セイコーHDの株価と配当は上昇するのか分析してみた【8050】

腕時計で国内首位級のセイコーHD(8050)ですが、主に外国人観光客の影響から高性能な日本製腕時計に対するニーズが高まったことで、特に中価格帯から高価格帯の製品の売り上げが回復しました。

一時は業績・株価ともに大きく下落していましたが、今は株価・業績共に復活しています。はたして、これからセイコーHDの株価はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートから考えてみました。

株価指標と事業内容について

はじめに、セイコーHDの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:2,749円

予定年間配当:75円

年間配当利回り:約2.7%

PER:11.9倍、PBR:約1倍

ここ最近の株価上昇により、若干配当利回りが悪くなりましたが、平均よりは良いです。またPER、PBRもまだ割安水準です。

※株価は2019年11月14日終値

セイコーホールディングス(8050)とは

セイコーホールディングス株式会社(英称:Seiko Holdings Corporation)は、セイコーグループの中心会社である。

ブランド名はSEIKOの他複数を保有しており、高級実用腕時計であるグランドセイコーや高級・宝飾腕時計としてクレドール、セカンドラインとしてデフュージョンブランドALBAをはじめ、ALBAの上級ファッションブランドウォッチであるWIRED、ライセンスウォッチブランドアニエスベーなどを展開している。

wikipediaより抜粋

セイコーHDの売上・利益の中心事業はウォッチ事業(時計事業)です。他には電子デバイス事業、システムソリューション事業などを展開しています。

参考:セイコーの事業|セイコーホールディングス

業績推移と株価チャート・配当推移

次にセイコーHDの業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

売り上げは若干苦戦していますが、利益は何とか踏ん張り復活しています。

株価チャートについて

下記はセイコーHDの直近約3年分の週足株価チャートです。

2016年は業績の悪化で大きく株価が下落しましたが、ここ2年ほどは若干下落気味ではありますが、大きめのレンジで推移しています。

下値は2,000円、上値は3,250円で、現在の2,750円周辺も止まる可能性がある位置です。

配当推移について

下記はセイコーHDの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
50円62.5円75円75円75円75円

配当は1株あたり年間75円で据え置いています。配当性向もここ数年は30%台と特に問題はありません

中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)をみた限り、大きく配当が増えそうな印象は受けませんでしたが、特に減配する要素も今の所は見つかりませんでした。

参考:配当情報|セイコーホールディングス

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績について

2019年11月12日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は78.4億円と発表、通期計画の115億円に対する進捗率は68.2%となりました。

また、あわせて通期の営業利益を従来予想の95億円から100億円(+5.3%)に上方修正しました。

今後の見通しについて

上期の決算内容は比較的順調で営業利益に若干の上方修正が入りました。現状では経常利益に大きく上方修正が入る可能性は低そうですが、通期計画達成はもちろん、若干の上振れは十分に期待できます

2019年9月末には複数の証券会社が格上げ、もしくは目標株価の引き上げを行い、特にここ3ヶ月の株価は上昇トレンドとなっています。株価2,750円周辺はやや止まりやすいですが、まだ割高感は出ていません。

しかし、個人的には時計はこれからウェアラブル端末(スマートウォッチ)だと考えています。セイコーは今後も中・高価格帯やスポーツ時計、海外での売上拡大を狙っていますが、スマートウォッチで競合に置いていかれると厳しくなるのではと考えています。

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