次情報を見ると6月度でやや戻していますが、まだまだ影響がある状態です。短期的には不安な部分もありますが、いつか回復します。それまで耐えられるかどうかがカギとなります。

参考:月次情報|株式会社壱番屋

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