ビックカメラの株主優待は買い物券・業績回復見通しで株価上昇【3048】

家電量販店大手のビックカメラ(3048)、株主優待制度は買い物券を実施。株主優待に加え、株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

ビックカメラのPOINT
  • 株主優待は長期保有で利回り上昇
  • 業績回復見通しで株価上昇
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株価情報と株主優待

株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年7月16日終値時点)

株価:1,634円
予想PER:27.97倍
PBR:1.9倍
予想EPS:58.42円
時価総額:3,074億円

最新の株価参考:(株)ビックカメラ【3048】:Yahoo!ファイナンス

株主優待について

株主優待制度は「お買物優待券」を実施しています、優待権利月は2月、8月です。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円分 8月:1,000円分
500株以上2月:3,000円分 8月:2,000円分
1,000株以上2月:5,000円分 8月:5,000円分
10.000株以上2月:25,000円分 8月:25,000円分
100株以上
<8月のみ>
1年以上:1,000円分追加 2年以上:2,000円分追加

ネット通販でも利用できる使いやすい優待です。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

優待利回り

100株保有で年間3,000円相当とした場合、優待利回りは約1.8%です。

配当金の情報

2024年8月期の予定年間配当:24円
予想年間配当利回り:1.47%

配当金の推移について

下記は配当金の推移です。配当権利日は2月(中間配当)と8月(期末配当)です。

配当金は2020年8月期に減配、2024年8月期は増配予定としています。

配当性向は2023年8月期が87.4%、2024年8月期の予想が約41%です。

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業績推移と株価推移

業績推移と株価推移を確認していきます。

売上高と利益の推移

下記は売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2020年8月期は業績下方修正を行い大きく減益となりました。2021年8月期は回復しましたが、2023年8月期は減益に。

2024年8月期は大きく増益見通しとしています。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価のチャート

下記は5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年3月にインバウンド需要減の警戒感から下落しましたが、すぐに戻っています。

2022年は上昇推移も2023年に入ると下落。2023年11月以降は上昇しています。

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事業内容と財務状況

事業内容と財務状況を確認していきます。

ビックカメラ(3048)の概要

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本の家電量販チェーン。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

レールサイド戦略をとっており、ヨドバシカメラとともに都市部の駅前への出店が多い。

ビックカメラ – Wikipediaより抜粋

子会社にはコジマ(7513)、ソフマップ、日本BS放送など多くあります。楽天と新会社の「ビックカメラ楽天」を設立し、通販の「楽天ビック」を展開しています。

過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本・業務提携していましたが、現在は提携解消しています。

3カ月決算の実績

下記は3か月決算の連結経常利益の推移と前期との比較です。

2024年8月期の連結経常利益は246億円見通しとしています。

キャッシュフロー

下記はキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは上下が大きいです。

配当・優待について

株主優待制度は使いやすい買い物券を実施しており、長期保有で金額が上昇。100株で2年以上保有している場合は5,000円分となり、高めの利回りです。

2024年8月期は業績回復を見込み、増配予定としていますが株価が上昇した影響で配当利回りは低めです。

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