コクヨの株主優待は自社商品・配当は連続増配で高い利回り【7984】

事務用品最大手のコクヨ(7984)、株主優待制度は自社製品を実施しています。株主優待に加え、配当状況・業績推移・株価推移を確認していきます。

コクヨのPOINT
  • 株主優待は500株以上保有で対象、利回り低い
  • 配当は増配推移、高い利回り
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株価指標と株主優待について

コクヨの株価指標と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2025年4月30日終値時点)

株価:2,927.5円
予想PER:16.5倍
PBR:1.26倍
予想EPS:177.38円
時価総額:3,388億円

最新の株価参考:コクヨ(株)【7984】:Yahoo!ファイナンス

株主優待制度について

株主優待制度は「自社グループ商品」を実施しています、優待権利月は12月で500株以上が対象です。

保有株式数優待内容
500株以上 1,000株未満自社グループ商品 4,000円相当
1,000株以上自社グループ商品 7,000円相当

優待利回り

500株保有で4,000円相当とすると優待利回りは約0.3%です。

参考:株主優待制度|コクヨ公式サイト

配当金の情報

2025年12月期の予定年間配当:91円
予想年間配当利回り:3.11%

配当金の推移

下記は配当金の推移です。配当権利日は、6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2025年12月期も増配予定としています。

配当性向は2024年12月期が40.1%、2025年12月期の予想が約50%です。

株主還元方針の確認

株主還元方針は「原則として年間配当金(特別配当等を除く)が前年度の年間配当金を下回らない(いわゆる累進配当)こと及び配当性向50%を目指す」としています。

参考:配当状況|コクヨ公式サイト

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業績推移と株価チャートについて

コクヨの業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年12月期は利益が回復、2023年12月期は増益となりましたが、2024年12月期は減益に。

2025年12月期は営業増益見通しとしています。

参考:業績ハイライト|コクヨ

株価の推移

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年8月から上昇していましたが、2021年9月から下落。

2022年3月以降は大きく上昇していますが、2024年8月の様に大きく下落する場面もあります。

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事業内容と財務状況について

コクヨの事業内容と財務状況を確認していきます。

コクヨ(7984)とは

コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社。

代表的な商品には、「Campus(キャンパス)ノート」などがある。IT化の昨今でも広く使われているものに会計帳簿がある。

独立系の企業だが、株主として三井住友銀行の資本が入っている。

コクヨ – Wikipediaより一部抜粋

コクヨは中期経営計画にて「空間価値」、「ビジネスサプライ」、「グローバルステーショナリー」の3つの事業ドメインを設定しています。

具体的には「国内外のファニチャー事業(家具)」、「オフィス関連用品、オフィス通販」、「ステーショナリー事業(文具)」です。

3か月決算の実績

下記は2025年12月期の各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較です。

2025年12月期の連結経常利益は245億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

2022年12月期の営業CFは減少しましたが、2023年12月期は大きく増加しています。

優待・配当について

株主優待制度は500株以上保有が対象となるため、若干ハードルがあり利回りも低いです。

配当は連続増配当、安定的な推移をしており高い利回りです。

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