オムロンの株価分析!株主優待廃止も株価は長期で上昇・業績回復兆し【6645】

大手電気機器メーカーのオムロン(6645)。株価は長期で上昇、短期でやや調整的な動きです。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャートの分析に加え、配当金の推移と株主優待制度を確認してみました。

オムロンの株価POINT
  • 株価は割高で配当利回りは低い
  • 株価は長期で上昇、短期ではやや調整推移
  • 優待廃止も配当は安定推移
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オムロンの株価指標と事業内容

はじめに、オムロンの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:9,320円
予想年間配当:86円
年間配当利回り:0.92%
予想PER:39.2倍
PBR:2.97倍

2021年7月30日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒オムロン(株)【6645】:Yahoo!ファイナンス

株価指標は割高、年間配当利回りは低めです。

オムロン(6645)とは

オムロン株式会社(英: OMRON Corporation)は日本の大手電気機器メーカー。

センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っている。

制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器・サービス事業の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開している。

世界初の無接点近接スイッチを開発するなど産業用オートメーション機器に強みを持つが、一般消費者には健康医療機器で知られる。家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。

世界7極に地域統括本社を設置(日本、アメリカ、オランダ、中国、シンガポール、インド、ブラジル)。中国を中心とした海外へのビジネス展開に積極的で、既に連結での海外売上比率は5割を超えている。

オムロン – Wikipediaより一部抜粋

一般的にはヘルスケアで知られていますが稼ぎ頭は制御機器です。そのため、半導体市場の動きが業績に大きく影響します。売上比率は日本が約40%、中華圏が20%、それに続いて欧米です。

オムロンの業績推移と株価チャート

次に、オムロンの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

2020年3月期の売上・経常利益は下振れして減収・減益。2021年3月期は減収・減益見通しから上方修正し増益で着地しました。2022年3月期は更に回復する見通しです。

株価チャートの推移

下記はオムロン5年分の週足株価チャート推移です。

業績伸び悩みから2018年は株価が下落していましたが、2019年に入り相場全体の上昇・日経平均株価の採用候補に挙がり株価が上昇。2019年3月に日経平均株価に採用されたことでさらに株価が上昇。2020年に入ると一時的に下落しましたが、長期で見ると上昇しています。

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オムロンの配当金推移と株主優待制度

次に、オムロンの配当金推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金推移を確認

下記はオムロンの配当金推移です。年2回、中間配当(9月末)と期末配当(3月末)を実施しています。

オムロンの年間配当金推移

2017年3月期:68円
2018年3月期:76円
2019年3月期:84円
2020年3月期:84円
2021年3月期:84円
2022年3月期:86円(予)

2022年3月期は増配予定です。配当性向は2020年3月期が22.9%、2021年3月期が39.1%。2022年3月期の予想が約36%です。

利益配分方針の確認

オムロンの配当方針は「2017~2020年度の中期経営計画期間は、配当性向30%程度およびDOE3%程度を目安」、今後も株主還元重視の方針継続としています。

参考:配当金について|オムロン

株主優待制度について(廃止)

オムロンは株主優待で「自社商品」を実施していましたが、2020年3月末で廃止となりました。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円相当の自社商品
300株以上6,000円相当の自社商品

優待廃止の理由として「配当や自己株式取得などの株主還元全般が充実してきたこと」としています。目的達成としているため、優待が復活する可能性は現状では低そうです。

参考:株主優待廃止のお知らせ|オムロン

オムロンの決算内容と今後について

最後に、オムロンの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容を確認

2021年7月29日の決算にて、2022年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は266億円と発表。前年同期比100.3%増、通期計画の670億円に対する進捗率は39.7%となりました。

今後について

株価は上昇したことで割高感が出ています。日経平均株価に採用された効果もあり、以前の株価・業績と比較すると上がりすぎている感があり、短期ではやや調整的な動きをしています。

確かな技術力

技術力があり、広い分野に事業を展開。将来に向けてしっかり投資を行っている企業なので成長性はあります。2021年3月期は期初の見通しはかなり厳しかったですが、増益で着地。2022年3月の1Qは好調で業績が想定以上に回復する可能性も想定されます。

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