キャンドゥの株価は割高?配当・優待利回りを考えてみる【2698】

100円ショップで業界3位のキャンドゥ(2698)の株価と株主優待について考えてみました。

株価の指標は割高を示し、業績も良くないですが、そこまで大きく株価は下落していません。はたして今後の株価がどうなるか業績推移や各指標、配当利回りなどから考えてみました。

  • キャンドゥの株価指標、配当と株主優待を確認
  • キャンドゥの業績推移と株価チャートについて
  • 最近の業績から今後の見込みについて考察

現在の株価指標と配当・株主優待について

まず初めにキャンドゥの株価指標、配当と株主優待を見ていきます。

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:1,600円

予定年間配当:17円

年間配当利回り:約1%

PER:79.6倍、PBR:2.03倍

市場平均や同業種と比較しても割高水準で、特にPERの割高さは気になるところです。配当利回りも低いです。

※株価は2019年10月31日終値

配当推移について

下記はキャンドゥ過去の配当推移です。

2014年11月期2015年11月期2016年11月期2017年11月期2018年11月期2019年11月期(予)
17.5円15円17.5円17円17円17円

配当は17円で据え置きです。

キャンドゥの利益配分の基本方針は、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続していくこととしています。

現在、利益が減少したことで配当性向が上がっています。2019年11月期の利益予測から算出される配当性向は約84%と危険な水準です。

参考:2018年11月期 決算短信|キャンドゥ公式サイト

株主優待について

キャンドゥの株主優待は権利日5月末、100株以上保有で店舗で利用することができる優待券20枚(2,000円+税)です。

優待券を全て返送することにより自社指定商品と交換することができます。優待利回りは1株1,600円(100株で160,000円)で2,000円相当なので約1.3%です。

参考:株主優待制度のご案内|キャンドゥ公式サイト

業績推移と株価チャートについて

次にキャンドゥの業績推移と株価チャートを見ていきます

売上と利益の推移

下記はキャンドゥの過去5期分+今期の予想の売上高・経常利益の推移です。

売上は若干伸びていますが、ここ3年ほど経常利益は減少傾向です。2019年11月期は当初18.5億円の見込みでしたが下方修正を行い13.4億円の見通しとなっています。

中々厳しく、苦しんでいる印象です。

株価チャートについて

下記はキャンドゥの直近約3年の週足株価チャートです。

株価の指標は割高で、業績も伸び悩んでいる中で若干下落していますが、大きく下落することなく比較的レンジで推移しています。

最近の業績・今後の見通しについて

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年10月15日の決算にて2019年11月期第3四半期累計(18年12月-19年8月)の連結経常利益は11.3億円と発表しました。

あわせて、通期の同利益を従来予想の18.5億円から13.4億円に下方修正しました。下方修正した通期計画に対する進捗率は84.9%となりました。

月次売上の速報値では7月、8月、9月は前年比でプラスとなっている点は明るい材料です。

参考:月次情報|キャンドゥ公式サイト

今後の見通しについて

100円ショップ関連の銘柄ですが、セリア、ワッツともに株価が週足で下落トレンドですが、キャンドゥは利益が伸び悩んでいる中で株価は何とか持ちこたえている印象です。

この先、消費税増税の影響で100円ショップやディスカウントストアの売り上げが好調になるとみられている一方で、物流コストや人件費の上昇により利益確保がネックとなります。

100円ショップではありますが、200円、300円の価格帯を充実したり効率化を進めしっかり利益を伸ばすために各社工夫をしています。

どの100円ショップが抜け出すか現状ではわからないですが、個人的には多くのメーカーが商品が値上げしていることもあり、100円ショップに限らず、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの安いものに人が流れる可能性は高いとみています

しかし、安かろう悪かろうではすぐに人が離れてしまいます。品質の良い安いものを提供する。難しいですが、これを実行できるところが生き残ることでしょう。

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