サーティワンアイスクリームの株価分析。株価下落しにくい理由と株主優待について【2268】

B-R サーティワンアイスクリーム(2268)の売り上げはここ数年伸びていません。しかし、株価は基本的に大きく上昇も下落もしないです。今回はそんなサーティワンアイスクリームの株価について、株価指標・業績推移・株価チャートに加え、株主優待を分析してみました。

サーティワンアイスクリームの株価POINT
  • 株価指標はかなり割高。配当・優待利回りも低め
  • 業績は伸び悩んでおり減配傾向、この先も減配する可能性がある
  • 基本的に株価は比較的狭いレンジで推移しているのが特徴
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サーティワンアイスの事業内容と株価指標

はじめにサーティワンアイスクリームの事業内容と株価指標を確認していきます。

サーティワンアイスクリーム(2268)とは

バスキン・ロビンス (Baskin-Robbins Inc.) は、アメリカの世界最大級のアイスクリーム・パーラー・チェーンのひとつ。世界40か国に7300以上の店舗を展開している。日本ではサーティワンアイスクリームの名前で知られる。

サーティワンとは英語の「31」で、「31種類のアイスクリームがあるため、1か月毎日違うアイスが楽しめます」という意味が込められている。

日本では、バスキン・ロビンスと不二家の合弁会社のB-R サーティワン アイスクリーム株式会社(英: B-R 31 ICE CREAM CO.,LTD.)がチェーン店を展開している。

バスキン・ロビンス – Wikipediaより抜粋

サーティワンアイスクリームは不二家とダンキンブランズ(バスキン・ロビンス)が株式の43.2%づつ、合計86.4%保有、東京証券取引所JASDAQに上場しています。日本ではサーティワンアイスクリームの名前が有名ですが本国のアメリカでは「バスキン・ロビンス」です。

参考:会社情報|B-R サーティワンアイスクリーム

株価指標と配当利回り

株価:3,920円
予定年間配当:20円
年間配当利回り:0.51%
予想PER:419倍
PBR:4.04倍

2020年7月27日終値時点のデータ

株価指標はPER、PBRともにかなり割高です、年間の配当利回りも低いです。

サーティワンの業績推移と株価チャート

次にサーティワンアイスクリームの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はサーティワンアイスクリームの売上高と経常利益の推移です。

2019年12月期は大きく増益となりましたが、2020年12月期は大きく減益見通しです。また、2010-2012年頃は3倍以上利益がありました。売上も伸び悩み感があります。

参考:IR情報|B-Rサーティワンアイスクリーム

株価チャートの推移

下記はサーティワンアイスクリーム5年分の週足株価チャートです。

株価は2013年頃より4,000円前後の比較的狭めのレンジで推移しています。2020年3月、一時的に株価が大きく下落しましたが直ぐに回復しています。かなり割高にある株価ですが、業績が株価に及ぼす影響は小さいです。

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サーティワンの配当推移と株主優待

次にサーティワンアイスクリームの配当推移と株主優待制度について確認していきます。

配当金の推移

下記はサーティワンの配当推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

サーティワンアイスクリームの年間配当金推移

2015年12月期:60円
2016年12月期:40円
2017年12月期:40円
2018年12月期:30円
2019年12月期:30円
2020年12月期:20円(予)

配当は減配して推移しています。

ここ数年の業績の厳しさが配当に現れていると感じます。2019年12月期の配当性向は65.7%、2020年12月期の予想配当性向は約215%、かなり高い水準で今後もさらに減配する可能性もあります。

株主優待制度について

サーティワンは株主優待制度を実施しており製品を引き換えできる「株主優待券」をいただけます。毎年6月末と12月末の年2回が権利日です。

保有株式数優待品内容
100株から
499株まで
「株主優待券」1,000円分
(500円×2枚)
500株から
999株まで
「株主優待券」1,500円分
(500円×3枚)
1,000株から
4,999株まで
「株主優待券」2,500円分
(500円×5枚)
5,000株以上「株主優待券」5,000円分
(500円×10枚)

100株保有の場合2,000円相当で計算すると優待利回りは約0.5%です。利回りは低めです。

参考:IR情報|B-Rサーティワンアイスクリーム

サーティワンの決算内容と今後について

最後にサーティワンアイスクリームの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年7月22日の決算にて2020年12月期2Qの経常損益は1.5億円の赤字と発表。あわせて通期の同利益を7.9億円から3.6億円に下方修正、年間配当を30円から20円に減額修正しています。

今後の見通し・株価が動きにくい理由

サーティーワンは消費税増税後も税込み販売価格を据え置きましたが物流コスト・原材料費・人件費などさまざまなコストはこれからも上昇します。それらコストをどこで吸収して利益を上げるかが課題となります。

また、2020年3月に大きく株価が上下したものの、ここ5年くらいの株価は3,900円-4,400円の比較的狭いレンジで推移しています。その大きな理由が不二家と米社のダンキン・ブランズが合わせて約86%の株式を保有していることです。また、JASDAQに上場しており、優待狙いで保持している人が多く普段の出来高が少ないというのもあります。

普段の株価が安定するというのは良い面もあれば悪い面もあります、当然ですが、大きな出来事があるときには大きく上下する可能性もあります。あくまでも動きにくいというものです。

参考:消費税増税・軽減税率導入についてのお知らせ|B-Rサーティワンアイスクリーム

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