ジンズホールディングス(JINS)の株主優待は買い物券で高利回り【3046】

「J!NS」ブランドのメガネ製造・販売を行うジンズホールディングス(3046)、株主優待制度は買い物優待券(クーポン)を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ジンズホールディングスのPOINT
  • 指標は割高感あり、配当利回りは低め
  • 株主優待制度は買い物券、高めの利回り
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年5月31日終値時点)

株価:3,695円
予想PER:29.74倍
PBR:3.81倍
予想EPS:124.25円
時価総額:886億円

最新の株価参考:(株)ジンズホールディングス【3046】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「買い物優待券(9,000円分+税分)」を実施しています。100株以上保有で権利日は8月末、国内直営ショップ・オンラインショップで利用できます。

2022年8月に5,000円分から9,000円分に拡充しています。

優待利回り

100株保有で年間9,900円相当とした場合、優待利回りは約2.7%です。

参考:株式情報 – 優待情報|株式会社ジンズホールディングス

配当金の情報

2024年8月期の予定年間配当:41円
予想年間配当利回り:1.11%

配当金の推移について

下記は配当金推移です。配当権利日は2月(中間配当)と8月(期末配当)です。

2022年8月期は期末配当を見送り大きく減配、2024年8月期は増配予定としています。

配当性向は2023年8月期が50.3%、2024年8月期の予想が約33%です。

配当の基本方針について

配当の基本方針は「継続的かつ安定的な配当を実現」、「連結配当性向30%を目途に配当を実施」としています。

大きく修正している時もあり、今後も業績次第で大きく変動する可能性が想定されます。

参考:株式情報 – 配当情報|株式会社ジンズホールディングス

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年8月期から2022年8月期まで営業利益・経常利益が連続減益で推移。期初の見通しから下方修正を行い厳しい業績推移です。

2023年8月期は営業増益に、2024年8月期は更に増益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|株式会社ジンズホールディングス

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は上昇気味のレンジで推移していましたが、2022年以降は厳しい業績や今後の警戒感もあり大きく下落。

2023年11月以降は底値を抜けていますが、不透明感が強い推移です。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

ジンズホールディングス(3046)の概要

株式会社ジンズ(英: JINS Inc.)は、研究開発から生産販売まで一貫して展開するメガネブランド「JINS」(ジンズ、ロゴ表記はJ!NS)を運営する会社である。

2019年1月にホールディングス体制に移行、社名をジンズホールディングスに変更、JINS事業をジンズジャパンが継承。

ジンズ – Wikipediaより抜粋

「J!NSブランド」のアイウエア(眼鏡)の製造、販売を行っています。ウェアラブル眼鏡「JINS MEME」でのアプリ課金も展開しています。

3カ月決算の実績

下記は各決算期における連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年8月期の連結経常利益は54.5億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フローの推移です。

営業CFは比較的安定した推移です。

配当・優待について

配当は業績に連動し不安定な推移です。割高感が強く、利回りは低めです。

株主優待制度は優待クーポンを実施、1回の利用ですが利回りは高いです。

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