山崎製パンの株価分析!業績悪化で株価は不安定な動き。配当・優待利回りも低め【2212】

日本最大の製パン企業、山崎製パン(2212)ですが業績回復が鈍くなかなか株価が上昇せず推移しています。果たして今後の山崎製パンの株価と配当はどうなるのか、配当・株主優待はお得なのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

山崎製パンの株価POINT
  • 配当・株主優待の合計利回りは低めでお得感は薄い
  • 業績下方修正が続いており中々厳しい状況
  • 株価は過去と比較すると安めだが、短期的な不安は強い
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山崎製パンの事業内容と株価指標

はじめに山崎製パンの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,776円
予定年間配当:22円
年間配当利回り:1.24%
予想PER:39.8倍
PBR:1.19倍

2020年9月15日終値時点のデータ

PERは割高、PBRはやや割安です。年間の配当利回りは低めです。

山崎製パン(2212)とは

山崎製パン株式会社(やまざきせいパン)は、日本最大、世界第2位の規模の製パン企業。

略称は「ヤマザキパン」、「ヤマザキ」、「山パン」など。フランチャイズ方式のコンビニエンスストア業態としてデイリーヤマザキ、ニューヤマザキデイリーストア(ヤマザキデイリーストア)、ボランタリー・チェーン方式の小売契約業態としてヤマザキショップ、ヤマザキスペシャルパートナーショップ(YSPS)を展開している

山崎製パン – Wikipediaより抜粋

パンで国内シェア約4割、売上・利益の大半が食品事業です。子会社には不二家、東ハト、サンデリカなどがあります。

参考:セグメント情報|山崎製パン

山崎製パンの業績推移と株価チャート

次に山崎製パンの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2017年12月期-2019年12月期の3期連続で当初の経常利益の計画を下方修正。2020年12月期も下方修正し増益見通しから減益見通しに変更しています。

株価チャートの推移

下記は山崎製パン5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は2018年7月や2020年4月のように急落する場面も見られます。急上昇するときもあり、方向感がつかめない動きをしています。ここ最近の株価はやや軟調です。下落メドは1,600円と見ることが出来ます。

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山崎製パンの配当推移と株主優待

次に山崎製パンの配当推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記は山崎製パンの配当金の推移です。期末(12月)の一括配当を実施しています。

2017年12月期の配当は普通配当が20円、創業70周年の記念配当が3円の合計23円です。

配当方針は「連結配当性向25%を目標に株主の皆様への安定した配当を継続する」としています。2018年12月期の配当性向は32.2%、2019年12月期の配当性向は31.3%、2020年12月期の予想配当性向は約49%。方針より高い水準です。

参考:配当政策|山崎製パン

株主優待制度について

山崎製パンの株主優待は1,000株以上保有で「3,000円相当の自社製品詰め合わせ」です。12月末が権利日です。

1,000株以上なので、約180万円必要なのは中々厳しいですね。3,000円相当なので優待利回りは約0.16%です。

参考:株主優待|山崎製パン

山崎製パンの決算内容と今後

最後に山崎製パンの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年8月4日の決算にて2020年12月期2Q累計(1-6月)の連結経常利益は109億円と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の300億円から222億円に下方修正しています。前年同期比でも26.3%減と苦戦しています。

今後について

人件費や物流費の増加に加え、パンの材料の小麦価格を中心に、砂糖やチョコレート原料などの原材料価格やエネルギーコストの増加は利益圧迫のリスクです。

国内では圧倒的なシェアがあるため、ある程度の商品価格値上げを行うことは可能と考えられます。しかし、短期業績見通しの不安感、配当・優待の利回りの低い点で中々厳しいです。

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