サントリー食品の株価が下落したことでお買い得に?業績と配当の推移を分析【2587】

サントリー食品インターナショナル(2587)の株価が相場環境の悪化で大きく下落しています。これまで株価と業績は比較的安定して推移していましたが、果たしてお買い得なのか。今後の株価・配当がどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

サントリー食品インターナショナルの株価POINT
  • 株価は大きく下落したことでやや割安感、配当利回りも上昇
  • 配当・業績はいい意味で安定、悪い意味では停滞している
  • ブランド力が強く、人気商品をいくつか抱えている
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サントリーBFの事業内容と株価指標

はじめにサントリー食品インターナショナルの事業内容と株価指標を確認していきます。

サントリー食品インターナショナル(2587)とは

サントリー食品インターナショナル株式会社 (サントリーしょくひんインターナショナル)は、日本の洋酒・ビールメーカーであるサントリーホールディングス傘下の清涼飲料事業子会社である。

サントリーグループ内のソフトドリンク部門を受け持つ。主要機能子会社のサントリーフーズを主軸に国内外に事業を展開している。海外では1980年にアメリカで清涼飲料事業に進出し、ペプシブランドを製造・販売するペプシ・ボトリング・ベンチャーズ社の経営を手がける他、 2009年にはオランジーナ・シュウェップス・グループの経営権を取得している。なお新聞・ラジオNIKKEI・NHKラジオ第2放送の株式市況では「サントリーBF」と略されている

wikipediaより抜粋

主力ブランドは「サントリー天然水」、「BOSS」、「伊右衛門」、「サントリーウーロン茶」、「GREEN DA・KA・RA」、「ペプシ」、「オランジーナ」です。この7ブランドに資源を注力し合計販売数量は全体の78%になります。

飲料市場ですが時代によりやや傾向に変化があるものの現在は日本では茶飲料・コーヒーの比率が高く、海外では水・炭酸飲料の比率が高いという特徴があります。

参考:事業紹介|サントリー食品インターナショナル

株価指標と配当利回り

現在の株価:3,875円

予定年間配当:78円

年間配当利回り:2.01%

予想PER:17.1倍、PBR:1.58倍

※株価は2020年3月18日終値

株価が大きく下落したことで以前のような割高感はありません。配当利回りも悪くないです。

サントリーBFの配当金推移と株主優待制度

次にサントリー食品インターナショナルの配当金推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記はサントリーBFの配当金の推移です。年2回、中間配当(6月)と期末配当(12月)を実施しています。

サントリーBFの年間配当金推移

2015年12月期:68円
2016年12月期:73円
2017年12月期:75円
2018年12月期:78円
2019年12月期:78円
2020年12月期:78円(予)

ここ数年の配当は据え置きです。

配当方針は「連結配当性向30%以上を目安に、利益成長による安定的な増配を目指す」としています。 2020年12月期の予想配当性向は約34%と以前と比較すると若干上昇してきています。

まだ減配する可能性は低いですが増配する可能性も低そうです。

参考:配当金|サントリー食品インターナショナル

株主優待制度

サントリー食品インターナショナルは株主優待を実施していません。株主還元方針として「業績の向上を通じた安定した配当と企業価値を高める」としています。今後も優待を実施する可能性は低そうです。

参考:株主優待について|サントリー食品インターナショナル

サントリーBFの業績推移と株価チャート

次にサントリー食品インターナショナルの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

売上・利益は安定して推移しています。大きく増加していませんが、減少もしていないです。

参考:業績ハイライト|サントリー食品インターナショナル

株価チャートの推移

下記はサントリー食品インターナショナル5年分の週足株価チャートの推移です。

長期の株価はやや下落気味のレンジで推移しています。

ここ最近は相場環境の悪化で大きく下落しており、上場時の3,000円台前半が視野に入っています。

サントリーBFの決算と今後について

最後にサントリー食品インターナショナルの決算内容の確認と今後について考えてみます。

決算内容について

2020年2月13日の決算にて2019年12月期の連結税引き前利益は1,121億円と発表、前期比0.3%増となりました。2020年12月期は1,155億円を見込み、過去最高益を更新する見通しとしました。

大きく増加してはいないですが、好調に推移しています。

今後について

新型コロナウイルスの影響がある中で、証券会社が投資判断格上げ・目標株価を5,000円近くに設定するなどその評価は高いです。しかし、実際の株価は相場環境の想定以上の悪化もあり、大きく下落しています。

主力商品のブランド力は強く、業績も安定しています。欧州・東南アジアを中心に海外への展開も積極的に行い売上はしっかり伸ばしています。国内では茶系飲料市場の成長が鈍くなっていますが、茶系飲料がメインというわけでなくあくまでも主力の一つなのは強みです。

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