ヤマハ発動機の株主優待は商品引き換えポイント・株価上昇推移【7272】

二輪やマリン事業で世界大手のヤマハ発動機(7272)、株主優待制度はカタログギフトのような商品が選択できるポイントを実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ヤマハ発動機のPOINT
  • 比較的人気の株主優待制度を実施、株式分割で実質拡充
  • 配当は高めの利回り、株価上昇推移
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年5月30日終値時点)

株価:1,510.5円
予想PER:8.53倍
PBR:1.31倍
予想EPS:176.98円
時価総額:1兆5,870億円

最新の株価参考:ヤマハ発動機(株)【7272】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「地元の名産品などと交換できるポイント」を実施、優待権利月は12月です。

保有株式数優待内容
100株以上 300株未満1,000ポイント(3年未満)
2,000ポイント(3年以上)
300株以上 1,000株未満2,000ポイント(3年未満)
3,000ポイント(3年以上)
1,000株以上 3,000株未満3,000ポイント(3年未満)
4,000ポイント(3年以上)
3,000株以上4,000ポイント(3年未満)
5,000ポイント(3年以上)

カタログギフトのような感じで、複数商品の中から選ぶことができる比較的人気の優待です。

優待利回り

商品により金額差がありますが、1ポイント1円で換算すると、100株保有で年間1,000円相当とした場合、優待利回りは約0.7%です。

参考:株主優待|ヤマハ発動機

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:50円
予想年間配当利回り:3.31%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

2020年12月期は中間配当を見送りましたが、その後は連続増配で推移。2024年12月期も増配予定としています。

配当性向は2023年12月期が29.5%、2024年12月期の予想が約28%です。

株主還元方針の確認

配当方針は「自社株買いも含め総還元性向は中期経営計画期間累計で40%を目安」としています。

参考:配当|ヤマハ発動機

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

連続減益で厳しい推移でしたが、2021年12月期は大きく回復し、過去最高益を更新。その後も営業増益で推移しています。

2024年12月期は営業増益見通しとしています。

参考:主要財務データ|ヤマハ発動機

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年10月以降、上昇が強めに推移しています。2024年以降で見ても緩やかに上昇推移しています。

また、2023年12月31日を基準日に1株を3株に株式分割しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

ヤマハ発動機(7272)の概要

ヤマハ発動機株式会社(ヤマハはつどうき、英: Yamaha Motor Co., Ltd.)は、オートバイを中心とした輸送用機器を製造するメーカー。

二輪の売上規模は世界第2位であり、船外機やウォータービークルの販売台数は世界首位。

ヤマハ発動機 – Wikipediaより抜粋

ヤマハ発動機は二輪車が有名ですが、船外機・水上オートバイなどのマリン事業や産業ロボットも事業として行っています。

また、海外売上比率が90%を超えています。

3か月決算の実績

下記は3か月決算の連結営業利益の実績と前期との比較です。

2024年12月期の営業利益は2,600億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2022年12月期、2023年12月期の営業CFが減少しています。

配当・優待について

配当は大きく回復した影響もあり高めの利回りです。配当性向も問題のない水準です。

株主優待制度は株式分割により実質的に拡充。3年以上の長期保有の場合、利回りが上昇します。

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