日立製作所の株価と配当はどうなる?安定推移の割安な銘柄だが・・・【6501】

日立製作所(6501)の株価ですが、上昇傾向に加えまだ割安感があります。しかし、業績の下方修正を行ったことからこの先の不透明感もあります。

配当に関しては増配傾向に加えて、まだ増えそうな気配も若干感じています。果たしてこの先の株価と配当はどうなるか。業績推移・株価指標・配当推移から見通しについて考えてみました。

  • 日立製作所の株価指標・配当利回りと配当推移
  • 日立製作所の業績推移と株価チャート
  • これからどうなるか。最近の業績と今後の見通しについて

株価指標と配当について

はじめに日立製作所の現在の株価指標と配当推移を見ていきます。

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,051円

予定年間配当:-

PER:約10.9倍、PBR:約1.2倍

PER、PBRともに割安水準です。年間配当は未定としていますが、2019年3月期と同額と仮定した場合1株当たり90円、年間配当利回りは約2.2%です。

※株価は2019年11月5日終値

配当推移について

下記は日立製作所の配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
60円60円65円75円90円未定

配当は増配傾向です。配当性向やこれまでの流れ、業績の予想から考えると2020年3月期も増配する可能性は高いです。2020年3月期の中間配当は45円となりました(2019年3月期の中間配当は40円)。期末配当は45円~55円となりそうです。

なお、日立製作所は2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合をしています。

参考:配当金について|日立公式サイト

業績推移と株価チャートについて

次に業績推移と株価チャートを見ていきます。

日立製作所(6501)とは

株式会社日立製作所(ひたちせいさくしょ、英: Hitachi, Ltd.)は、日本の電機メーカーであり、日立グループの中核企業。世界有数の総合電機メーカー。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。通称は日立やHITACHIなど

wikipediaより一部抜粋

国内だけでなく、海外(アジア・北米・欧州)にも事業を展開し、現在の売り上げ構成比は国内と海外でちょうど半々です。ここ数年徐々に海外比率が上がり、この先も海外比率が上がっていくと考えられます。

参考:地域別データ|日立公式サイト

売上・経常利益の推移

下記は日立製作所の売上高・経常利益の推移です。

売上は若干伸び悩んでいます。2020年3月期ですが、当初最高益を見込んでいましたが、経常利益を7,400億円から5,930億円に下方修正しました。

株価チャートについて

下記は日立製作所の直近約3年の週足株価チャートです。

2018年1月ごろから下落トレンドがスタートし、2019年1月ごろに上昇し始めました。現在も押し目を作りながら上昇しています。

ここから4,500円を目指すのが第1本線、下落した場合は3,500円が一旦の下落メドとなりそうです。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年10月30日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は2,889億円と発表、あわせて、通期の同利益を従来予想の7,400億円から5,930億円に下方修正しました。

下方修正した通期計画に対する進捗率は48.7%となりました。

今後の見通しについて

日立製作所は国内外に多様な事業を展開しているため、日本だけでなく、アジア、アメリカ、ヨーロッパの経済状況に大きく業績が左右される可能性があります。中国での景気減速懸念、円高による為替損失、価格競争や、原材料価格の変動、投資にかかわる損失など多くのリスクを抱えています。売上高の減少も気になります。

しかし、これまで業務の効率化などが上手く進み収益性が改善しているのに加え、2022年3月期までに1兆円を成長投資に充てるという報道もあり、中長期的に見るとまだまだ成長する期待もあります。株価には割高感が出ておらず、配当も増配していく可能性が高いのはプラス材料です。

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