ニトリホールディングスの株価と配当はどうなるか。業績は好調だが株価はやや不安定な動き【9843】

家具・インテリア販売チェーンのニトリホールディングス(9843)。業績はかなり好調に推移し、株価も長期で上昇トレンドで推移していましたが、ここ約2年ほどは株価が下落することもありました。果たして今後の株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ニトリHDの株価POINT
  • 株価指標は割高感があり年間配当利回りは低め
  • 業績推移・配当推移は好調、今後の上昇期待値は高め
  • 株価にはまだ業績好調さがある程度織り込まれている状態
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ニトリHDの事業内容と株価指標

はじめにニトリホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

ニトリホールディングス(9843)とは

株式会社ニトリ(英: Nitori Co., Ltd.)は、インテリア(家具)小売業大手の企業である。一代で大手家具企業に登りつめた。世界に約100店舗を展開するチェーンストア指向企業。2010年11月に旧・株式会社ニトリが、持株会社「ニトリホールディングス」へ移行し、新たに「株式会社ニトリ」として設立された。2012年にアメリカ合衆国で Nitori USA,Inc.を設立、昭雄の名からとった「Aki-Home」(アキ・ホーム)の名で翌年から店舗展開している。

業態としては家具とホームファッションをともに扱う「ホームファニシング」に該当する。日本ではあまり馴染みのない言葉ではあるが、イケアなど欧米では一般的な業態である。実際、事業展開に当たっては、イケアを手本の一つにしているという。

wikipediaより一部抜粋

全国トップの家具・インテリア製造小売りチェーンで32期連続で増収・増益です。日本国内だけでなく、中国・台湾・アメリカへも展開しています。

参考:数字で見るニトリ|ニトリホールディングス

株価指標と配当利回り

現在の株価:15,705円

予想年間配当:115円

年間配当利回り:0.73%

予想PER:23.3倍、PBR:3.15倍

※株価は2020年4月9日終値

株価指標は割高感があります。年間の配当利回りは低く、株価は1万円を超える値がさ株です。

ニトリHDの配当推移と株主優待制度

次にニトリホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はニトリホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(8月)と期末配当(2月)を実施しています。

ニトリHDの年間配当金推移

2016年2月期:65円
2017年2月期:82円
2018年2月期:92円
2019年2月期:97円
2020年2月期:108円
2021年2月期:115円 (予)

配当は増配推移しています。

株主還元の基本方針として「将来にわたり安定的な配当を実施することを、経営の重要政策」としています。配当性向ですが2020年2月期が16.9%、2021年2月期の予想は約17%の見通しです。まだまだ余裕のある配当性向で増配は今後も続くと考えられます。

参考:配当金情報|ニトリホールディングス

株主優待制度について

ニトリの株主優待は「お買物優待割引券」です。権利日は2月で100株以上保有で対象です。10%割引になる券が5枚いただけます(1枚につき10万円上限)。1年以上継続保有で10枚に、1年以上継続保有かつ500株以上保有で15枚になります。

10%割引なのでどちらかというとオマケ的な優待ですね。

参考:株主優待情報|ニトリホールディングス

ニトリHDの業績推移と株価チャート

次にニトリホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はニトリホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

売上・利益ともに好調に推移しています。2021年2月期も増収・増益予定で過去最高益を更新する見通しです。

株価チャートの推移

下記はニトリホールディングス5年分の週足株価チャートの推移です。

2018年6月までは好調に株価が推移し、一時は2万円の株価も視野に入っていました。しかし、その後は売上速報や決算にて株価の動きが不安定になっています。新型コロナウイルスの影響が出る前は上昇時の株価まで戻る勢いでしたが、今はやや下落した位置です。

ニトリHDの決算内容と今後について

最後にニトリホールディングスの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年4月6日の決算にて2020年2月期の連結経常利益は1,095億円と発表、2021年2月期は1,133億円の見込みと発表、34期連続で過去最高益を更新する見通しです。また、2021年2月期の年間配当は115円とする方針です。

今後について

新型コロナウイルスの影響で来店客の減少が上期(8月)まで継続すると仮定して業績見通しを出しています。当然ですが、終息時期によって変動する可能性はあります。また、家具インテリア業界は競合の進化など業態を越えた販売競争の激化や物流コストの上昇などのリスクもかかえます。

株価指標には割高があり、値がさ株という手の出しずらさはあるものの、ここ何年かの業績推移は当初の見通しから大きくブレていないという点で安心感はあります。

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