キッコーマンの株価分析!業績好調で短期株価が大きく上昇・今後どうなる【2801】

「醤油」で最大手メーカーのキッコーマン(2801)。株価は短期で大きく上昇しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートを分析してみました。また、株主優待制度も確認していきます。

キッコーマンの株価POINT
  • 指標に割高感あり、配当・優待の利回りは低め
  • 業績・配当は比較的好調に推移
  • 株価は短期で大きく上昇
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キッコーマンの株価指標と事業内容

はじめに、キッコーマンの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:8,880円
予定年間配当:45円
年間配当利回り:0.51%
予想PER:58.5倍
PBR:5..43倍
時価総額:1兆7,217億円

2021年10月1日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒キッコーマン(株)【2801】:Yahoo!ファイナンス

指標は同業他社と比較しても割高です。年間配当利回りも低いです。

キッコーマン(2801)とは

キッコーマン株式会社(英: KIKKOMAN CORPORATION)は、醤油を主とする調味料、加工食品の大手企業である。主力の醤油のシェアは高く、日本シェア30%、世界シェア50%である。特にアメリカ合衆国でのシェアは55%と高い。

醤油以外にも様々な事業展開を行っており、調味料、健康食品、バイオ事業、外食・中食事業、食料品卸売事業を幅広く展開している。

キッコーマン – Wikipediaより一部抜粋

醤油が有名でシェアも高いですが、つゆ・だしなどの醤油関連調味料、豆乳・デルモンテ飲料なども大きな割合を占めます。また、海外の利益比率が71%と高いです。

キッコーマンの業績推移と株価チャート

次に、キッコーマンの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上・利益ともに比較的好調に推移しています。2022年3月期の利益はほぼ横ばい見通しです。

株価チャートの推移

下記はキッコーマン約5年分の週足株価チャートです。

2021年まで株価7,000円を越えたことがなく、調整的な動きをしていましたが、好調な1Q決算もあり短期で大きく上昇しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは9,500円、下落した場合のメドは8,000円辺りと見ることが出来そうです。

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キッコーマンの配当推移と株主優待

次に、キッコーマンの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移について

下記はキッコーマンの配当金推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

キッコーマンの年間配当金推移

2017年3月期:34円
2018年3月期:39円
2019年3月期:41円
2020年3月期:42円
2021年3月期:45円
2022年3月期:45円(予)

2022年3月期は据え置き予定ですが、これまでの配当は増配しています。配当性向は2020年3月期が30.3%、2021年3月期が29.9%、2022年3月期の予想が約30%です。これまでの配当性向推移を考えると30%程度を目安にしていると考えられます。

参考:利益配当について|キッコーマン

株主優待制度について

キッコーマンの株主優待は「自社グループ製品」で3月末が権利日です。1年以上の継続保有が条件です。

保有株式数優待品内容
100株以上 1,000株未満
継続1年以上
グループ商品(1,000円相当)
1,000株以上
継続1年以上3年未満
グループ商品(3,000円相当)
1,000株以上
継続3年以上
グループ商品+オリジナル品
(計5,000円相当)

100株保有で1,000円相当で換算すると優待利回りは約0.1%です。長期保有限定で利回りも低いです。

参考:株主優待制度のご紹介|キッコーマン

キッコーマンの決算内容と今後について

最後に、キッコーマンの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2021年8月5日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は160億円と発表。前年同期比29.3%増、通期計画の429億円に対する進捗率は37.5%となりました。好調なので業績上方修正の可能性もあります。

今後について

醤油・醤油関連の調味料で国内だけでなく海外でも高いシェアを持っています。事業はしょうゆだけでなく、「加工食品・業務食品、飲料」なども展開。健康志向の高まりもあり、一部商品の需要が増えていますが、外食産業の冷え込みで業務用分野の需要が減少しています。

リスク要因

高いシェア・強いブランド力を持っていますが、原材料コストや海外比率が高いため為替影響などのリスクがあります。食品・飲料・調味料関係は、良くも悪くもメディアなどに取り上げられると大きく需要が増える反面、何か問題があると回収・需要減となるリスクも抱えています。これは全ての食品メーカーに当てはまる事です。また、株価が上昇したことで割高感も出ています。

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