キャンドゥ(CanDo)の株価分析!TOBでストップ高・やや厳しめの業績だが今後どうなる【2698】

100円ショップで業界3位のキャンドゥ(2698)。イオンによるTOBで株価はストップ高に。はたして今後の株価はどうなるのか、業績推移や株価チャートを分析してみました。また、配当推移や株主優待も確認していきます。

キャンドゥ(CanDo)の株価POINT
  • 指標の割高感は強め、配当・優待利回りは低め
  • TOBで大きく株価上昇
  • 伸びしろもあるが競合も強い
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キャンドゥの株価指標と事業内容

はじめに、キャンドゥの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標と配当利回り

株価:2,258円
予定年間配当:17円
年間配当利回り:0.75%
予想PER:118倍
PBR:2.85倍
時価総額:379億円

2021年10月15日終値時点のデータです。
最新の株価はコチラ⇒(株)キャンドゥ【2698】:Yahoo!ファイナンス

市場平均や同業種と比較すると割高で、特にPERはかなり割高です。

キャンドゥ(2698)とは

株式会社キャンドゥ(英: CAN DO CO., LTD.)は、100円ショップチェーンを運営する企業である。1位のダイソー、2位のセリアに次ぐ、業界第3位である。100円ショップ「Can★Do」のほか生活雑貨ショップ(315円、525円)を運営する。

日本全国で店舗を展開するほか、海外進出もしている

キャンドゥ – Wikipediaより抜粋

100円以外の高価格帯の販売も行っていますが、企業理念で100円にこだわりを持っています。業界3位ですが、1位のダイソー、2位のセリアが高いシェアを持っています。

キャンドゥの業績推移と株価チャート

次に、キャンドゥの業績推移と株価チャートを見ていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は右肩上がりですが、経常利益は不安定です。2021年11月期は増益見通しでしたが、下方修正を行い減益見通しに変更しています。

株価チャートの推移

下記はキャンドゥ5年分の週足株価チャートです。

2021年10月14日にイオン(8267)がキャンドゥに対してTOB実施を発表。TOB価格を2,700円に設定したこともあり、株価はストップ高となっています。

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キャンドゥの配当推移と株主優待制度

次に、キャンドゥの配当推移と株主優待制度を見ていきます。

配当金の推移

下記はキャンドゥの配当金推移です。年2回、中間配当(5月末)と期末配当(11月末)を実施しています。

キャンドゥの年間配当金推移

2016年11月期:17.5円
2017年11月期:17円
2018年11月期:17円
2019年11月期:17円
2020年11月期:17円
2021年11月期:17円(予)

配当金は年間17円で据え置き推移です。配当性向は2019年11月期が83.1%、2020年11月期が61.5%、2021年11月期の予想が約89%です。

利益配分の方針を確認

キャンドゥの利益配分の基本方針は、「将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続」としています。

株主優待について

キャンドゥの株主優待は「店舗で利用することができる優待券」、権利日は5月末です。2020年5月から下記に優待内容を変更(実質拡充)しています。

保有株式数優待内容
100株以上2,000円+税相当(20枚)
300株以上4,000円+税相当(40枚)
500株以上6,000円+税相当(60枚)
1,000株以上10,000円+税相当(100枚)

100株保有で年間2,000円相当なので優待利回りは約0.9%です。

参考:株主優待制度のご案内|キャンドゥ

キャンドゥの決算内容と今後について

最後に、キャンドゥの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2021年10月14日の決算にて、2021年11月期3Q累計(2020年12月-2021年8月)の連結経常利益は10.7億円と発表。あわせて通期の同利益を17.7億円予想から12億円予想に下方修正しています。

今後について

イオンのTOB価格が2,700円というのもあり、株価が大きく上昇。今後の相互成長期待値もあります。

シナジー効果

イオンの連結子会社化となった場合、イオングループのスーパー・ドラッグストアなど多くの出店機会が増えるのが見込まれ、海外展開の加速も期待できます。

リスク要因

イオンの第一回公開買付け価格は2,700円、第二回の予定価格は2,300円としています。どちらも近年の株価を考えると高めの価格です。また、100円ショップ業界全体で見ると、200円・300円の高価格帯を充実化、ITを利用した効率化を進めるなど利益を伸ばす工夫をしています。競合も強く、どの100円ショップがさらに抜け出すか現状では見えにくいです。

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