ビックカメラの株価下落は止まった?配当・株主優待の利回りを確認【3048】

ビックカメラ(3048)の株価が業績の伸び悩みで下落していました。しかし、株価が下落したことで割安感が出た事、株主優待のお得さ下落が止まり、現在はやや株価が上昇しています。

果たしてビックカメラの株価はどうなるのか。業績推移や株価チャート、株主優待を分析してみました。

ビックカメラの株価POINT
  • まだ割高感はなく、配当・優待利回りも約3.8%とお得感はある
  • 大幅増配の期待値は低いけど、減配する可能性はかなり低い
  • ネット通販・PB商品強化がどこまで業績に影響するか
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ビックカメラの事業内容と株価指標の確認

まずはビックカメラの事業内容と現在の株価・配当利回りを確認していきます。

ビックカメラ(3048)とは

ビックカメラ(BIC CAMERA INC.)は、日本で家電量販店を経営する企業。業界第2位。子会社にコジマ、ソフマップなどがある。

wikipediaより

2019年8月現在、全国に40店舗以上の直営店があり、コジマ(7513)の株式50%を保有しており連結子会社としています。過去には同業のエディオン、ベスト電器と資本提携・経営統合を模索していましたが、現在は提携解消しています。

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:1,309円

予定年間配当:20円

年間配当利回り:約1.5%

予想PER:15倍、PBR:1.7倍

※株価は2020年1月17日終値

過去と比較すると割安ですが、明らかに割安という感じではないです。配当利回りは平均よりやや低めです。

ビックカメラの財務状況

時価総額:2,347億円

自己資本比率:33.4%

ROE:11.5%、ROA:6.7%(2020年8月期予想)

ビックカメラの業績推移と株価チャートの確認

次にビックカメラの業績の推移と株価チャートの動きを確認していきます。

売上・経常利益の推移

売上は順調に右肩上がりです。経常利益は2019年8月期は当初増益の見通しでしたが下方修正を行い、減益になりました。2020年8月期は増益の見通しです。

参考:財務情報|株式会社ビックカメラ

株価チャートを確認

下記はビックカメラの5年分の週足株価チャートです。

下落トレンドで推移していた株価ですが、業績復活の兆しや割安感から現在は株価が上昇しています。1,400円付近で上昇が止まるか、下落して1,100円付近まで下がるかという感じです。

ビックカメラの株主優待と配当推移を確認

次にビックカメラの株主優待制度と配当金の推移をみていきます。

株主優待制度について

ビックカメラの株主優待は「お買物優待券」です。年2回いただけます。長期保有の場合、優待金額が増えます。

保有株式数優待内容
100株以上2月:2,000円(1,000円券×2枚)
8月:1,000円(1,000円券×1枚)
500株以上2月:3,000円(1,000円券×3枚)
8月:2,000円(1,000円券×2枚)
1,000株以上2月:5,000円(1,000円券×5枚)
8月:5,000円(1,000円券×5枚)
10.000株以上2月:25,000円(1,000円券×25枚)
8月:25,000円(1,000円券×25枚)
100株以上
<8月のみ>
1年以上2年未満:1000円券1枚追加
2年以上:1,000円券2枚追加

100株保有(130,900円)の場合、年間3,000円相当のため優待利回りは約2.3%です。ネット通販でも利用できる使いやすい優待で結構お得な利回りです。

参考:株主優待制度|株式会社ビックカメラ

配当推移を確認

下記はビックカメラの配当金の推移です。

ビックカメラの年間配当金推移

2015年8月期:10円
2016年8月期:12円
2017年8月期:12円
2018年8月期:20円
2019年8月期:20円
2020年8月期:20円(予)

ここ数年の配当は現状維持傾向です。

2020年8月期の利益予想などを考えると今後の大きな増配期待度は小さいです。とはいえ、配当性向はここ数年20%台なので、多少の増配はありそうですし、減配はよほどのことがない限りなさそうです。

ビックカメラの直近決算と今後について

最後にビックカメラの直近決算と今後について考えていきます。

直近の決算内容について確認

2020年1月10日の決算にて2020年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は48.1億円と発表。上期計画の108億円に対する進捗率は44.6%、通期計画の269億円に対する進捗率は17.9%となりました。

増税前の駆け込み需要などの影響から前年同期比で44.9%増と好調です。

今後について

2019年8月期の業績下方修正の主な原因はインバウンドが大幅減収になったことです。中国の景気減退を考えると、インバウンド需要が盛り返すにはしばらく時間がかかりそうです。

家電量販店は競争が激化しており、各社それぞれ新たな手を打っています。ビックカメラはネット通販強化、プライベートブランド商品の拡大を進めています。現在の株価に割高感もなく、他の家電量販銘柄よりROE、ROAの数値が高いです。

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