富士フイルムの株価分析!株価は大きく上昇・配当は安定増配推移【4901】

医療機器や複合機などのオフィス関連製品から医薬品など広く事業を展開している富士フイルムホールディングス(4901)。株価が大きく上昇していますが、果たして今後の株価はどうなるのか、業績推移や株価チャートなど様々な視点から分析してみました。

富士フイルムの株価POINT
  • 株価指標に割安感なし、連続増配中
  • 医薬品事業への期待値は高いがあくまでも一つの事業
  • 期待感などから株価は長期で上昇推移
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富士フイルムの事業内容と株価指標

はじめに富士フイルムホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

富士フイルムの株価指標と配当利回り

株価:7,957円
予定年間配当金:100円
年間配当利回り:1.26%
予想PER:24.5倍
PBR:1.44倍

2021年6月22日終値時点データ

株価指標に割安感はないです。配当利回りは平均よりやや低めです。

富士フイルムホールディングス(4901)とは

富士フイルムホールディングス株式会社(ふじフイルムホールディングス、英: FUJIFILM Holdings Corporation)は、富士フイルムと富士ゼロックスを傘下に持つ持株会社である。

富士フイルム株式会社は精密化学メーカーである。カメラ、デジタルカメラ、一般・エックス線写真・映画用フィルムから印画紙(プリント)、現像装置などに至る写真システムの一式、複写機などのOA機器などのほか、ディスプレイ用フィルム部材、刷版、印刷システム、医薬品、医療機器、化粧品、健康食品や高機能化学品も製造・販売している。

富士フイルム富山化学は富士フイルムグループの医薬品メーカである。

富士フイルム – Wikipediaより一部抜粋

富士フイルムは大きく3つの分野に事業を展開しています。写真関連の製品・サービスを提供する「イメージングソリューション」、ヘルスケア・メディカルシステム・医薬品の「ヘルスケア&マテリアルズソリューション」、複合機・プリンタなどの「ドキュメントソリューション」です。

参考:富士フイルムの事業|富士フイルムホールディングス

富士フイルムの業績推移と株価チャート

次に富士フイルムの業績と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益ともにややばらつきがあります。2020年3月期は過去最高益を更新する見通しでしたが、大きく減益で着地。2021年3月期は減収・増益。2022年3月期は増収・減益見通しです。

株価チャートの推移

下記は富士フイルム5年分の週足株価チャート推移です。

上昇レンジで推移していた株価ですが、抗インフルエンザ薬「アビガン」のニュースで上昇。効果についての不透明感・承認見送りから株価がやや下落する場面もありましたが、2021年以降は検査キットをはじめヘルスケア事業への期待感から大きく上昇しています。

株価のメドについて

過去最高値を更新しており、上昇した場合のメドは見えにくいです。下落した場合のメドは7,000円辺りと見ることが出来そうです。

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富士フイルムの配当推移と株主優待

次に富士フイルムの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は富士フイルムの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

富士フイルムの年間配当金推移

2017年3月期:70円
2018年3月期:75円
2019年3月期:80円
2020年3月期:95円
2021年3月期:100円
2022年3月期:100円(予)

2022年3月期配当は据え置き予定です。配当性向は2020年3月期が31%、2021年3月期が22.1%、2022年3月期の予想が約31%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「配当を重視し、配当性向25%以上を目標」です。

参考:株主還元|富士フィルムホールディングス

株主優待制度について

富士フイルムの株主優待は「ヘルスケア商品割引販売」、「ヘルスケア商品」などです。

所有株式数優待内容
100株以上商品優待割引販売
2,000~3,000円相当商品(1年以上)
300株以上4,000~5,000円相当商品(3年以上)
500株以上9,000~10,000円相当商品(3年以上)

上記以外にも「フォトブック等プリントサービス利用クーポン券」の優待もあります。長期保有を目的とした優待を実施しています。

参考:株主優待|富士フイルムホールディングス

富士フイルムの今後の株価について

最後に富士フィルムの今後の株価について考えていきます。

決算内容について

2021年5月12日の決算にて、2021年3月期の連結経常利益は2,358億円と発表。2022年3月期の同利益は1,850億円見通し、年間配当は100円予定としています。

今後について

富士フイルムは医療機器・医薬などへ注力しており、2021年3月期の売上はヘルスケア事業が売上の48%あります。また、海外売上比率も5割以上あり、海外の景気動向や為替レートが業績に影響を与えます。

医療関係について

医療関係は一つのニュースで大きく株価が動くことがあります。2020年の株価は「アビガン」を開発した子会社の富士フイルム富山化学への期待感から大きく株価が上昇、または下落しています。

ヘルスケア事業への成長期待感はありますが、まだあくまでも一つの事業です。複数事業を展開しているためトータルで考える必要があります。

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