日本オラクルの株価が上昇も不安定な推移・普通配当は連続増配【4716】

米国オラクルの日本法人である日本オラクル(4716)。

今後の株価と配当がどうなるのか、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認してみました。

日本オラクルの株価POINT
  • 強い割高感、業績は好調に推移
  • 普通配当は連続増配
  • 株価は期待感・警戒感が混ざり不安定な推移
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日本オラクルの株価情報と業績推移

日本オラクルの株価情報と業績推移・株価チャートを確認していきます。

株価の指標

株価:10,910円
予想PER:—
PBR:9.44倍
予想EPS:406-418円
時価総額:1兆3,996億円

2023年10月3日終値時点のデータ
最新の株価参考:日本オラクル(株)【4716】:Yahoo!ファイナンス

PBRはかなり割高です。

業績の推移

下記は日本オラクルの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

売上・利益ともに好調に推移し、2023年5月期も過去最高を更新。

2024年5月期の業績見通しは売上高を2~6%増予想としており、更に業績を伸ばす可能性があります。

参考:決算短信/補足資料/説明会資料|Oracle日本

株価のチャート

下記は日本オラクル5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年4月から大きく上昇も2021年に入ると下落。

2022年は比較的レンジで推移していましたが、2023年に入ると再度上昇。

上昇も下落も大きく動くケースがあります。

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日本オラクルの配当情報と株主優待

日本オラクルの配当情報と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は日本オラクルの配当金推移です。期末(5月)の一括配当を実施しています。

2021年5月期は普通配当が154円、特別配当が992円です。

配当性向は2022年5月期が40%、2023年5月期が39.9%です。

特別配当について

普通配当は毎年増配しています。また、約5年ごとに大きく特別配当を実施しています。

参考:配当金|Oracle 日本

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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日本オラクルの事業内容と今後について

日本オラクルの事業内容と財務情報の確認と今後について考えてみます。

日本オラクル(4716)の概要

日本オラクル株式会社(にほんオラクル、英: Oracle Corporation Japan)は、米国企業オラクルコーポレーションが、1985年に日本で設立した法人である。

日本国内を拠点とした情報システム構築のためのクラウドサービス、ソフトウェア製品、ハードウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、保守サービス、情報教育の事業を展開している。

日本オラクル – Wikipediaより抜粋

主事業は「クラウドライセンス&オンプレミスライセンス」と「クラウドサービス&ライセンスサポート」からなる「クラウド&ライセンス」です。

クラウドを含んだITシステムに利用されるデータベース、ソフトウェア・ハードウェアが中心です。

3カ月決算の実績

下記はオラクルの各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較グラフです。

2024年5月期の業績見通しは売上高が2%~6%増、1株当たり当期純利益が406円~418円予想としています。

キャッシュフロー

下記はオラクルのキャッシュ・フローの推移です。

参考:日本オラクル|Google Finance

オラクルの今後について

連続増益で推移し2023年5月期も過去最高益を更新、2024年5月期も更に伸ばす見通しとしています。

データベース管理ソフトでは独走、まだまだクラウド・IoT需要なども見込めます。株価は期待感から大きく上昇する場面、警戒感から下落する場面があります。

リスク要因

米オラクルの製品や技術に依存しているため、何らかの欠陥・問題が見つかった場合、影響が出る可能性があります。他にも米オラクル製品に依存している影響が出ないとは言い切れないです。

購入するタイミングも重要

これはどの銘柄にも言えますが、業績が良ければ株価が上がるとは言えないです。

業績が良くても、想定以下であれば下落することがあります。逆に、業績が悪くても想定よりも良ければ上昇することもあります。

長期的に見れば業績が好調な銘柄の方が良いですが、購入するタイミングは非常に重要です。既に多くの人に注目されている状態ではタイミングが遅いです。

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