オムロンの株価分析!株価は長期上昇チャート・株主優待は廃止【6645】

大手電気機器メーカーのオムロン(6645)の業績は減収・減益見通しですが株価は大きく下落することなく推移しています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートの分析に加え、配当金の推移と株主優待制度を確認してみました。

オムロンの株価POINT
  • 株価は割高で配当利回りも低い
  • 業績見通しは厳しいものの株価は好調に推移
  • 配当が増える可能性は低い
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オムロンの事業内容と株価指標

はじめにオムロンの事業内容と株価指標と配当利回りを確認していきます。

オムロン(6645)とは

オムロン株式会社(英: OMRON Corporation)は日本の大手電気機器メーカー。

センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っている。

制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器・サービス事業の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開している。

世界初の無接点近接スイッチを開発するなど産業用オートメーション機器に強みを持つが、一般消費者には健康医療機器で知られる。家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。

世界7極に地域統括本社を設置(日本、アメリカ、オランダ、中国、シンガポール、インド、ブラジル)。中国を中心とした海外へのビジネス展開に積極的で、既に連結での海外売上比率は5割を超えている。

オムロン – Wikipediaより一部抜粋

一般的にはヘルスケアで知られていますが稼ぎ頭は制御機器です。そのため、半導体市場の動きが業績に大きく影響します。売上比率は日本が約40%、中華圏が20%、それに続いて欧米という形です。

参考:オムロンの挑戦|オムロン

株価指標と配当利回り

株価:7,530円
予想年間配当:84円
年間配当利回り:1.1%
予想PER:92倍
PBR:2.82倍

2020年7月31日終値時点のデータ

PERはかなり割高、PBRも割高です。年間配当利回りは低めです。

オムロンの業績推移と株価チャート

次にオムロンの業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はオムロンの売上高と経常利益の推移です。

2020年3月期の売上・経常利益ともに当初の見通しより下振れして減収・減益となりました。2021年3月期も減収・減益見通しでやや厳しさが感じられます。

株価チャートの推移

下記はオムロン5年分の週足株価チャートの推移です。

業績の伸び悩みから2018年は株価が下落していましたが、2019年に入り相場全体の上昇や日経平均株価の採用候補に挙がり株価が上昇。

その後、実際に日経平均株価に採用されさらに株価を伸ばしました。ここ最近も厳しい業績見通しの中、株価は上昇して推移しています。

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オムロンの配当金推移と株主優待制度

次にオムロンの配当金推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金推移を確認

下記はオムロンの配当金推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

オムロンの年間配当金推移

2015年3月期:71円
2016年3月期:68円
2017年3月期:68円
2018年3月期:76円
2019年3月期:84円
2020年3月期:84円
2021年3月期:84円(予)

2021年3月期は配当を年間84円予定としています。

オムロンの配当方針は「2017~2020年度の中期経営計画期間は、配当性向30%程度およびDOE3%程度を目安」としています。2019年3月期の配当性向は32%、2020年3月期の配当性向は22.9%です。DOEも配当の目安にしていることから減配する可能性は低そうですが、現状の利益推移では増配する可能性も低そうです。

参考:配当金について|オムロン

株主優待制度について(廃止)

オムロンの株主優待は「自社商品」でしたが、2020年3月末で廃止となりました。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円相当の自社商品
300株以上6,000円相当の自社商品

参考:株主優待廃止のお知らせ|オムロン

オムロンの決算内容と今後について

最後にオムロンの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2020年7月28日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は132億円と発表、あわせて通期の連結経常利益を250億円に落ち込む見通し、中間・期末配当は未定、年間配当は84円予定としています。

今後について

1Q決算では経常利益が前年同期比で21.2%増でしたが、業績予想は厳しい状況です。厳しい業績見通し、株価指標は割高ですが株価は上昇して推移しています。そこまで業績が悪化しないと見られているのも株価上昇要因の一つと考えられます。

技術力があり広い分野に事業を展開し将来の成長に向けてしっかり投資を行っている印象ですが、短期的な不安はあります。

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