キャンドゥの株価分析!業績・配当推移に加えて株主優待の利回りも分析【2698】

100円ショップで業界3位のキャンドゥ(2698)の株価が今後どうなるのか、業績推移・株価チャートを分析してみました。また、配当推移や株主優待も確認していきます。

キャンドゥの株価POINT
  • 株価指標の割高感は強め、配当・優待利回りにお得感は無い
  • 配当は据え置いているが利益減少により配当性向が上昇、減配の可能性あり
  • 株価は急上昇しているが不透明感は強め
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キャンドゥの事業内容と株価指標

はじめにキャンドゥの事業内容と株価指標を確認していきます。

キャンドゥ(2698)とは

株式会社キャンドゥ(英: CAN DO CO., LTD.)は、100円ショップチェーンを運営する企業である。1位のダイソー、2位のセリアに次ぐ、業界第3位である。100円ショップ「Can★Do」のほか生活雑貨ショップ(315円、525円)を運営する。

フランチャイズ店舗もある。2018年5月現在、全国で展開している。

wikipediaより抜粋

100円以外の高価格帯の販売も行っていますが、企業理念にあるように100円にこだわりを持っています。

参考:企業理念|キャンドゥ

株価指標と配当利回り

下記はキャンドゥの2020年4月28日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:1,925円

予定年間配当:17円

年間配当利回り:約0.88%

予想PER:133倍、PBR:2.49倍

市場平均や同業種と比較するとかなり割高です。特にPERの割高さは気になるところです。年間の配当利回りは低いです。

キャンドゥの配当推移と株主優待制度

次にキャンドゥの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はキャンドゥの配当金の推移です。年2回、中間配当(5月末)と期末配当(11月末)を実施しています。

キャンドゥの年間配当金推移

2015年11月期:15円
2016年11月期:17.5円
2017年11月期:17円
2018年11月期:17円
2019年11月期:17円
2020年11月期:17円(予)

配当は年間17円で据え置きしています。

キャンドゥの利益配分の基本方針は、「将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続」としています。2019年11月期の配当性向は83.1%、2020年11月期の予想配当性向は約118%となっています。減配してもおかしくない水準です。

株主優待について

キャンドゥの株主優待は「店舗で利用することができる優待券」で、権利日は5月末です。2020年5月から下記に優待内容を変更(実質拡充)します。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円+税相当(20枚)
300株以上4,000円+税相当(40枚)
500株以上6,000円+税相当(60枚)
1,000株以上10,000円+税相当(100枚)

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約1.2%です。配当と合わせても約2%なので高い利回りではないです。

参考:株主優待制度のご案内|キャンドゥ

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キャンドゥの業績推移と株価チャート

次にキャンドゥの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はキャンドゥの売上高と経常利益の推移です。

売上は右肩上がりですが、経常利益は減少傾向です。

2019年11月期は経常利益18.5億円の見込みでしたが下方修正を行い13億円となりました。ここ3期は経常利益を当初の見通しより下方修正しているため厳しい状況です。

株価チャートの推移

下記はキャンドゥ5年分の週足株価チャートです。

株価指標は割高で利益も減少していますが、株価はそこまで大きく下落することなく比較的レンジで推移しています。ここ最近では新型コロナウイルスの影響による需要増の影響もあり月次売上が好調なため株価が上昇しています。

参考:月次情報|キャンドゥ

キャンドゥの決算内容と今後の見通しについて

最後にキャンドゥの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年4月14日の決算にて2020年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は5億円と発表、通期計画の13.2億円に対する進捗率は38.4%となりました。

今後の見通しについて

新型コロナウイルスの影響で一部商品の需要が高まり好調です。しかし、既に一部店舗では休業・営業時間の短縮を行っています。今後はどこまで影響するのか見えにくい部分があります。売上推移は悪くないものの物流コストや人件費の上昇により利益確保がネックとなっています。キャンドゥに限らず、100円ショップでは200円、300円の高価格帯を充実したり効率化を進めしっかり利益を伸ばすために工夫をしています。

どの100円ショップが抜け出すか現状ではわからないですが、消費税増税の影響に加え景気減速の影響もあり今後は100円ショップやディスカウントストアの売り上げが好調になるとみられています。しかし、他の業種でも当てはまることですが安かろう悪かろうではすぐに人が離れていきます。「品質の良い安いものを提供する」難しいですが、これを実行できるところが生き残るでしょう。

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