日立製作所の株価と配当は今後どうなる?業績悪化で株価が下落【6501】

日立製作所(6501)が業績の下方修正を行ったことで株価が大きく下落しています。

配当は増配傾向ですが、果たしてこの先の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

日立製作所の株価POINT
  • 配当は増配傾向だが、特別損失の計上などから配当性向が上昇している
  • 目先の業績にやや不安があるものの、中長期的な成長期待度はある
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日立製作所の事業内容と株価指標

はじめに日立製作所の事業内容と現在の株価指標・配当金の推移を確認していきます。

日立製作所(6501)とは

株式会社日立製作所(ひたちせいさくしょ、英: Hitachi, Ltd.)は、日本の電機メーカーであり、日立グループの中核企業。世界有数の総合電機メーカー。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。通称は日立やHITACHIなど

wikipediaより一部抜粋

日立製作所は国内だけでなく、海外(アジア・北米・欧州)にも事業を展開し現在の売り上げ構成比は国内と海外でちょうど半々です。ここ数年徐々に海外比率が上がり、この先も海外比率が上がっていくと考えられます。

参考:地域別データ|日立

株価指標と配当利回り

現在の株価:4,105円

予定年間配当:-

予想PER:約23.3倍、PBR:約1.23倍

※株価は2020年2月5日終値

PBRは割安ですが、PERは業績下方修正を行ったことでやや割高になっています。業績が悪化している企業にありがちな水準です。年間配当は未定としていますが、2019年3月期と同額と仮定した場合は1株当たり90円で年間配当利回りは約2.2%です。

配当金の推移

下記は日立製作所の配当推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。2020年3月期の期末配当は未定です。

日立製作所の年間配当金推移

2015年3月期:60円
2016年3月期:60円
2017年3月期:65円
2018年3月期:75円
2019年3月期:90円
2020年3月期:未定

配当は増配傾向です。2020年3月期の中間配当は前期+5円の45円となりました。

仮に年間配当金を90円とした場合の予想配当性向は約51%となる見通しでかなり配当性向が上昇しています。増配を続けていることや中間配当も増配したことから配当をしっかり行っていますが、当然、利益の確保ができなくなればいずれ減配します。もちろん、利益が上昇すればその分配当に還元する可能性も高いです。

なお、日立製作所は2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合をしているので、それを考慮した配当金額で表示しています。

参考:配当金について|日立

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日立製作所の業績推移と株価チャート

次に日立製作所の業績推移と株価チャートの動きを見ていきます。

売上・経常利益の推移

下記は日立製作所の売上高・経常利益の推移です。

売上は若干伸び悩んでいます。2020年3月期の経常利益は当初最高益を見込んでいましたが下方修正を行い7,400億円から4,800億円の見通しとしています。

株価チャートの動き

下記は日立製作所の5年分の週足株価チャートです。

2019年12月に三菱重工との和解や事業再編などを正式に発表したことで不安のあく抜け感から上場来高値を更新しましたが、その後は地合いの悪さや業績下方修正の影響で下落しています。

ここから更に下落すると3,500円、上昇すると最高値の4,700円が一旦のメドを見ることが出来ます。

日立製作所の直近決算と今後の見通し

最後に日立製作所の直近決算の確認と今後について見ていきます。

最近の決算を確認

2020年1月31日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は521億円と発表。あわせて、通期の同利益を従来予想の4,930億円から4,800億円に下方修正しました。

下方修正した通期計画に対する進捗率は10.9%となりました。

今後の見通しについて

日立製作所は国内外に多様な事業を展開しているため、日本だけでなく、アジア、アメリカ、ヨーロッパの経済状況に大きく業績が左右される可能性があります。円高による為替損失、価格競争や原材料価格の変動、投資にかかわる損失など多くのリスクを抱えています。売上高の減少も気になるところです。

しかし、業務の効率化などが上手く進み収益性が改善しているのに加え、2022年3月期までに1兆円を成長投資に充てるという報道もあり中長期的に見るとまだまだ成長する期待もあります。

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