壱番屋(7630)の株価を分析。優待はお得か、配当と割高な株価が今後どうなるかを考える

カレー専門店のカレーハウスCoCo壱番屋を展開する壱番屋(7630)の株価が最高値に向かっています。業績が好調で海外への出店も加速、はたしてこれから株価がどうなるのかについて考えてみました。

壱番屋は株主優待も実施しています、そのお得度や現在の株価指標、配当推移も確認します。

  • 最高値に向かっている株価チャートと業績の推移を確認
  • 壱番屋の現在の株価、各指標や配当利回りと株主優待を確認
  • 最近の業績や今後の予測を確認

業績の推移と株価チャートについて

最初に好調な株価チャートと業績の推移を確認していきます。

株価チャート

壱番屋の直近約3年の週足株価チャートです。

株価は上昇トレンドで過去最高値の5,300円に向かって上昇しています。かなり好調です。

過去の売上と利益の推移

壱番屋の過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

決算期を変更した2017年2月期は置いといて、売り上げは上昇傾向、経常利益はやや横ばいに推移しています。

壱番屋の各指標、配当と株主優待を確認

次に壱番屋の株価の各指標と配当、株主優待を見ていきます。

各指標と配当利回り

壱番屋の現在の株価は5,200円。予想PERは約54.6倍、PBRは約5.39倍なので人気外食銘柄にありがちな割高な水準になっています。また、2020年2月期の予想配当は80円なので予想年間配当利回りは約1.5%です。

※株価は2019年10月4日終値

2020年2月期の配当ですが中間配当が1株40円(権利日は8月末)、期末配当金が1株40円(権利日は2月末)の合計80円の予定です。

過去の配当推移を確認

壱番屋、過去の配当推移一覧です。

2015年5月期2016年5月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期(予)
50円65円52.5円76円78円80円

2017年2月期は9カ月決算のため、実質的には配当は増配。とはいえ、配当性向も上がっているのは気になる点です。

参考:配当の推移|壱番屋公式サイト

壱番屋の株主優待制度について

壱番屋の株主優待は店舗で利用できる優待券です。毎年2月末と8月末が権利日で保有株式数に応じていただける金額が変わります。

所有株式数優待内容
100株~200株1,000円相当(500円券×2枚) (年間2,000円相当)
200株~1,000株2,000円相当(500円券×4枚)(年間4,000円相当)
1,000株~2,000株6,000円相当(500円券×12枚)(年間12,000円相当)
2,000株以上12,000円相当(500円券×24枚)(年間24,000円相当)

優待利回りですが、100株保有(520,000円)で1,000円相当なので約0.19%です。現状の株価ではあまりお得感は無いですね。

参考:株主優待のご案内|壱番屋公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年10月4日の決算にて2020年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は30.9億円と発表しました。上期計画は28.3億円でしたので計画超過、通期計画の48.4億円に対する進捗率は63.9%と好調です。

1Qも好調でしたので上方修正も考えられましたが消費税増税、海外出店への警戒感なのか、通期計画は据え置きしました。この先、例年と同水準の経常利益が確保できる見通しとなれば上方修正する可能性は高いです。

今後について

2020年2月期の好調な業績は価格改定効果、海外の売上増が主な要因です。2019年7月には三井物産と組んで、インドへ進出していくことも発表されました。

海外でどこまで日本のカレーが受け入れられるか不透明な部分はありますが、CoCo壱番屋では割と外国人のお客さんを見ることもあり、結構受け入れられていると感じています。

とはいえ、現在の株価は最高値付近でかなり割高になっており、どこまで伸びるか分からない部分もあります。

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