DUNLOP(ダンロップ)ブランドなどを展開する住友ゴム工業(5110)、配当は業績連動で推移しており、高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
- 配当金は業績連動で推移、高い利回り
- 株価は大きく下落する場面もあり不安定な推移
株価情報と配当情報について
住友ゴム工業の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2025年7月5日終値時点)
株価:1,679円
予想PER:9.81倍
PBR:0.7倍
予想EPS:171.08円
時価総額:4,416億円
最新の株価参考:住友ゴム工業(株)【5110】:Yahoo!ファイナンス
株主優待について
株主優待制度は実施していないです。
配当金の情報
2025年12月期の予定年間配当:70円
予想年間配当利回り:4.17%
配当金の推移について
下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2020年12月期に減配、2021年12月期は回復しましたが2022年12月期に再び減配。2023年12月期は大きく増配、2025年12月期は増配予定としています。
配当性向は2024年12月期が154.6%、2025年12月期の予想が約41%です。
業績推移と株価推移について
住友ゴム工業の業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2022年12月期は大きく減益となりましたが、2023年12月期は大きく増益に。2024年12月期は子会社の生産終了、解散の影響から大きく減益。
2025年12月期は大きく増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年6月から下落し、2022年からはレンジ気味で推移。2023年4月から大きく上昇も、2024年5月中旬から下落し8月以降に上昇。
2025年4月に大きく下落しており、不安定な推移をしています。
事業内容と財務状況について
住友ゴム工業の事業内容と財務状況を確認していきます。
住友ゴム工業(5110)の概要
住友ゴム工業株式会社(すみともゴムこうぎょう、英: Sumitomo Rubber Industries, Ltd.)は、タイヤ、スポーツ用品などを製造する住友グループの企業。
タイヤはドイツのコンチネンタルに次いで、世界第5位。欧米では1999年より2015年までグッドイヤー社と合弁事業を展開していた。
住友ゴム工業 – Wikipediaより抜粋
タイヤ事業ではDUNLOP(ダンロップ)・FALKEN(ファルケン)がメインブランド、スポーツ事業・産業品事業も展開しています。
売上・利益の8割以上がタイヤ事業です。
3か月決算の実績
下記は2025年12月期の各決算期における連結営業利益の推移と前期との比較です。

2025年12月期の連結営業利益は840億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記はキャッシュ・フローの推移です。

2022年12月期の営業CFは減少しましたが、2023年12月期の営業CFは大きく増えています。
配当について
配当金は不安定な推移ですが高い利回りです。株価は上昇・下落し不安定な推移をしています。