キッコーマンの株価分析!業績好調で長期の株価上昇も短期ではやや下落【2801】

醤油で最大手メーカーのキッコーマン(2801)。業績好調で株価も長期で見ると上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。また、株主優待制度も確認していきます。

キッコーマンの株価POINT
  • 株価指標に割高感あり、配当・優待の合計利回りは低め
  • 業績・配当は好調に推移
  • 株価は短期で見るとやや調整的に下落
スポンサーリンク

キッコーマンの株価指標と事業内容

はじめにキッコーマンの株価指標と事業内容を確認していきます。

株価指標と配当利回りについて

株価:6,730円
予定年間配当:45円
年間配当利回り:0.67%
予想PER:—
PBR:4.22倍

2021年4月28日終値時点のデータ

PBRは同業他社と比較しても割高で、配当利回りも低めです。

キッコーマン(2801)とは

キッコーマン株式会社(英: KIKKOMAN CORPORATION)は、醤油を主とする調味料、加工食品の大手企業である。主力の醤油のシェアは高く、日本シェア30%、世界シェア50%である。特にアメリカ合衆国でのシェアは55%と高い。

醤油以外にも様々な事業展開を行っており、調味料、健康食品、バイオ事業、外食・中食事業、食料品卸売事業を幅広く展開している。

キッコーマン – Wikipediaより一部抜粋

醤油が有名でシェアも高いですが、つゆ・だしなどの醤油関連調味料、豆乳・デルモンテ飲料なども大きな割合を占めます。また、海外の利益比率が71%と高いです。

参考:業績ハイライト|キッコーマン

キッコーマンの業績推移と株価チャート

次にキッコーマンの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに比較的好調に推移しています。2022年3月期の業績見通しは従来通りの日本基準で売上高492.5億円、経常利益430億円予想の増収・増益見通しで全く問題ないです。IFRS基準で多少調整が入る可能性はあります。

株価チャートの推移

下記はキッコーマン約5年分の週足株価チャート推移です。

2021年以降の短期で見ると下落しています。しかし、2021年まで7,000円を越えたことがないのを考えると調整的に下落しているという見方もできます。ここからの上値メドは7,500円、下値メドは6,000円辺りと見ることができます。

スポンサーリンク

キッコーマンの配当推移と株主優待

次にキッコーマンの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当推移について

下記はキッコーマンの配当推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

キッコーマンの年間配当金推移

2017年3月期:34円
2018年3月期:39円
2019年3月期:41円
2020年3月期:42円
2021年3月期:45円
2022年3月期:45円(予)

2022年3月期は据え置き予定ですが、配当は増配推移しています。

配当性向は2020年3月期が30.3%、2021年3月期が29.9%と問題ない水準です。これまでの配当性向を考えると30%目安と考えられます。

参考:利益配当について|キッコーマン

株主優待制度について

キッコーマンの株主優待は「自社グループ製品」で3月末が権利日です。1年以上の継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株以上 1,000株未満
継続1年以上
グループ商品(1,000円相当)
1,000株以上
継続1年以上3年未満
グループ商品(3,000円相当)
1,000株以上
継続3年以上
グループ商品+オリジナル品(計5,000円相当)

100株保有で1,000円相当で換算すると優待利回りは約0.1%です。長期保有限定で利回りは低いです。

参考:株主優待制度のご紹介|キッコーマン

キッコーマンの決算内容と今後について

最後にキッコーマンの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年4月27日の決算にて2021年3月期の連結経常利益は414億円と発表。391億円予想を上振れて着地。2022年3月期の年間配当は45円予定としています。

今後について

醤油・醤油関連の調味料で国内だけでなく海外でも高いシェアを持っています。事業はしょうゆだけでなく、加工食品・業務食品、飲料なども展開しています。健康志向の高まりもあり一部商品の需要が増えていますが、外食産業の冷え込みで業務用分野の需要が減少しています。

高いシェア・強い力を持っていますが、原材料コストや海外比率が高いため為替影響などのリスクもあります。食品・飲料・調味料関係は良くも悪くもメディアなどに取り上げられると大きく需要が増える反面、何か問題があると回収・需要減となるリスクも抱えています。これは全ての食品メーカーに当てはまる事です。

タイトルとURLをコピーしました