サントリーBFの配当が安定推移・株価は下落が強い推移【2587】

サントリー子会社で清涼飲料大手のサントリー食品インターナショナル(2587)、配当は安定した推移で利回りは平均より高めです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

サントリーBFのPOINT
  • 安定した配当推移、利回りは平均より高め
  • 株主優待制度を実施する可能性は現状では低い
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株価情報と配当状況について

サントリー食品インターナショナルの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年7月8日終値時点)

株価:4,482円
予想PER:15.39倍
PBR:1.18倍
予想EPS:291.26円
時価総額:1兆3,849億円

最新の株価参考:サントリー食品インターナショナル(株)【2587】:Yahoo!ファイナンス

株主優待制度について

株主優待制度を実施していません。

株主還元方針で「業績の向上を通じた安定した配当と企業価値を高める」としているため、今後も優待を実施する可能性は低いと考えられます。

参考:株主優待について|サントリー食品インターナショナル

配当金の情報

2025年12月期の予定年間配当:120円
予想年間配当利回り:2.68%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2025年12月期の配当は据え置き予定としています。

配当性向は2024年12月期が39.7%、2025年12月期の予想が約41%です。

配当政策の確認

配当方針は「連結配当性向40%以上を目安に、利益成長による安定的な増配を目指す」としています。

2023年度まで30%以上としておりましたが、2024年度から40%以上に引き上げています。

参考:配当金|サントリー食品インターナショナル

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業績推移と株価推移について

サントリー食品インターナショナルの業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年12月期は減収・減益でしたが、2021年12月期以降は増益で推移しています。

2025年12月期は営業増益・経常減益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|サントリー食品インターナショナル

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年、2022年は下落場面もありながら上昇推移。2022年11月にコスト上昇による警戒感などから下落。その後は上昇・下落推移に。

2024年7月以降は下落が強い推移をしています。

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事業内容と財務状況について

サントリー食品インターナショナルの事業内容と財務状況の確認をしていきます。

サントリー食品インターナショナル(2587)の概要

サントリー食品インターナショナル株式会社 (サントリーしょくひんインターナショナル、英: Suntory Beverage & Food Limited)は、日本の洋酒・ビールメーカーであるサントリーホールディングス傘下の清涼飲料事業子会社である。

サントリーグループ内のソフトドリンク部門を受け持つ。主要機能子会社のサントリーフーズを主軸に国内外に事業を展開している。

サントリー食品インターナショナル – Wikipediaより抜粋

主力ブランドは「サントリー天然水」、「BOSS」、「伊右衛門」、「サントリーウーロン茶」、「GREEN DA・KA・RA」、「ペプシ」、「オランジーナ」などです。

飲料市場は時代により変化しており、現在の日本国内では茶飲料・コーヒーの比率が高く、海外では水・炭酸飲料の比率が高いという特徴があります。

3か月決算の実績

下記は2025年12月期の各決算期における連結営業利益の推移と前期との比較です。

2025年12月期の連結営業利益は1,610億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

比較的安定した営業CFの推移です。

配当・優待について

配当方針で目安となる配当目安を引き上げており還元に積極的、利回りは平均より高めです。

方針を見ると、現状では株主優待制度を実施する可能性は低いと考えられます。

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