コメダHD(コメダ珈琲)の株価が大きく上昇・業績好調見通し【3543】

「コメダ珈琲店」を全国展開するコメダホールディングス(3543)。

今後の株価と配当はどうなるか、株価指標と業績推移、株価チャートと配当金の推移を確認してみました。また、株主優待も確認していきます。

コメダホールディングスの株価POINT
  • 割高感あり、配当・優待利回りは低くはない
  • 株価は期待感もあり上昇
  • 今後は海外展開がポイント
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コメダの株価情報と業績推移

コメダホールディングスの株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価指標

株価:2,685円
予想PER:21.09倍
PBR:3.06倍
予想EPS:127.33円
時価総額:1,241億円

2023年4月13日終値時点のデータ
最新の株価参考:(株)コメダホールディングス【3543】:Yahoo!ファイナンス

PBRに割高感があります。

業績の推移

下記はコメダホールディングスの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益とも右肩上がりで推移していましたが、2021年2月期は自粛要請などの影響で大きく減益に。

2022年2月期以降は回復し、2024年2月期も増収・増益見通しとしています。

参考:財務情報ハイライト|株式会社コメダホールディングス

株価のチャート

下記はコメダホールディングス5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月に大きく下落も、その後は上昇推移。

2023年に入ると落ち着く気配が出ていましたが、業績好調見通し・自社株買いの発表で大きく上昇しています。

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コメダの配当情報と株主優待

コメダホールディングスの配当情報と株主優待制度を確認していきます。

配当情報

2024年2月期の予定年間配当:53円
予想年間配当利回り:1.97%

配当金の推移について

下記はコメダホールディングスの配当金推移です。配当権利日は8月(中間配当)と2月(期末配当)です。

コメダホールディングス年間配当金の推移

2019年2月期:50円
2020年2月期:51円
2021年2月期:39円
2022年2月期:51円
2023年2月期:52円
2024年2月期:53円(予)

2021年2月期は減配しましたが、2022年2月期に回復しています。

配当性向は2023年2月期が44.2%。2024年2月期の予想が約42%です。

配当方針の確認

コメダホールディングスの配当方針は「連結配当性向50%程度を目標」としています。

2021年2月期は利益減少により減配しており、業績に沿った配当を実施しています。

参考:配当状況|株式会社コメダホールディングス

株主優待について

株主優待制度は全国の「コメダ珈琲店」および「おかげ庵」などで利用できる株主優待電子マネーです。優待権利月は8月と2月です。

優待利回り

100株保有で年間2,000円分とした場合、優待利回りは約0.7%です。

参考:株主優待|株式会社コメダホールディングス

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コメダの事業内容と今後について

コメダホールディングスの事業内容と財務情報の確認と今後について考えてみます。

コメダホールディングス(3543)の概要

コメダホールディングスは、喫茶店チェーンを運営する「株式会社コメダ」の持株会社で主力ブランドは「珈琲所 コメダ珈琲店」。

コメダ珈琲店の特徴はフランチャイズながら厳密なマニュアルがあるわけではなく、本部による最低限の指導は行われているもののオーナーの裁量となる部分が大きいので、メニューやサービスなどは店舗や地域によって多少の違いがあることがある(基本的には統一されている)。

コメダ – Wikipediaより抜粋

コメダ珈琲は出店する場所に特徴があり、都会よりは少し郊外に多く出店しており、店内と駐車場のスペースをしっかり確保するスタイルです。

店舗数は約990店舗あり、ほとんどがFC(フランチャイズ)です。

3カ月決算の実績

下記はコメダホールディングスの各決算期における連結税引前利益の推移と前期との比較グラフです。

2024年2月期の連結税引前利益は86.5億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はコメダホールディングスのキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは比較的安定した推移です。

参考:コメダホールディングス|Google Finance

コメダの今後について

2021年2月期は厳しい業績となりましたが、2022年2月期は想定通りに回復。

2024年2月期は最高益更新見通しとしていますが、原材料高騰やエネルギーコスト上昇など不透明感もあります。

リスクについて

店舗数は1,000店に近くなっています。店舗数が増えすぎると店舗間での競合や立地・人・品質の問題が出てくる可能性があり、その見極めは難しいです。

また、海外へも積極的に進出しています。海外展開は伸びしろと共にリスクもあります。

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