キャンドゥ(CanDo)の株価分析!業績好調の株主優待銘柄・株価上昇が落ち着き【2698】

100円ショップで業界3位のキャンドゥ(2698)。業績が好調な事もあり株価が急上昇しました。現在はやや落ち着いていますが、はたして今後の株価はどうなるのか、業績推移や株価チャートを分析してみました。また、配当推移や株主優待も確認していきます。

キャンドゥの株価POINT
  • 株価指標の割高感は強め、配当・優待利回りは高くはない
  • 配当は据え置いているが配当性向は高い水準で推移
  • 株価は急上昇からやや下落推移
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キャンドゥの事業内容と株価指標

はじめにキャンドゥの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,999円
予定年間配当:17円
年間配当利回り:0.85%
予想PER:75.7倍
PBR:2.53倍

2020年10月16日終値時点のデータ

市場平均や同業種と比較すると割高です。特にPERの割高さは気になるところです。年間の配当利回りは低いです。

キャンドゥ(2698)とは

株式会社キャンドゥ(英: CAN DO CO., LTD.)は、100円ショップチェーンを運営する企業である。1位のダイソー、2位のセリアに次ぐ、業界第3位である。100円ショップ「Can★Do」のほか生活雑貨ショップ(315円、525円)を運営する。

フランチャイズ店舗もある。2018年5月現在、全国で展開している。

キャンドゥ – Wikipediaより抜粋

100円以外の高価格帯の販売も行っていますが、企業理念にあるように100円にこだわりを持っています。

参考:企業理念|キャンドゥ

キャンドゥの配当推移と株主優待制度

次にキャンドゥの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はキャンドゥの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月末)と期末配当(11月末)を実施しています。

キャンドゥの年間配当金推移

2015年11月期:15円
2016年11月期:17.5円
2017年11月期:17円
2018年11月期:17円
2019年11月期:17円
2020年11月期:17円(予)

ここ数年の配当は年間17円で据え置きしています。

キャンドゥの利益配分の基本方針は、「将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続」としています。2019年11月期の配当性向は83.1%、2020年11月期の予想配当性向は約64%です。かなり高い水準です。

株主優待について

キャンドゥの株主優待は「店舗で利用することができる優待券」で、権利日は5月末です。2020年5月から下記に優待内容を変更(実質拡充)しています。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円+税相当(20枚)
300株以上4,000円+税相当(40枚)
500株以上6,000円+税相当(60枚)
1,000株以上10,000円+税相当(100枚)

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約1%です。

参考:株主優待制度のご案内|キャンドゥ

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キャンドゥの業績推移と株価チャート

次にキャンドゥの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、経常利益は減少傾向です。

2019年11月期は経常利益18.5億円の見込みでしたが、下方修正を行い13億円となりました。2020年11月期は上方修正を行い増益見通しです。しかし、2018年11月期までは届かない予想です。

株価チャートの推移

下記はキャンドゥ5年分の週足株価チャートです。

業績上方修正や需要増の期待から株価は急激に上昇しました。業績見通しや指標の割高感を考えると株価はかなり過熱し、現在はやや下落しています。

参考:月次情報|キャンドゥ

キャンドゥの決算内容と今後の見通しについて

最後にキャンドゥの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年10月14日の決算にて2020年11月期3Q累計(2019年12月-2020年8月)の連結経常利益は14.4億円と発表。前年同期比26.9%増、通期計画の15.8億円に対する進捗率は91.3%となりました。衛生関連用品・生活必需品の需要増が業績に大きく貢献しています。

今後の見通しについて

一部商品の需要が高まり好調ですが、今後はどこまで影響があるのか見えにくい部分があります。売上推移は悪くないですが、物流コストや人件費の上昇により利益確保がネックとなっています。キャンドゥに限らず、100円ショップでは200円、300円の高価格帯を充実したり効率化を進めて利益を伸ばすために工夫をしています。

競合も多く、どの100円ショップが抜け出すか現状ではわからないですが、節約志向・景気減速の影響もあり今後は100円ショップやディスカウントストアの売り上げが好調になるとみられています。しかし、他の業種でも当てはまることですが、安かろう悪かろうでは人が離れていきます。

「品質の良い安いものを提供する」難しいですが、これを実行できるところが生き残るでしょう。

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