三菱電機の株価分析!連続減益見通しで配当金が減る可能性も【6503】

総合電機メーカーの三菱電機(6503)が3期連続減益見通しと業績が苦戦しています。しかし、一時は下落していた株価はやや落ち着いて推移しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

三菱電機の株価POINT
  • 株価指標に目立った割安感はなく、配当金は未定
  • 利益は減少推移、減配する可能性も
  • 将来的な期待値はあるが、短期的には厳しい
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三菱電機の事業内容と株価指標

はじめに三菱電機の事業内容と株価指標を確認していきます。

三菱電機(6503)について

三菱電機は日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。日本の大手総合電機メーカーとしては、売上高において日立製作所に次ぐ業界2位。

家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を販売している。FA機器、昇降機(エレベーターなど)、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアである。

三菱電機 – Wikipediaより抜粋

主なセグメントは「重電システム」、「産業メカトロニクス」、「情報通信システム」、「電子デバイス」、「家庭電器」です。

参考:個人投資家向け会社説明会資料|三菱電機株式会社

株価指標と配当利回り

2020年6月26日終値時点の三菱電機の株価指標と配当利回りです。

株価:1,388.5円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:29.8倍、PBR:1.23倍

PERは割高、PBRは平均的です。2021年3月期の配当金は未定としています。

三菱電機の業績推移と株価チャート

次に三菱電機の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記は三菱電機の売上高と経常利益の推移です。

2019年3月期に続いて2020年3月期も業績下方修正を行い減益となりました。2021年3月期も減益見通しと連続減益中で厳しい推移です。

株価チャートの推移

下記は三菱電機5年分の週足株価チャートの推移です。

2017年年末から下落トレンドが始まり、現在はレンジで推移しています。業績推移を考えると株価は比較的耐えている印象です。一旦の株価下落メドは1,100円、上昇メド1,600円辺りとなりそうです。

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三菱電機の配当推移と決算内容

次に三菱電機の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記は三菱電機の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱電機の年間配当金推移

2015年3月期:27円
2016年3月期:27円
2017年3月期:27円
2018年3月期:40円
2019年3月期:40円
2020年3月期:40円
2021年3月期:未定

ここ3年の年間配当は40円で推移しています。

配当の基本方針として、「収益状況に応じた利益配分と内部保留の充実による財務体質の強化の両面から、総合的に株主利益の向上を図る」としています。

2021年3月期も年間40円と仮定した場合、予想配当性向は約86%です。過去の配当性向が30%台であることを考えると、かなり高くなるため減配する可能性があります。

参考:配当金情報|三菱電機株式会社

決算内容を確認

2020年5月11日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は2,819億円と発表、2021年3月期は1,450億円の見通し、年間配当を未定としています。

三菱電機の今後の株価について

最後に三菱電機の今後について考えていきます。

今後の見通しについて

直近の業績では、産業メカトロニクスのFAシステム事業が国内の半導体・工作機械・自動車関連などの需要減速、海外の有機EL・スマートフォン関連需要の停滞などの影響で売上、利益ともに前年と比較し減少しています

その反面、通信システム事業と家庭電気事業は需要増加により前年より、売上・利益を伸ばしています。技術力は確かなものがあるため将来は5Gや自動運転などで需要・利益の回復期待度は高いです。しかし、短期的に見ると国内だけでなく海外でも設備投資が厳しく、為替の影響も考えられます。

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