三菱電機の株価分析!連続減益で減配当・不適切検査発覚で短期の株価急落【6503】

総合電機メーカーの三菱電機(6503)。業績は減益が続いており厳しいです。また、不適切検査が発覚し株価が急落、短期的な不透明感も強めです。果たして三菱電機の今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

三菱電機の株価POINT
  • 株価指標にやや割安感あり
  • 利益は減少推移、配当は減配
  • 技術力は高いが短期的な不透明感あり
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三菱電機の株価指標と事業内容

はじめに、三菱電機の株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,476円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:15.1倍
PBR:1.15倍

2021年7月30日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒三菱電機(株)【6503】:Yahoo!ファイナンス

株価指標はやや割安です。2022年3月期の配当は未定ですが、仮に年間36円とした場合の利回りは約2.4%です。

三菱電機(6503)について

三菱電機は日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。日本の大手総合電機メーカーとしては、売上高において日立製作所に次ぐ業界2位。

家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を販売している。FA機器、昇降機(エレベーターなど)、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアである。

三菱電機 – Wikipediaより抜粋

主要事業セグメントは「重電システム」、「産業メカトロニクス」、「情報通信システム」、「電子デバイス」、「家庭電器」です。家電製品が有名ですが、他にも多くの電気機器を手掛けています。

三菱電機の業績推移と株価チャート

次に、三菱電機の業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2019年3月期に続いて2020年3月期、2021年3月期も連続減益で厳しい推移です。しかし、2021年3月期は想定よりは悪化しておらず、2022年3月期は回復する見通しです。

株価チャートの推移

下記は三菱電機5年分の週足株価チャート推移です。

2018年から下落していた株価ですが、2020年3月からは上昇。しかし、2021年6月末に不適切検査が発覚して急落しています。

株価のメドについて

上昇した場合のメドは1,800円、下落した場合のメドは1,300円辺りと見ることが出来そうです。

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三菱電機の配当推移と決算内容

次に、三菱電機の配当推移と決算内容を見ていきます。

配当金の推移

下記は三菱電機の配当金推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

三菱電機の年間配当金推移

2017年3月期:27円
2018年3月期:40円
2019年3月期:40円
2020年3月期:40円
2021年3月期:36円
2022年3月期:未定

2021年3月期の年間配当は減配、2022年3月期は未定です。配当性向は2020年3月期が38.7%、2021年3月期が40%です。

配当政策の確認

三菱電機の配当基本方針は「収益状況に応じた利益配分と内部保留の充実による財務体質の強化の両面から、総合的に株主利益の向上を図る」です。過去の配当性向が30%台というのを考えると利益が想定通りに回復しないと、更に減配する可能性も考えられます。

参考:配当金情報|三菱電機株式会社

決算内容を確認

2021年7月29日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は895億円と発表。前年同期比230.2%増、通期計画の2,850億円に対する進捗率は31.4%となりました。

三菱電機の今後の株価について

最後に、三菱電機の今後について考えていきます。

今後の見通しについて

自動車関連の需要減、製造業向けのシステム開発案件の延期や中止など、様々な要因で売上、利益ともに減少していましたが、2021年3月期の下期、2022年3月期の1Qでは大きく回復しています。

需要回復期待

技術力は確かなものがあり、5Gや自動運転などで需要が回復する期待度は高いです。しかし、国内だけでなく海外でも各企業の設備投資はやや慎重で、為替の影響もあります。

短期的な不透明感

2022年6月末、鉄道車両用空調装置・空気圧縮機で不適切検査があったと発覚。これにより証券会社が投資判断を格下げするなどもあり株価は急落。現状では業績予想の修正は無しとしていますが、今後、どこまで影響するか見えにくいです。

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