オムロンの株価分析!株主優待は廃止だが株価は長期で上昇推移【6645】

大手電気機器メーカーのオムロン(6645)。業績見通しは減収・減益ですが株価は長期で上昇推移しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートの分析に加え、配当金の推移と株主優待制度を確認してみました。

オムロンの株価POINT
  • 株価は割高で配当利回りも低い
  • 業績見通しは厳しいものの株価は好調に推移
  • 配当が増える可能性は低い
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オムロンの事業内容と株価指標

はじめにオムロンの事業内容と株価指標と配当利回りを確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:7,500円
予想年間配当:84円
年間配当利回り:1.12%
予想PER:63倍
PBR:2.79倍

2020年10月30日終値時点のデータ

PERはかなり割高、PBRも割高です。年間配当利回りは低めです。

オムロン(6645)とは

オムロン株式会社(英: OMRON Corporation)は日本の大手電気機器メーカー。

センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っている。

制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器・サービス事業の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開している。

世界初の無接点近接スイッチを開発するなど産業用オートメーション機器に強みを持つが、一般消費者には健康医療機器で知られる。家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。

世界7極に地域統括本社を設置(日本、アメリカ、オランダ、中国、シンガポール、インド、ブラジル)。中国を中心とした海外へのビジネス展開に積極的で、既に連結での海外売上比率は5割を超えている。

オムロン – Wikipediaより一部抜粋

一般的にはヘルスケアで知られていますが稼ぎ頭は制御機器です。そのため、半導体市場の動きが業績に大きく影響します。売上比率は日本が約40%、中華圏が20%、それに続いて欧米という形です。

参考:オムロンの挑戦|オムロン

オムロンの業績推移と株価チャート

次にオムロンの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期の売上・経常利益は当初の見通しより下振れして減収・減益。2021年3月期も減収・減益見通しでやや厳しさが感じられます。

株価チャートの推移

下記はオムロン5年分の週足株価チャートの推移です。

業績の伸び悩みから2018年は株価が下落していましたが、2019年に入り相場全体の上昇や日経平均株価の採用候補に挙がり株価が上昇。

その後、2019年3月に実際に日経平均株価に採用されたことで、さらに株価を伸ばしました。環境の悪化で一時的に下落したものの現在の株価も比較的好調に推移しています。

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オムロンの配当金推移と株主優待制度

次にオムロンの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金推移を確認

下記はオムロンの配当金推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

オムロンの年間配当金推移

2016年3月期:68円
2017年3月期:68円
2018年3月期:76円
2019年3月期:84円
2020年3月期:84円
2021年3月期:84円(予)

ここ数年の配当は据え置きです。

オムロンの配当方針は「2017~2020年度の中期経営計画期間は、配当性向30%程度およびDOE3%程度を目安」としています。2020年3月期の配当性向は22.9%ですが2021年3月期の予想配当性向は約70%とかなり上昇する可能性が高いです。DOEも配当の目安にしていることから減配する可能性は低そうですが、現状の利益推移では増配する可能性も低そうです。

参考:配当金について|オムロン

株主優待制度について(廃止)

オムロンの株主優待は「自社商品」を実施していますたが、2020年3月末で廃止となりました。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円相当の自社商品
300株以上6,000円相当の自社商品

配当や自己株式取得などの株主還元全般が充実してきたことで優待廃止を決定しています。

参考:株主優待廃止のお知らせ|オムロン

オムロンの決算内容と今後について

最後にオムロンの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年10月29日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結経常利益は263億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の250億円から350億円に上方修正し、年間配当は84円実施予定としています。

今後について

2Q決算にて業績見通しを上方修正しましたが、それでも減益予想とやや厳しいです。もちろん、現在の世界情勢など様々な事を考えると耐えているという見方もできます。

株価はかなり割高ですが大きくは下落しておらず。「想定より業績は悪化しない」と見られていると考えることもできます。技術力があり広い分野に事業を展開し将来の成長に向けてしっかり投資を行っている企業です、日経平均株価にも採用され期待値もある反面、ここ数年の業績推移は気になる点です。

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